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世界最小クラスの紛失防止タグ「MAMORIO」、開発元がメルコから数億円の資金調達

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紛失防止IoTタグ「MAMORIO(マモリオ)」を開発・販売するMAMORIOは2月20日、メルコグループの持株会社メルコホールディングスを引受先とする第三者割当増資の実施を発表した。調達額は非公開だが、数億円程度の規模だとみられる。

MAMORIOは、日本版Amazon Launchpadの出品プロダクトとしても取り上げられた世界最小クラスの紛失防止タグ。Bluetoothでスマホとペアリングして、スマホをゲートウェイとしてサーバーと通信する。スマホと、タグが付いている財布や鍵などの貴重品との距離が離れると、MAMORIOアプリに通知が届く仕組みだ。2015年11月の出荷開始から現在までに数万個を販売し、利用ユーザーがカバーした面積は累計で250万平方キロメートルを超えるという。

MAMORIOはアクセラレータプログラムの「KDDI ∞(無限) Labo」の第10期に採択され、日本航空(JAL)の整備用機材の位置管理など、さまざまな法人との実証実験を行ってきた。MAMORIO代表取締役の増木大己氏によれば「実証実験では評価を得られた。これらのユースケースの積み重ねを経て、ゲートウェイとIoTハードウェアとの連携による新しいサービスや製品機能の用途(ニーズ)を、複数の企業から頂いている」ということだ。

“IoT時代の社会全体での安心ネットワークを提供する”という中期ビジョン「ゲートウェイ2.0」を掲げるメルコホールディングスからの今回の調達。増木氏は「グループ会社にバッファローを中核とした、ゲートウェイに関する高い技術力を持つメルコとスタートアップ(である我々)が組むことで、新しいサービスや製品を生み出すことができると考えている」と話している。「これまでの各企業からのニーズに加え、メルコのアドバイスも得て、2017年中には新製品を提供したい」(増木氏)