LINEスタンプがスマホだけで制作可能に——今夏専用アプリ登場

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ユーザーが制作したLINEスタンプを販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」が公開されてから5月8日で3周年。5月15日、LINEはこの3年間の利用・販売実績と、スマホだけでスタンプを制作できるアプリが今夏登場することを公表した。

2014年5月8日にサービスを開始したLINE Creators Marketは、LINEアカウントを持つユーザーなら誰でも、スタンプや着せかえを制作・販売することができるプラットフォーム。制作したスタンプや着せかえは、LINEによる審査を通過後、「LINE STORE」とLINE内の「スタンプショップ」で販売でき、売上(App Store、Google Playなどの手数料30%を除く)のうちの約50%がクリエイターに分配される仕組みだ。

2017年5月8日までの3年間で登録クリエイター数は世界230ヶ国約72万人、販売中のスタンプ・着せかえ数は合計40万セットを突破。3年間の販売総額は479億円を超え、売上上位10名のクリエイターの累計平均販売額は5億3000万円に達するという。

LINEでは、2015年12月にスタンプの販売価格を120円〜600円の5つの価格から選択できる機能を追加、2016年6月にはアニメーションスタンプの販売を開始。さらに、2016年10月には写真を使ったスタンプ販売を解禁し、同時に当初は1セットあたり静止画スタンプで50個、アニメーションスタンプで24個を登録しなければならなかったスタンプの個数を、1セット最低8個からに変更。クリエイターの負担を軽減する施策を行ってきている。

また、2015年5月にはトップクリエイターのスタンプ作品の商品化支援・ライツマネジメントを行う「LINE Creators Management」を開始し、これまでに約20名のクリエイターをサポート。スタンプキャラクターのグッズ化・書籍化、企業とのコラボレーションなども実施してきた。

LINE Creators Marketでは今後、2017年夏頃を目処に、スマートフォンのみでスタンプの制作・販売ができる専用アプリの公開を予定している。これにより、イラスト作成ソフトやPC不要で、クリエイター登録から、写真撮影・トリミングなどの加工、さらにスタンプの審査申請・販売開始までを、一気通貫で行うことが可能となるという。サービスの詳細についてはアプリ公開時に改めて公表されるようだが、このアプリが登場すれば、日本のスマホユーザーはもちろん、PCが個人向けにはそれほど浸透していないアジア圏などのクリエイターによるスタンプも、より多く出回るようになるかもしれない。