AppleとSamsung、次機種を巡ってファンボーイ戦争再燃か

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最新の噂が本当ならAppleとSamsungは直接対決に突入する。両者の計画通り行けば次のiPhoneとGalaxyは曲面ディスプレイと細いベゼルのそっくりな外見になる。しかし、価格の問題がある。一つの選択肢は高級市場を目指すことだが、もうひとつはおそらくメインストリームを維持することだろう。

昔々SamsungがあからさまにAppleの真似をして、法廷がSamsungに賠償金3.99億ドルの支払いを命じた時には、両者の戦いはまだ続くと思ったものだ。

しかし今回は、Appleが先行するSamsungを追いかける番のようだ。今利用可能な技術を集約すると行き着く結果は明白だ。

さあファンボーイたち、代理戦争の準備はいいかな。

iPhoneのここ数週間のは曲面OLED画面の採用と物理的ホームボタンの廃止だ。この仕様で端末をデザインする方法はいくらもない。ほとんどの道が行き着く先はこのGalaxy S8の流出画像になる。

デザインは完全なコピーにはならないだろう。AppleはiPhoneをiPhoneらしく作るから。私の予想では次期iPhoneは四隅がもう少し角ばっている。Galaxy S8にあると思われる3.5 mmジャックは期待しないこと。Appleはワイヤレスヘッドホンにコミットしていてもう後へは引けない。

次期iPhoneのカメラ配置も新しい曲面ディスプレイに影響されるかもしれない。初代iPhone以来、背面カメラはつねにバックパネルの左上に位置している。これはホームボタンのある下部ベゼルに対応した大きめのベゼルの裏にカメラを収納することで可能になっている面がある。Appleがホームボタンを捨てるなら広いベゼルは不要になり上部のベゼルも小さくできる。そうなるとカメラ部品を収納する場所がなくなり、Appleはカメラの大きなでっぱりを付けるか、背面中央にカメラを移動せざるを得ない。これはほとんどのAndroid機と同じで、AppleがAndroidフォンの後追いだという説に説得力を与えることになる。

噂されている仕様が正しければ、Appleが次期iPhoneを次期Galaxyと大きく違えるために出来ることはほとんどない。

ただし次機種の物理的サイズは異なる可能性がある。各モバイル機器メーカーは画面アスペクト比をいじって、大型スマートフォンを少しでも手の中で使いやすくしようとしている。最近LGはMobile World CongressでG6を披露した。同機の画面の縦横比は18:9(=2:1)だ。高さが幅の2倍になる。これまでと少し違う感覚で、第一印象としてはたしかに持ちやすく感じた。Galaxy S8の流出画素をを見ると似たような形状だ。

曲面ディスプレイを使うことによってSamsungはもちろん、Appleでさえ、従来より画面は大きく、しかし手の中では比較的小さい端末をつくることができる。両社がほんの僅かでも縦横比を変えれば、たとえデザイン特性が似ていてもGalaxy S8とiPhone Xは大きく違って感じられるだろう。

あとは価格だ。昨日のWSJによると、Appleは発売10周年を記念して次期iPhoneのスペシャルエディションを準備している。これが曲面ディスプレイになると噂されているモデルだ。そしてWSJは価格は1000ドルになると予想している。これはiPhone 7より350ドル、Sansung S7 Edgeより200ドル高い。つまりもしSamsungがS8 edgeをS7 edgeと同じ価格体系にすれば、iPhoneはデザインや仕様は似ているが価格は違うということになる。

どちらの会社も正式発表でサプライズを繰り出してくる可能性はある。ストレージ容量とカメラ機能が次のiPhoneとGalaxyを切り分けることになるのかもしれない。画期的なバッテリーか充電機能が出てくることもありうる。あるいは筐体の材料でも。Appleは金属の外観をガラスかセラミックの特徴的なものに変えるかもしれない。SamsungはS8でガラス以外の何かを使う可能性がある。しかしオプション部分はさておき、ファンボーイたちはスペックを無視してデザイン面と雰囲気だけに注目するのが常であり、2つの端末は同じ見た目になるだろう。

Samsungは次期Galaxy機を3月29日にニュヨークのスペシャルイベントで発表する予定だ。Appleは伝統的に新しいiPhoneを9月に発表する。ずっと早く発表されることで、SamsungファンはSamsungのリードを追いかけるAppleを攻撃する材料を山ほど仕込む時間があることは間違いない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook