拡張現実
Google Poly

Google Polyは3Dオブジェクトを多数掲載したサイト――CCライセンスで自由に使える

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GoogleはAR(拡張現実)のARCoreやVR(仮想現実)のDaydreamにデベロッパーを招き入れようと努力している。これらのプラットフォームはモバイル・デバイスのスクリーンにリアルなオブジェクトを作り出すテクノロジーなので、ゲーム・デベロッパーが世界を構築するにあたって非常ぶ重要であり、詳しくチェックする価値がある。

今日(米国時間10/31)、Googleが発表したPolyは3Dオブジェクトを作るクリエーターの負担をかなり軽減するはずだ。

このプロダクトは「世界中の情報を組織化する」というGoogleの基本的ミッションに沿ったもので、現実世界のさまざまなオブジェクトが3D化されてここに掲載される。GoogleのTilt BrushやBlocksで作ったAR/VR世界に3Dオブジェクトを配置しようとするユーザーのためのワンストップショップを目指している。PolyはVRやスマートフォン・ベースのAR向けに使われることを念頭においている。

ユーザーが独自のコンテンツをアップロードする呼び水として、 Googleはアーティストを動員して何千ものオブジェクトを3D化し、ローンチ時点でサイトに掲載している。オーブン、ハンバーガー、氷山から恐竜までありとあらゆるオブジェクトが含まれている。比較的シンプルな描写なのでエントリーレベルの世界でも用いることができるだろう。

Creative Commonsのライセンスによるいわば「食べ放題」の仕組みでクリエーターは自由に利用できる。 Googleは(少なくとも当面)3Dオブジェクトの利用の促進を図ることに重点を置いており、クリエーターがオブジェクトを作って販売することができるようになるのは後日のようだ。

登録されたオブジェクトの多くはGoogleのVR 3Dオブジェクト構築ツールのBlocksでおなじみの目の荒いポリゴンを用いている。Googleによると、その理由の一部はスタイルの一貫性を求めたためだというが、主としてDaydream VRプラットフォームにフィットさせるためのようだ。VR環境はリソースを食いがちで、オブジェクトをシンプルにすることでレンダリングの負荷が負荷が大きく軽減される。

PolyのようなプロジェクトはGoogleのゲーム・デベロッパーの世界での存在感を一層高めることになりそうだ。 Polyに掲載されるのはUnityやUnrealといった他のゲームエンジンのアセット・ストアにもあるオブジェクトだが、デベロッパーが無料で自由に使えるというのは思い切ったアプローチだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


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