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Mozillaがレンダリングエンジンとロゴを一新

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Mozillaは、今年を大きな節目の年にするつもりだ。たとえば、この団体のメインのプロダクトであるFirefoxブラウザーは、レンダリングエンジンを一新する。ここ数年、Firefox OSやHelloの例が示すように、何もかもちぐはぐに見えたMozillaだが、同団体がオープンWebエコシステムの柱であることに変わりはない。しかし2017年が始まるにあたってMozillaは、そのルックスも一新しようとしている。その取り組みは、これまでのブランドイメージからの、思い切った決別だ。あの、元祖Mosaicブラウザーと、世界的な人気キャラ、ゴジラとの合体であるネーミング‘Mozilla’を表す恐竜のロゴも、永遠にさよならだろう。

Mozillaの新しいロゴ’moz://a’は、URLの形をしている。“まるでURLのような新しいロゴは、インターネットがMozillaの中核であることをあらためて強調している。われわれはリンクというものの当初の意図に、あくまでもこだわる。それは、インターネットの豊富なコンテンツへの、途中の選別や加工などのない、自由なアクセスを意味している”、とMozillaは説明している。

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この新しいロゴに使われている“Zilla”フォントは、いかにもMozillaらしく、オープンソースのライセンスで無料で入手できる。これをデザインしたTypothequeは、かつてのWebの暗黒時代に、Webのためのフォントというものを初めてリリースした活字工房だ。

ぼくはマーケターではないので、今のMozillaに本当に新しいブランドイメージが必要なのか、それはわからないけど、でも、Webそのものをストレートに強調し、それが同団体の中核的ミッションであることを表す新しいロゴは、それまでのゴジラの頭よりは良いと思う。ここ数年Mozillaは、モバイルOSやIoTにまで色気を示したりして、自分を見失っているのではないかと危惧された。しかしMozillaは、非営利団体として、Webの同業者たちに、誠実でオープンという姿勢の見本を示している。昔ほど大きなマーケットシェアを持っていないFirefoxも、依然としてオープンWebエコシステムの心臓部であり続けている。今年もその点だけは、変わらないでほしい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))