Cardiogramの研究によれば、Apple Watchは糖尿病を85%の精度で検出可能

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Cardiogramの創業者Brandon Ballingerによる最新の臨床研究によれば、Apple Watchは既に糖尿病と診断された人が、糖尿病であることを85%の正確性で診断することができた。

この研究は、CardiogramとUCSFによる、より大きなDeepHeart研究の一部である。特に今回の研究では、1万4000人のApple Watchユーザーからのデータを使用し、またAndroid Wearを使う同じタイプのセンサーを搭載したフィットネスバンドも、彼らのシステムに統合された。

2015年には、 Framingham Heart Studyが、安静時心拍数と心拍数の変動によって、糖尿病および高血圧を有意に予測できたことを示した。これにより、Watchの心拍センサーを使用して、糖尿病患者を正確に検出できるかどうかを調べる機運が高まった。

これまでに、Ballingerと彼の同僚たちは、Apple’s WatchをCardiogramのAIベースのアルゴリズムと組み合わせることによって、心拍の異常なリズムを97%の精度で、睡眠時無呼吸は90%の精度で、そして高血圧症は82%の精度で検出することができた。これらの発見の大半は、臨床ジャーナルまたは抄録に掲載されており、Ballingerは今週のAAAI 2018会議で発表した後に、最新の研究結果を出版する予定だ。

糖尿病は増加を続けている、米国内の大問題であり、今では米国の成人の1億人以上が、前糖尿病ならびに糖尿病患者である。アメリカ疾病予防管理センターによれば、そのうちの4分の1以上が診断を受けていないが、この問題の原因の一部は、血糖値をチェックする際の痛みによるものである。患者は毎食後に自分自身に注射を行い、適切な量のインスリンを正しく投与して、自分自身でバランスをとる必要がある。

また早期発見を行うことで、糖尿病の合併症が発症する前に、それらを防ぐことが可能になる。血糖値を測定するための特殊デバイスを作製する試みも、他に続けられて来たが、今回の研究は、通常の心拍センサーが人工知能ベースのアルゴリズムと組み合わせられることで、他のハードウェア無しに糖尿病を同定できることを示した、初の大規模研究である。

さて、では次は何だろう?Ballingerと彼の同僚であるJohns Hsiehは、心臓センサーを通して様々な疾患を検出できるだろうと語る。たとえば妊娠糖尿病などだ。Hsiehはまた、今回のテストは既に糖尿病もしくは前糖尿病であると診断を受けたひとたちに対して行われたものであるため、もし自分が糖尿病ではないかと疑うならば、Watchの結果に頼るのではなく、医師の診察を受けるべきだと注意を促した。

しかし、この結果は有望である。私たちは、Apple Watchや他の心拍センサー内蔵のフィットネスモニターが、私たちに関して次に何を教えてくれるのかを、ただ心待ちにしよう。

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(翻訳:sako)