ソニーα7S IIが国際宇宙ステーションからとらえた4K動画が圧巻

次の記事

救急車が入れない僻地災害地などに細動除去器を運ぶドローンをロシアの産学協同で開発

ソニーのフルフレーム・ミラーレスカメラ群は素晴らしい出来で、世界中のフォトグラファーやビデオグラファーを魅了している。しかし、α7S IIはついに地球を飛び出し、国際宇宙ステーションから美しい4K動画をとらえるまでになった。

この記事に掲載されている動画は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した宇宙実験棟『きぼう』に取り付けられたα7S IIによって撮影されたものだ。JAXAは同製品が、真空状態や放射線、極端な温度変化(太陽が当たるかどうかで200度以上の温度差がある)といった環境に十分耐えうると判断し、利用に踏み切った。

α7S IIの耐久性の驚くべき点は、今回の撮影にあたってほとんど製品に手が加えられなかったということだ。JAXAによれば、温度変化を和らげるため、カメラの設置部にラジエーターやヒーターを取り付けたものの、「カメラのハードウェア自体にはほぼ手を加えていない」とのこと。

もともとJAXAは、α7Sを船外に設置しようとしていたが、4K動画を内部で記録できるということで2016年に使用機材をα7S IIへと変更。暗い場所で力を発揮する高感度のフルフレームセンサーの力もあり、以前のシステムでは不可能だった夜間の撮影も問題なく行えた。

静止画もこのシステムを使って撮影される予定だ。動画よりも静止画の方が色の再現性が良いため、海や森林の色の変化を時間経過と共に比較するのに役立つだろうとJAXAは語る。その一方で、宇宙船がドッキングする様子や、上記のような美しい景色を撮影するのにはやはり動画が1番だ。

原文へ

(翻訳:Atsushi Yukutake