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Appleのオリジナル番組は「マネーの虎」プラス「エスカレーターピッチ」―ジェシカ・アルバも審査員

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AppleはついにオリジナルTV番組のベールを外した。公開されたのはAppleとして初めてのリアリティー・ショー形式の帯番組の予告編だ。Planet of the Apps〔Appの惑星〕と名付けられたこの番組は、RecodeのCode Mediaカンファレンスで予告編が公開された。予告編から判断すると番組は起業家がベンチャーキャピタリスに事業計画を売り込むShark Tank〔アメリカ版「マネーの虎」〕のフォーマットのようだ。

ジェシカ・アルバ、グィネス・パルトロー、Will.i.am、ゲイリー・ヴェイナーチャックという4人のセレブが審査員を務める。売り込みの勝者に投資する大役を担うベンチャーキャピタルはLightspeed Ventureだ。

また予告編ではYelpやUberが起業家チームにアドバイスしていた。勝者が作成したアプリはApp Storeのホームページで大きく取り上げられる。

番組はApple Musicで公開される。Appleは全番組を一度に公開するのではなく、毎週1エピソードずつ公開する予定だ。

しかし予告編でいちばん面白かったのはエスカレーターピッチ(ママ)というセクションだ。起業家チームは開発しようとするアプリの内容を審査員に売り込むために60秒が与えられる。ご存知のように現実の世界ではこうした売り込みはエレベーターピッチと呼ばれる。エレベーターに乗り合わせたくらいの短時間で事業を売り込むからだ。

製作のPropagateというプロダクションはセットに文字通りエレベーターを作り込もうとしたのだろうが、テレビ番組のセットとするにはエレベーターには無理があった。そこで起業家はエレベーターの代りにエスカレーターに乗せられることになったようだ。エスカレーターピッチというのが現実にも流行るかもしれない。

エスカレーターはともかくとして、予告編を見るかぎりたいへん面白そうな番組だ。放映されるのが待ちきれない!

〔日本版〕「マネーの虎」のフォーマットは番組終了後もDrogon’s Denとして各国に輸出された。アメリカ版のShark Tankは好評でリアリティー番組部門でエミー賞を受賞した。ジェシカ・アルバはHonest CompanyのファウンダーとしてTechCrunchにも度々登場している。ビデオの45秒付近で起業家がエスカレータを模した通路を下りながら事業内容を説明するところが映る。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+