「Amazonの第2本社はアトランタが最有力」という新レポート

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Amazonが選定を進めている第2本社の候補地のうち、どこが有力か各都市の人口動態統計と不動産等に関する情報を組み合わせたレポートが発表された。 Sperling BestPlacesは第2本社に関するレポートで過去にかなり優秀な成績を残している。同社はAmazonが発表した最終候補20都市のうち15都市を事前に予測していた。Sperlingは今回のレポートでアトランタを最有力候補に挙げている。

Amazonは第2本社建設に50億ドルを投資し、向こう10年から15年の間に平均給与10万ドルという高給の職を5万人分新たに作る計画だ。これまでの例からみて、多数の社員がAmazonを離れてスピンオフ事業を立ち上げることが予想されるので、新本社建設の影響は次第に地域全体に拡大していくはずだ。

Amazonが発表したリストはアメリカ東部に視線が向いていることを推測させるものだった。Sperling BestPlacesのCEO、Bert Sperlingは「Amazonが選定した都市の4分の1はワシントンD.C.またはニューヨーク周辺だ」と指摘した。

ランキングを改定した新しいリストではワシントンD.C.とニューヨーク大都市圏は大きく順位をアップさせた。Sperlingは「Amazonはこの地域を真剣に検討していると考えられる。バージニア、メリーランド、ニューアークを含め、候補都市の上位にワシントンD.C.とニューヨーク周辺が5件も入っていることになる」と述べた。

また20都市のうち14都市は東部標準時地域だ。「これはヨーロッパとの時差が小さくなるという利点がある。ヨーロッパはAmazonにとって今後ますます重要な地域になる」とSperlingはいう。

しかし、Sperlingが最有力候補とする都市はジョージア州アトランタだ。

まず第一にアトランタはワシントンD.C.、ボストン、ニューヨークという大都市圏に十分近いにもかかわらず不動産事情が良好で十分な敷地を確保しやすく、価格も安い。もしAmazonがアトランタを選ぶならスペースがあって交通も混雑しない郊外を選ぶだろうという。

Sperlingの新しいリストではAmazonが求めるはずの人的、物的リソースに乏しいと考えられる小都市は下位に回されている。外国の都市に本社機能を置くことはビジネス上なにかとことを複雑にするため、トロントのランクも低い。

Sperlingの新しいリストは以下のとおりだ(可能性の高い順)。

  1. アトランタ(ジョージア)
  2. ノーザン・バージニア(バージニア)
  3. ワシントンD.C.
  4. モンゴメリー・カウンティー(メリーランド)
  5. ボストン(マサチューセッツ)
  6. ニューアーク(ニュージャージー)
  7. ニューヨーク(ニューヨーク)
  8. フィラデルフィア(ペンシルベニア)
  9. シカゴ(イリノイ)
  10. デンバー(コロラド)
  11. オースティン(テキサス)
  12. ダラス(テキサス)
  13. ピッツバーグ(ペンシルベニア)
  14. ローリー(ノースカロライナ)
  15. トロント(オンタリオ、カナダ)
  16. ナッシュビル(テネシー)
  17. マイアミ(フロリダ)
  18. ロサンゼルス(カリフォルニア)
  19. インディアナポリス(インディアナ)
  20. コロンバス(オハイオ)

第2本社の場所の予想を試みて試みている会社は他にもある。.たとえば、アイルランドの有力なオンラインの賭けサイト、Paddy Powerは東部の諸都市に良いオッズを出している。ボストンが2-1、アトランタが5-1、ワシントンD.C.が8-1だ。このサイトは昨年秋、アトランタに2-1というl hきわめて高いオッズを出していた。【略】

Sperlingは「われわれは今後数週間のうちにさらに新しい分析結果を発表する予定だ」としている。

画像: Amazon

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+