Apple、macOS 10.12.3を公開。MacBook ProのGPUとバッテリーの問題を修正

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つい先ほどAppleはmacOS Sierraのアップデートを公開した。10.12.3はバグフィックスのアップデートだが、昨年末に発売された新しいMacBook Proにとっては待望の変更だ。今日のアップデートで、Appleは15インチモデルのグラフィックチップセットに関するいくつかの修正を実施した。またAppleは、バッテリー寿命に影響を与えていたSafariのアイコン取得バグも修正した。

新しいMacBook ProのGPUがオーバーヒートしていると見られるスクリーンショットやビデオが数多く出回っている。その結果グラフィックに不具合が生じ、コンピューターが使えなくなる。

この最後のビデオは何十万回も見られているので、よく起きる問題なのだろう。Appleは、前回のアップデートで、既にこの問題を修正したと言っていた。しかし、いくつか修正もれがあったようだ。Adobe Premier Proのヘビーユーザーや、15インチモデルでGPUを多用する作業をしてこの問題に遭遇したことのある人は、今回の修正で完全に直るはずだ。

今月Appleは、Consumer Report誌がMacBook Proで行ったバッテリーベンチマークについても声明を発表した。Consumer Reportによると、MacBook Proのバッテリー寿命の成績はよくない。MacBook Proのバッテリーはすばらしいというわけではないが、AppleはConsumer Reportのベンチマークに影響を与えていたバグを発見した。

Safariのアイコン取得バグは、リソースを使い過ぎていた。Appleは10.12.3 beta 3で修正を済ませており、macOS 10.12.3のファイナル版にはSafariのアップデート(10.0.3)も付いてくるようだ。

このアップデートには、ほかにもいくつかの小さな修正があるほか、重要なセキュリティー・アップデートが入っている。Mac App Storeでダウンロードして最新バージョンにアップデートすることをお勧めする。

リリースノートの全文は以下の通り:

  • MacBook Pro(2016年10月、15インチ)の自動グラフィクス・スイッチングを改善した。
  • Adobe Premiere Proのプロジェクトを、MacBook ProのTouch Barモデル(2016年10月、13インチおよび15インチ)でエンコードする際のグラフィクス問題を解決した。
  • プレビューでスキャンされたPDF文書の検索ができいバグを修正した。
  • 暗号化を有効にしてエクスポートされたPDF文書の互換性問題を解決した。
  • 一部のサードパーティー・アプリケーションで、デジタルカメラの画像を正しくインポートできない問題を解決した。

エンタープライズ向け:ネットワークまたはキャッシュされたユーザーアカウント(例えばActive Directoryアカウント)で、maxFailedLoginAttemptsパスワードポリシーを使用しているものが無効化される問題を解決した。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook