WICASTRはエッジコンピューティングのためのプラットフォーム

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コンテンツの配信は困難だ。顧客が待たなくても良いように、そして新しいデータの遅延が起きないように、なるべく顧客の近くにコンテンツを置いておきたいはずだ。それこそが、WICASTRがSMART Edge Platformを開発した理由だ。これは互換性のあるローカルルーターやアクセスポイントといった、ネットワークの終端近くまで、コンテンツを送り込むシステムだ。

「WICASTRは、エッジコンピューティングのための『オールインワンソリューション』です」と創業者のArmine Saidiは語る。「私たちは、Androidのエコシステムとも似ていますが、アクセスポイント、ルーター、その他のエッジデバイス向けのエコシステムを提供します。私たちはエッジ向けのアプリケーションを簡単に開発展開するための、ハードウェア、オペレーティングシステム、そしてアプリケーションストアソリューションを持っています」。

同社は100万ドルを調達し、TechStarsプログラムを完了した。彼らのエッジプラットフォームは、「アラブの春」に触発されたものだ。創業者たちは、ネットワークを封鎖しようとする政府によってもたらされる妨害に、耐えることのできるシステムを構築したかったのだ。

「私たちのチームが着手した使命は、政府による故意のモバイルネットワークシャットダウンの際にも、すべてのスマートデバイスを介することで、シームレスで中断されないコミュニケーションとコンテンツ配信を達成する技術を開発することでした」とSaidiは語る。こうすることで、ネットワーク上のデバイスがコンテンツプロバイダとして機能できるため、攻撃中にもデータが失われないことが保証される。

チームは7年間に渡って作業を続けており、IoT、ワイヤレス、ソフトウェア、ハードウェア開発、製造、そして流通に深い専門知識を持っている。彼らは現在20以上の有料顧客を抱え、Intel、Cisco、Deutsche Telekomと協力して強力なエッジ配信を構築中だ。

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(翻訳:sako)