複数メールサービスの一元管理、未来の予定からニュースをリコメンド――「Swing!」の統合版Webアプリ登場

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メールアプリの「Swingmail」、TODO管理アプリの「Swingdo」などを展開するBHIは9月15日、同社がこれまでに提供してきたプロダクティビティツールを統合したWebアプリ「Swing!」の提供を開始すると発表した。

統合WebアプリであるSwing!で利用できる機能は4つある。メール管理アプリ、買い物履歴の管理アプリ、ニュースアプリ、そしてカレンダーアプリだ。

Swing!のメール管理アプリはGmailやYahoo!メールなどの複数のサービスに届くEメールを一元管理できるアプリだ。特徴は、それぞれのEメールを送信者ごとに名寄せし、管理するという点。たとえば、Gmailに届いた上司Aからのメールと、Yahoo!メールに届いた同じ人物からのメールをまとめ、それらを時系列で確認することができる。

お買い物アプリは、楽天やAmazonなどのECサイトから届いたEメールから自動で購入履歴、配達予定を抽出して管理する機能だ。買ったものがいつ届くのかなどをSwing!のカレンダーアプリ上に表示するほか、何にいくら使ったのかをレポートとして表示する家計簿アプリ的な機能も備えている。

Swing!にはニュースアプリも搭載されている。このアプリでは、ユーザーが選んだ注目キーワードに関連する各種メディアの記事を表示するだけでなく、買い物の購入履歴や未来の予定などをもとに自動でニュースをリコメンドしてくれる。

たとえば、ビットコインの解説本を買ったユーザーにはビットコイン関連のニュースを表示したり、来月に北海道に行く予定があるユーザーには北海道のローカルニュースを表示したりする。このように、Swing!は各アプリがそれぞれに連携することでより便利になる仕組みになっている。

BHIはこれまでにも同様の機能をモバイルアプリとして提供してきた。代表取締役の日昔靖裕氏によれば、Swing!の各モバイルアプリを利用できるSwing!アカウントの登録ユーザー数は、これまでに30万人だという。

メールやカレンダーなど様々なプロダクティビティツールを提供するBHIであるが、ここまで読んだTechCrunch Japan読者のなかには、正直「Googleでいいんじゃない?」と思った人もいることだろう。

日昔氏はそれについて、「(Googleのような)大手のプラットフォームは、全世界にいる人々の最大公約数としてサービスを作っている。日本のスタートアップであるBHIは、日本のユーザーを細かくケアできるような機能を増やしていきたい」と話す。

2013年創業のBHIは、これまでにニッセイキャピタル、大和企業投資、サムライインキュベート、フリービットインベストメントなどから資金調達を実施している。