トヨタの新しいヒューマノイドは、まるで生きているように操ることができる

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ソフトウェアの複雑さを「意図指向プログラミング」で管理する

トヨタは、新しい第3世代のヒューマノイドロボット”T-HR3″を発表した(チャーミングな名前だ)。人間にとって有益で安全な助手となるようデザインされている。また「マスター操縦システム」と呼ばれる機能も備えていて、それによって人間がT-HR3に自分の動きを真似させることで、VR遠隔操作プラットフォームとして使うことが可能だ。その通り、映画Pacific Rimに出てくる巨大ロボット、イェーガーのようなものだ。

T-HR3は、家庭内介護、病院内、建設現場、被災地、そしてトヨタによれば外宇宙までをも含む、幅広い局面で人間のアシストを行うことができるようにデザインされている。ロボットは、長い腕と、機械的な構造を覆う滑らかな白い外殻と、光センサーを備えた頭部をもつ、やや背の低い人物のように見える。

マスター操縦システムのオペレーターは、ロボットに動きを伝えるための腕と脚の両方のカバーを装着していて、オペレーターがその場で歩いたり、腕を操作したり、人間の自然な動作を直接変換して握ったりするといった、様々な動作を行うことができる。オペレーターは、着用しているヘッドマウントディスプレイ(ビデオの中ではHTC Viveが使われている)のおかげで、ロボットの視点から見ることもできる。

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同期された動作にはセーフガードも備わっている。このためロボットの動きはオペレーターと干渉することはない。操縦席に座っている間は、例えば誤って(あるいは意図的にも)ロボットでオペレーター自身を殴ることはできないのだ。

遠隔操作された、器用なヒューマノイドロボットは、基本的に全ての人間活動に応用できる潜在的な可能性を秘めている。そして、仮に私たちが異次元の怪物の侵略に対して戦う必要が出てきたとしても、少なくともそれを可能にする道筋は手に入れたということだ。

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(翻訳:Sako)