Googleの検索アプリ、関連記事のおすすめを開始

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今日(米国時間9/19)GoogleのiOSアプリは、ウェブを閲覧中のユーザーを、ホーム画面に戻さずブラウザーに留めておく新機能を導入した。アップデートされたアプリには「関連コンテンツ」セクションが追加され、Googleアプリ経由で訪れたウェブページの下端に表示される。

つまり、Googleで何かの話題を検索し、タップして話題の記事を読んでいくと、読み終わったときに関連するほかの記事をアプリが推奨してくれるしくみだ。推奨リストはアプリ画面下端の「G」ボタンの下に表示されるが、スクロールして記事を読んでいる間には見えない。

推奨記事のバーは、読み終わって上に戻ろうとしたとき初めて現れる。そのときも、関連記事は一部が隠されている ―― “People Also View”[他の人はこちらも閲覧]とヘッドラインがいくつか表示され、全体を見るためにはこのGoogleバーを上にスワイプする必要がある。

そこから横にスワイプすると記事のサムネイルを一覧できるので、読みたい記事をタップすればよい。

1つの話題を掘り下げていくと、様々な推奨記事を読み続けることになる場合もある。しかし、多くの場合Google検索はごく限られた答えを見つけるために使うので、その場合関連記事はうまく働かない。

例えば、Mars Rover[火星探査車]を検索しているとき、おそらくあなたが欲しいのは火星探査車そのものの情報であって、宇宙探検一般の話題ではない。しかしGoogleが推奨するのは、火星探査機オポチュニティーや火星探査プログラムディレクターやパノラマ画像などだ。元の検索クエリには必ずしも役に立たない。

もちろん、あなたがGoogle検索の穴にはまり次から次へと薦められる記事を読み続けることがない、という意味ではない。しかし、そもそもGoogle検索はウェブをさまようためのものではない ―― 答えを見つけるためだ。Google自身でさえこれを理解していて、だから知識グラフを使って検索結果のトップに “instant answers” を表示している。

Googleはこの変更について、ウェブ閲覧中の「コンテンツの探索と発見」を容易にするためだと説明しているが、同時にユーザーをアプリに引き留めておく副次効果もある。そしてそれはGoogleの利益に貢献する。検索ユーザーがアプリを離れなければ、もっと多く広告を見せられるからだ。

新機能は、今日からiOS版Googleアプリに追加される。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook