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Foursquareの数字も米国への観光客の減少を示している

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Foursquareのロケーション情報によれば、米国を訪れる観光客の数は減少している。

Foursquareは1300万人のユーザー(常時位置追跡に同意したユーザー)からのデータを使用して、世界中の9300万の公共の場所への人の行き来を調査することが可能だ。同社によれば、国際観光マーケットにおける米国のシェアは、昨年の10月に落ち始めたが、そのときは前年同期に比べ6%減少した。それ以来一貫して落ち続け、2017年3月には16%の減少を見るに至った。

(減少の始まった)2016年10月から2017年3月にかけて、米国の観光マーケットシェアは前年同期に比べて平均で11%減少した。Foirsquareは、これがすぐに回復する兆候は見られないと話している。

これらの統計は「マーケットシェア」を表したもので、絶対的な数字を示したものではない。言い換えれば、目的地としての米国と、目的地としてのそれ以外の世界を比較したものだ。Foursquareが、レジャー旅行やビジネス旅行に関連した移動を特に見ていて、海外から来ている人々による、コンベンションセンター、レストラン、博物館、店舗などへの訪問に注目していることは注目に値する。これはホテルや空港のデータとは異なる価値を持つものだ。

これには幾つかの明らかな原因と、それほど明らかではない原因がある。

まず第一に、私たちはドナルド・トランプの当選を無視することはできない、選挙期間中分裂的な言動を繰り返し、就任後も同様に分裂的な政策を推し進めようとしている。旅行禁止、空港での「過剰な検査」などによって、米国はあまり歓迎されない場所になったように思える。それが観光産業に与えた影響は明らかだ。

もちろん、ドル高(米国旅行がより高価になる)やユーロ安(欧州がコスト的に魅力的な目的地になる)など、観光シェアの低下に貢献した要因は他にもある。

それでも、米国は外国観光客の対象から外されつつあり、米国へのビジネス旅行も低迷している。Foursquareによれば、米国内でのビジネス旅行は前年に比べて3%増えたと報告されているものの、これは10%近い成長を見た米国以外の地域へのビジネス旅行に比べると少ない。

Foursquareはまた、中東や中南米の居住者の米国への訪問が、アジアやヨーロッパからよりも少ないことを示した。これはトランプによる旅行禁止、国境の壁、そして飛行機における電子機器の禁止などの、政策上の問題に起因しているのだろう。

大切な点:

Foursquareの、レジャーカテゴリー施設に対する国際ツーリストの訪問者の割合は10.7%を占めているが、過去6ヶ月の観光客の減少は米国の小売業者にとって、前年比で1〜2%の売上減少をもたらすと予測されている。そしてホスピタリティ産業は、厳しさをはるかに強く感じていることは確かである。

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(翻訳:Sako)

FEATURED IMAGE: GARY HERSHORN/GETTY IMAGES