NASA、宇宙船カプセルの海上脱出テストを実施

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NASAは、宇宙飛行士を運ぶあらゆる機器について長期にわたり徹底した安全確認をおこなう。そして有人カプセルOrionも例外ではない。このカプセルは2021~2023年に、大型打ち上げロケットSpace Launch System(SLS)に乗ってクルーと共に宇宙へ飛び立つことを目標にしている。メキシコ湾で行われた海上脱出テスト(via Space.com)では、宇宙飛行士たちが太平洋に着水した後安全に脱出、移動できるかどうかを確認した。

NASAによるこのテストが行われたのは7月11日で、Orionカプセルは米国沿岸警備隊の船で運ばれてメキシコ湾の海上に置かれた。飛行士たちは宇宙服を着て小型ボートでカプセルに乗り込み、実際にカプセルが太平洋に着水したときの非常手順を再現した。

宇宙飛行士が鮮やかなオレンジ色の緊急用ゴムボートでカプセルを脱出するのは、望ましい行動ではない。Orionが予定通り着水した場合の標準運用手順では、地上の救出チームが飛行士らを収容する。長時間の宇宙滞在で筋肉劣化などの体調不良も考えられる飛行士らにとって、この方が好ましいやり方だ。

しかし、何らかの理由で24時間以内(Orionが維持できる時間)に救助チームが来なかった場合、あるいは早く脱出する必要が生じた場合には、すべての手続きを宇宙飛行士が担当しなくてはならない ―― たとえ身体能力が低下していようとも。

他の有人宇宙船も発射前にNASAが要求する安全確認手順を実施している。例えばLochkeed MartinとBoeingのジョイントベンチャーであるULAは、CST-100 StarlinerがAtlas Vロケットに搭載された際の発射前作業用に作られた緊急脱出システムのデモを行った。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook