Facebookの「スヌーズ」ボタンは、友達を一時的にフィードから外す

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友だちのエンドレスな休暇の写真にうんざり? どこかの企業ページのグランドオープニングの話題なんか聞きたくない? グループからの今度の会合の話題が止まらない? Facebookにスヌーズボタンが出来る。友達やFacebookページやグループを、一時的に24時間または30日間フォローから外す機能だ。

スヌーズボタンの狙いは、ユーザーにある程度フィード内容を制御させることで、完全にフォローを外したり、友達を解除するのを思いとどまらせることだ。Facebookは、ユーザーが密なソーシャルネットワークを維持することで、広告ターゲティングにも、遠方の知り合いからの重要な知らせを届けることにも役立てられる。つまり、これからは面倒な人や物ごとに悩まされたときでも、つながり完全に絶つことなく問題を解決できるようになる。

TechCrunchは、今日の午前(米国時間9/14)に米国内のFacebookデスクトップサイトでスヌーズボタンを目撃した。

【アップデート 11:30am PT:Facebook広報はスヌーズ機能をテストしていることを正式に認め、TechCrunchに次のように話した。「われわれはユーザーがニュースフィードを制御して、自分にいちばん関係のある話題とつながるための新しい方法をテストしている」】

誰かをスヌーズするには、その人の投稿の右上にあるドロップダウン矢印をクリックする。「フォローをやめる」の代わりに「フォローをやめるまたはスヌーズ」というオプションが表示されるので、クリックすると、1日、1週間、あるいは1カ月スヌーズするか、永久にフォローを外すかを選べる。

Facebookはこれまでにも、ユーザーが混乱することなくニュースフィードを制御するベストな方法を追求してきた。2012年には、友だちのプロフィールに“See Less”[見る機会を減らす]オプションが加わった。しかし、結局Facebookは、これがユーザーに混乱をもたらすことに気づいた。なぜなら、その友達はその後もフィードに現われるので、オプションの効果があったのかどうかはっきりしないからだ。2014年、Facebookは “See Less” をやめ、明白な「フォローを外す」ボタンを導入し、友達関係は続けるがフィードから消すことができるようになった。

Facebookはスヌーズを導入することで、おしゃべりな人やグループやページの雑音を、明確で直観的な方法で減らしつつ、今後も最も重要な投稿をユーザーに届けることを可能にする手段を得た。

企業ページやグループも、スヌーズの恩恵にあずかることができる。いいね!を外されたり脱退されたりする機会を減らせるからだ。さらには、多すぎる投稿やスパムを自粛するきっかけにもなるはずだ。さもないと、押し入れに入れられてしまう。

今でもFacebook、ユーザーのいいね!やクリック、コメント、シェアなどによる暗黙の信号に基づいて、フィードの表示内容を定期的に調整している。私はスヌーズを、その人が戻ってきたら出現頻度を減らしてほしい、という信号として使うつもりだ。Facebookによる顔のないアルゴリズムが集めたニュースフィードを読むことに、生活の大きな部分を費やしている今、この会社がわれわれ人間に二択だけでない制御方法を与えるのは喜ばしいことだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook