Googleが企業向けHangoutsであるMeetをひっそりとローンチ

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Googleがひっそりと、Meet by Google Hangoutsというビデオ会議アプリケーションをローンチしていた。これはHDビデオ会議のためにデザインされている。そのウェブならびにモバイルアプリケーションは、G Suiteという名前で知られるビジネス製品のラインアップに対する最新追加のようだが、App Store内のアプリの説明ページに記載されているG Suiteのウェブサイトはまだ機能していない(日本時間3月1日17:30時点でも同様)。

とはいえmeet.google.comというURLは生きていて、動作している。このサイトはHangoutsのランディングページに似ているが、電話をかけたりテキストチャットを始めるオプションは与えられていない。その代わりに、Meetのページでは、会議に参加するための会議コードを入力することができる、また同時に、参加が予定されているミーティングもここで見ることができる。このサイトから新しい会議を始める方法はまだ提供されていないようだ。

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サイトのスクリーンショットとApp Storeの詳細ページに基づく情報から読み取れるのは、Meetがビジネス用途向けのHangoputs代替物であることだ。なおHangoutsとは、Googleが提供する、コンシューマー向けのメッセージング、音声、ならびにビデオチャットアプリケーションである。

Hangoutsと同様に、Meetもグループビデオ通話を提供するが、ただビデオチャットを提供するだけでなく、より多くの機能を提供する。

Hangoutsでは参加者は10人に制限されていたが、Meetでは30人までのHDビデオ会議をサポートするということだ。

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また、外出時にこうした会議に参加しやすくするための機能も含まれている。例えば出張中の人のためのダイヤルイン番号、ワンクリックで参加できるリンクの提供、そしてG Suiteユーザーに対するGmailとカレンダーとの統合などだ。

アプリのメイン画面には、時間、場所、件名、参加者などのような詳細と共に、スケジュールされた会議の一覧が表示される。緑の”join”ボタンをクリックすることで、ビデオチャットインターフェイスが立ち上がり、携帯電話からミーティングに参加することができる。通話をミュートしたり、ビデオをオフにするボタンもある。

一方、大規模な会議では、トップのメインウィンドウで喋っている人を見ることが可能で、その下に参加者たちの顔、名前、電子メールのより長いリストが続く。

ダイヤルイン番号はG Suite Enterprise Editionの顧客だけが使えるが、これはこれまでに判明している唯一の制限だ。

Googleはまだ公式にはMeetを発表しておらず、モバイルアプリはまだiTunes App Storeに存在しているだけだ(日本のApp Storeでは3月1日夕方の時点でまだ提供されていない)。アプリの提供は米国時間2月27日から始まり、アプリ情報サービスのSensor Towerによれば、米国のビジネスカテゴリー内でのランキングでは現在(米国時間2月28日)1177位である。現時点の最高ランキングはアイルランドにおけるもので、375位である。

Meetの誕生は、GoogleがHangoutsに対する注力を変更したことに伴ったものだ。Googleは1月の時点でGoogle+ Hangout APIをシャットダウンした。その際の開発者たちに対するメッセージは「企業向けユースケースに向けて舵をとる」というものだった。また、その月にはLimes Audioというスタートアップを買収したが、そのことでGoogle Hangoutsの音声品質が強化されると言われている。

記事執筆の時点では、Googleのビジネスアプリケーションのためのメインページgsuite.google.comでは、MeetはG Suite製品ラインのHangpoutsを正式には置き換えていない。Hangoutsが最終的に終了するのか、それとも消費者向けのビデオチャットサービスとして生き残るのかどうかは、現時点でははっきりしない。(ええと、Duoとは別に、という意味だが)。

私たちはMeetとこの先の計画について、Googleに対してコメントを求めている。もしコメントが提供されたときにはアップデートをお届けする。

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(翻訳:Sako)