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Netflixの初の買収相手はコミックス出版のMillarworldーー作家も一緒に

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ストリーミングメディア会社Netflixは、Millarworldを買収したことを月曜日に発表した。Millarworldは、Mark Millarによって創業された独立コミックス出版会社である。MillarはKick-AssやKingsmanのような多くの象徴的なキャラクターとシリーズのコミックスの作り手であり、Marvelの最も優れたシリーズであるThe UltimatesやOld Man Loganなどの創作も支えている。

Millarとその妻であるLucy Millar(やはり有名なコミックス作家)が創業したMillarworldは、彼らのオリジナル作品を出版するだけでなく、衣服、玩具、ビデオゲームを制作したり、彼らのシリーズからライセンスを行ったりする会社だ。Millarのオリジナル作品は映画化という面で、実証済みの興行収入を既に示している。 Wanted、Kick-Ass、そしてKingsmanすべて大ヒットを記録し、Kingsmanの続編も今後のリリースでヒットしそうだ。

一方、Millarの作品は、Marvelによる映画分野での最も成功した素材としての実績もある。Captain America: Civil WarLoganの両者は、そのストーリーの多くをMillarの生み出したものに負っている。またThe Ultimatesは映画アベンジャーズとそのキャラクターに多くのインスピレーションを与えている。

Netflixが長い歴史のなかで、初めてこの買収を行ったことで、MillarとMillarworldがストーリーテリングの面でどのような役割を果たすのかが垣間見える。ニュースの発表後にNetflixによってシェアされたツイートにも表れているように、MillarworldのタイトルとIPの安定性は、その計画の一部を示唆している。Netflixは既に、そのポートフォリオを、映画、テレビシリーズ、キッズショーなどへ展開すること、そしてMillarworldはNetflixブランドの下で引き続き新しいコミックを制作するということに言及している。

元々Netflixは、Jessica Jones、Daredevil、Luke CageなどのMarvelとのタイアップで制作したものを気に入っていたようだが、今回の買収により、創作の天才を社内に迎え、コミック部門も手に入れる形で全ての権利を手に入れるというのは良いアイデアだ。とても有望な計画のように見える。NetflixとMillarworldの両者に関しても、ここから物事がどのように進化していくのかを見守ることはとても興味深い。

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(翻訳:Sako)