任天堂の四半期決算はSwitchのヒットで好調

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任天堂は新しいゲーム機、Switchを製造されるはしから売りまくっている。先ほど発表された決算資料によれば、 任天堂は4月から6月の四半期で合計197万台を販売している。現在までのSwitchの販売台数は470万台前後だが、これは発売以来2四半期しかたっていないことを考えればきわめて好調だ。

クリスマス商戦までこの人気が継続すればSwitchは1年でWii Uの販売合計を上回りそうだ。ただしそのためには任天堂は製造能力を需要に見合うレベルに拡張する必要がある。

実際、製造能力が向上していることを示す兆候もいくつかある。たとえばAmazonを含む販売業者では以前より頻繁に「新規入荷」するようになっている。また「新規入荷」が売り切れるまでの時間が以前よりわずかに長くなっている。これは任天堂が製造ラインの強化にあたって正しい方向に進んでいることを示すものだろう。

全体としてSwitchのハードとソフトのヒットは任天堂の決算に良い影響を与えた。粗利益は5億7800万ドル、販売費及び一般管理費を差し引いた営業利益が1億4500万ドルというのは、4600万ドルの損失だった前年同期に比べて大幅な改善だ。

ソフトについてみると、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」が依然としてSwitchのゲームタイトルのトップで、全世界累計で392万本が売れている(Switch 1台についてほぼ1本の割合)。「マリオカート8 デラックス」がほぼこれにならぶ354万本で2位だった。ARMSも118万本と好調なスタートを切った。また情報を総合すると発売間もないSplatoon 2も好成績のようだ。ここしばらくトップクラスの新作ゲームに恵まれなかった任天堂としてはSwitch関連の売上を将来に向かって支える上で追い風になるだろう。

任天堂の3DSシリーズについては、昨年同期とほぼ変わりがなく、100万台弱だ(前年同期1%アップ)。ただしソフトの販売は31%も減少している。新しい2DS XLは今週末に登場する予定なので、DSの数値を押し上げるはずだ。また今年下半期にはピクミンやポケットモンスター、サン、ムーンの続編がリリースされる。

〔日本版〕任天堂の決算短信日本語版はこちらのページで「日本語」を選択してPDFをダウンロードできる。資料は円ベースだが、上の記事では1ドル≒112円で換算している。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+