Microsoft、ついにWindows Phoneの終了を確認

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老兵は消えゆく。Windows Phoneの退場のプロセスは鈍く、苦痛の多いものだった。しかしCNETが発見したところでは、Microsoftの OS事業部のトップがWindows Phoneはもうアップデートされないと認めた。

もちろんMicrosoftは現行のWindows Phoneユーザーを放置するわけではない。バグ修正とセキュリティー・アップデートは引き続き行われる。しかし機能の改良はもう行わない。OS担当コーポレート・バイスプレジデント、Joe Belfioreは「MicrosoftはWindows Phoneについてハード、ソフトのアップデートを考えていない」とツイートした。

Belfioreはさらに、Windows Phoneアプリの問題点を解消する方法はないとも述べた。MicrosoftもサードパーティーのデベロッパーももはやWindowsに関して一切の作業を行わない。もっとも最初からこのプロダクトに向けられる関心は非常に低かったのだが。

Microsoftはアプリのデベロッパーにインセンティブを与えるために全力を挙げてきた。金も出したしツールも書いた。しかしデベロッパーが興味を抱くにはあまりにもユーザー数が少なすぎた。

という次第だ。Microsoftはついに諦めた。Microsoftにとって物事が予定どおりに進まないという経験をするのはこれが初めてではない。またTechCrunchの同僚、Natasha Lomas記者は2012年にWindows Phone 7はうまくいかないに決まっていると書いている。

Windows Phoneのユーザーインターフェイスはよく出来ていただけにユーザーの関心を呼べなかったのは残念だ。このOSではトップ画像に見られるように、黒の背景にテキストが表示され、アイコンは大きな役割を果たしていない。ホームスクリーンはいまのスマートフォンの大部分のように多数のアイコンがグリッドに並ぶスタイルではない。MicrosoftはWindows Phoneで新たな方法を試みたが、いかんせん十分なユーザーを得られなかった。

今後Microsoftはモバイルに関してアプリの活用という方向から取り組むことになる。その一部はすでに大成功を収めている。たとえば新しいブラウザーのMicrosoft EdgeはAndroid版、iOS版ともに多くのユーザーを集めている。Office、Outlook、Swiftkey、Skyeなど多数のMicrosoftのアプリがiOSとAndroidの両方のプラットフォームにリリースされている。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+