MekaMon
Reach Robotics

ミニロボットがAR環境で戦うMekaMonがApple Storeに――背景に日本のアニメ

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最初のバッチ、500台を売った後、 イギリスに本拠を置くReach Roboticsは750万ドルの資金調達ラウンドを成功させた。これによりAR環境で現実のミニロボットを戦わせるプラットフォームがさらに手頃な価格で一般消費者向けに販売できるようになる。このスタートアップに注目していたのはベンチャーキャピタルだけではなかったようだ。AppleもMekaMonに強い関心を示していたことが判明した。

今日(米国時間11/15)から、MekaMonロボットはApple Storeのチャンネルを通じて独占的に販売される。今日はまずオンライン・ストアに登場するが、明日からは現実店舗でも販売が始まるという。Appleはスタートアップのハードウェアの製品が同社独自のテクノロジーを利用するのに適しており、大きな人気を集めそうだと考えた場合、これをプロモートするため同様の契約を結んだことがある。

Reach Roboticsの場合、Appleにとって相乗効果があるのは明らかだ。MekaMonは現実のトイ・ロボットが戦う環境を作るためにARテクノロジーを利用している。つまりAppleが全力で普及を図っているARKitと対象までの距離を把握できるカメラのユースケースとして理想的だ。

ファウンダーのSilas AdekunleはTechCrunchのインタビューに答えて、「サンフランシスコで開催されたGame Developers Confereceでロボットをデモしたとき、わが社への4人の投資家の一人が〔Appleとの〕ミーティングを設定してくれた。Appleはすっかり気に入ったようだった。当時私はARKitがすぐに発表されることを知らなかったが、発表されたものを見て、これは使えると感じた。正しい方向だと思った」と述べた。この時系列を考えると、現行バージョンのMekaMonはARKitを利用しているわけではないようだ。しかしReachは将来のバージョンではARKitを使うことになるだろう。Apple Storeで独占販売されるとはいえ、ロボットの操縦、主観表示、AR環境の表示、距離の測定などすべてiOSとAndroidの双方で作動する。ロボット本体はBluetoothで接続され、対戦あるいは協調モードでさまざまな動作が可能だ。

MekaMonはAppleのSwift Playgroundsと完全に互換性がある。ユーザーはロボットの動作をカスタマイズしたり、アニメーションに利用するプログラミングを書き、アプリ開発を学ぶことができる。Adekunleは「Swiftベースのプログラミングをさらに追加してロボットを進化させたい」と述べている。

ロボットは今日から発売されるのでクリスマス・プレゼントにも間に合うだろう。1セット300ドルだ。

〔日本版〕 MekaMonのキット内容はこちら。MekaMon1台、ARマット、電池、充電器、カスタマイズ用パーツが含まれる。発売はEU、イギリス、アメリカのApple Storeで、日本から入手できるかどうかは情報がない。ファウンダーは上のビデオで1:30あたりからMekaMon開発の背景について触れ、「日本のアニメ」を挙げている。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


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