HD Cloudはエンタープライズ向けクラウド・ビデオ・エンコーディング・サービス
by Leena Rao on 2009年4月15日

魅力ある内容のビデオを制作、編集するのはビデオ・コンテンツをウェブに公開する作業の半分にしか過ぎない。内容ができあがったら、次にビデオをそれぞれ目的の公開プラットフォームにあわせた適切なフォーマットに変換し、エンコードする必要がある。

HD Cloudというスタートアップが提供するのは、ビデオを新たにエンコードし、あるいは新たなフォーマットにエンコードしなおすサービスだ。同社では「ウェブビデオのFedEx」をキャッチフレーズに、大手メディア企業向けに、HDビデオの自動化されたエンコーディングをクラウド上で実行するサービスを提供している。同社のSaaSを利用して、コンテンツ所有者はビデオを多様なウェブサイトで公開できるよう自動的にエンコードすることができる。

HD Cloudはすでに有力なビデオの公開プラットフォームであるソーシャル・ネットワークのMagnify.netと契約することに成功している。Weather.com、New York Magazine、Zappos.tv、LiveEarth、BlogHer.comなどを始めとすMagnify.netの5万2千のクライアントは、HD
Cloudを利用してコンテンツを自動的に適切なフォーマットにエンコードすることができる。

HD Cloudは従来ローカルのハードウェアで行われていた作業をインターネット上のサーバを利用したサービスへと移行させるクラウド化のトレンドの一つの例だ。クライアントはHD Cloudのサーバ上で数千ものエンコーディングを同時に実行することができる。HD Cloudは次いでそれらのビデオを自動的に目的とするサイトにアップロードあるいは配信する。またローカルのコンテンツ・マネジメント・システムやハードディスクにダウンロードすることもできる。

HD Cloudはこれ以外にもEncoding.comのようなクラウド・コンピューティングの威力を生かしたコストパフォーマンが高くスケーラブルなエンコーディング・サービスを提供している。

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(翻訳:Namekawa, U)