LightのL16は16基のカメラモジュールを載せた1台のカメラ、DSLRキラーとなるか?

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LightのL16が、2015年の10月に登場したときはラジカルなデザインだったが、その後そのコンセプトが現実になり、今では最初の生産ロットを予約のお客に発送している。最終デザインは当時のコンセプトとほとんど同じで、小さな変更はいくつかあるが、これまでの歩みが順調ではなかったにも関わらず、みんなこの革新的な“撮影機”の実物をを手にしてコーフンしていることだろう。

Light L16という名前は、カメラモジュールが16あることに由来している。そして複数のモジュールからの画像を一度に組み合わせて、深度も明るさも細部や色の再現も、このちょっと厚めのスマートフォンぐらいの大きさのカメラで撮ったとは思えないほど、超ハイクォリティの画像が得られる。L16のサンプル画像は被写界深度もピントのシャープさも、そんじょそこらのDSLRに大差をつけている。だいたいそもそも、これを得るために、1台のカメラをマルチモジュールの配列にしたのだからな。

そのためにLightは、独自のASICを作らざるを得なかった。70mmと150mmのカメラモジュールも、需要の圧倒的に多いスマホ用の広角レンズを作っているサプライヤーからは得られないので、自作だ。

  1. juan_cruz_7_11_2017-edit-2.jpg

  2. l16_00186-edit-edit.jpg

  3. superbloom_d-0790_l16_00070-edit-2.jpg

複数の画像を融合させるアルゴリズムも自家製だ。これにより、一見ばらばらな16の画像が一つにまとまる。しかも瞬間的に素早いオートフォーカスで。カメラを操作するためのAndroidアプリも、やはり自家製だ(同社のOSのベースがAndroidだ)。撮影後に被写界深度をコントロールするWindowsとMac用アプリケーションも、同社自身が作った。

同社は、新しい顧客のための品質保証がたいへん、と言っていたから、出荷は遅れると思っていた。でも一部の初期ユーザーはやっと自分の手でL16を握り、この新しい写真デバイスの印象を共有できるのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))