高級飲食店の予約サービス「ポケットコンシェルジュ」運営元が三越伊勢丹HDから資金調達、業務提携も検討

次の記事

Nintendo Switch効果で国内家庭用ゲームの市場規模が3年ぶりにプラス

ポケットメニューは、厳選したレストランの予約から決済までできるサービス「ポケットコンシェルジュ」を運営している。本日、ポケットメニューは三越伊勢丹イノベーションズを引受先とする第三者割当増資を実施した。金額は非公開だ。今後は業務提携も検討するという。

ポケットコンシェルジュは全国の名店を掲載していて、ユーザーはお店の予約やキャンセル待ちができる。店の予約は事前決済を行う仕組みで、店舗にとっては予約客が予約日時の直前にキャンセルしたり、来店しないというリスクを減らすことができる。他にも予約時に会食や記念日といった利用目的の詳細やアレルギー食品を店側に伝える機能などを実装している。

ポケットコンシェルジュの会員数は現在17万人を超え、レストランは約480店掲載しているという。「インバウンドの会員及び予約は急成長しており、月次で15-20%程度伸びている月も多い」とポケットメニューのCFOを務める小山達郎氏は説明する。

ただ、今回の三越伊勢丹イノベーションズからの出資と業務提携は、主に国内でサービスを訴求することを念頭に置いているという。

三越伊勢丹HDが提供するエムアイカードには約270万人の会員が登録しているが、ポケットコンシェルジュはそうしたカード会員向けのサービスの提供や、サービスの利用に応じてエムアイカードのポイントを還元するといった連携を検討しているという。他にも新商品やサービスの共同開発なども行う考えだ。ゆくゆくは、インバウンドにおいても協働していきたいと小山氏は話す。

ポケットメニューの代表取締役社長を務める戸門慶氏は、プレスリリースで以下のようにコメントしている。

「高級消費がモノからコトに移行していく中、我が国で最も良質なユーザーを抱える三越伊勢丹HDと新商品・サービスを共同開発・提供出来ることを光栄に思います。今後の展望としては、三越伊勢丹HDとの協働を通じて、日本の素晴らしい食文化を日本及び世界に発信し、日本の飲食業界、ひいてはサービス業界が輝く世界を創って参ります」

ポケットメニューは2011年に創業し、2013年からポケットコンシェルジュを展開している。2013年9月にフジ・スタートアップ・ベンチャーズと日本ベンチャーキャピタルらから約6000万円を調達した。2015年2月にはLINEから資金調達を実施し、2016年4月にもアイ・マーキュリーキャピタル、アドウェイズ、マネックスベンチャーズ、アライドアーキテクツ、500 Startups Japanらから数億円を調達している。