Facebookの育成事業FbStartのアプリコンテストでP2Pプログラミング教育のSoloLearnが優勝

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Facebookが、今年の“FbStart Apps of the Year”賞を発表した。これはグローバルなスタートアップ育成事業FbStartでもっとも成功したアプリケーションを認定する賞で、今年の優勝作品はプログラミング入門のモバイルアプリSoloLearn(iOS/Android)だ。

SoloLearnのCTOで協同ファウンダーのDavit Kocharyanは、故国のアルメニアで人びとにプログラミングを教えるためにこのアプリを発想した。アメリカ、カリフォルニアに拠を構えた今も、チームの多くはアルメニアにいる。

このアプリはプログラミングを教えるためにゲームの仕組みや、ピアツーピアの共有、それにユーザー自身が作るコンテンツ、といったコンセプトを利用している。SoloLearnのユーザーコミュニティはお互いに勝負をしたり、隠れレッスンを探しだしたりする。無料の12のコースで、JavaScript, Swift, Python, C++, そしてHTML/CSSを学ぶ。

協同ファウンダーでCEOのYeva Hyusyanによると、SoloLearnのこれまでの成長には二つの段階があり、最初はピア学習者たちの“もっともフレンドリーな”コミュニティになったこと。知りたいことは数分以内に、Q&Aフォーラムで仲間から答をもらえる。またこれまでに集積した50万あまりの公開コードも、ピアツーピアの優れた教材になる。ゲーム的で対話的な競争/勝負…問題を解くゲーム的競争…は毎日何万件も行われている。

そして第二の段階は、ユーザー自身が大量のコンテンツを作り出すようになったことだ。

アプリのファンも増えて、今ではプロフィールを登録しているユーザーが500万あまり、小テストの回答提出件数は毎日150万、コンパイルされるコードは毎秒3件、質問への回答は毎日1000を超えている。ユーザーの40%はインド、25%がアメリカ、残りがヨーロッパだ。

FbStartに参加したのは、10万ドルの賞金で事業の拡大を目指したからだ。結局応募作品は87か国から900点を数えた。

SoloLearn以外の入賞作品は:

ヨーロッパ中東アフリカ地区: Mondly(iOS/Android) – “初めてのVRを利用する言語学習プラットホームで、音声認識やチャットボットの技術を利用”。

アジア太平洋地区: Maya(iOS/Android) – “無料の使いやすい生理モニタアプリ。関連症状の検出や、妊娠の検出、各種の健康関連リマインダー、専門医への相談、などの機能があり、190か国で計700万ダウンロードされている”。

ラテンアメリカ: ReservaTurno(iOS/Android) – “外出先から美容院などに予約できるモバイルアプリ”。

社会貢献: Golden(iOS/Android) – “とくに専門的なスキルのない人でも楽しく参加できるボランティア活動の機会を各ユーザーの地元に見つけるグローバルなプラットホーム”。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))