“Oath: A Verizon Company”という名称の長所と短所を考える

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コーポレート・アイデンティティ!もちろん皆が大好きだ。いや、しかし、良いものに出会うことは難しい。どうやら“Oath: A Verizon Company.”(Oathは「宣誓」といった意味)という名前で行くらしい。すでに別の記事も投稿されているが、ここでは私はグループにフォーカスし、気が付いたことを述べたい(この別の記事“Yahoo + AOL = Oath”では、VerizonによるYahooの買収と、それに伴ってVerizonの子会社AOLとのブランド統合がOathという名前で行われることが書かれている、なおTechCrunchはAOLの子会社であるので、以下の記事もその視点からのものになる)。

長所:

  • これは、他のいくつかの企業のアイデンティティとは異なり、実際の言葉だ。
  • もし「カルトのためのTinder」に方向転換するなら良いブランドだ(Tinderは米国で有名な出会い系アプリ)。
  • フォントがきれいだ(ジオメトリック・サンセリフでは悪くなりようがない)し、私たちの青は、Facebook、Google、そしてTwitterのいずれの青とも異なっている。
  • 今のところグラデーションがない。

短所/その他:

  • Oathというのは誓いを立てる行為の別名だ。古代の Oath は極めて興味深いものだ。あなたはキリストを十字架に磔(はりつけ)にするときに用いられた釘を示す、”by god’s hook”、略して”gadzook”という言葉を知っているだろうか?それは、沢山のカラフルなOathのひとつだ。
  • “Take the Oath”(「宣誓せよ」)という表現は、基本的に恐ろしいキャッチフレーズのように響く。しかし、企業が押し付けがましい広告やトラッキング(失礼)、そして独占的なやりかたで収益を生み出そうとするとき、顧客に対して攻撃的な印象を与えかねない。例えば”Take the Oath and like it”(「宣誓し、それを愛せ」)といった具合に。
  • コロン(:)はあるものの、実際には何も宣誓されていない。何を約束するかを、私たちが決めかねているように響く。「これが私たちからあなたへの永遠の誓いです:『誓いは後からやってきます』」。
  • “taking the oath”という内部でのやり取りは、自殺協定もしくは、少なくとも何らかの流血を想起させる。私は公式な「忠誠の誓い」(Oath of allegiance)のためにこれを書く:

Weave a circle round Tim thrice, (Timの周りを3度回り)
And click your mouse with holy dread(神聖な怖れでそのマウスをクリックせよ)
For he on revenue hath fed, (彼の得る収入のために)
And drunk the MAUs of Yahoo sites.(そして飲み込むYahooサイトのMAUのために)

  • どうやらoath.comを登録し忘れているようだ。😬  (日本時間4月4日13:00現在)
  • “oaf”(無骨、のろま)のようにも響くし、あるアクセントを持つ人たちは実際にそのように発音する。残念ながら無骨者たちは、一般に思慮深いと思われていない。私たちが悪いわけではないだけに尚更残念だ。
  • 人びとが嘘を言わないようにと、裁判中表面的に誓約が行われる。また就任の際には、一般に「宣誓の下にあることを忘れないように」と念押しされる。いくつかの理由から、本当によい関係とはならない。「宣誓の下」であることは、新たな”A-o-hell”(AOL hell:AOLの使いにくさを揶揄した表現)なのかもしれない。
  • OAuthジョーク

まあ、もっと酷いものになる可能性だってあった。思いを巡らせてみれば、オンラインにあるものは、ほぼ全てが酷い名前を持っている。”Yahoo!”に慣れることができたのだから、”Oath”に慣れることだってできる。あるいは”Oath:”、もしくは”Oath: A Verizon Company”に。これがどのようになるものか、全く明快ではない。

(訳注:途中に引用された詩はSamuel Taylor Coleridge. (1772–1834)の、Kubla Khanのパロディ。なおTimはAOLのCEOであるTim Armstrongを指していると思われる)。

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(翻訳:Sako)