Archive for 5月 2006
Yahoo YouTubeと競うが、Flickrとの連携を忘れる
by Michael Arrington on 2006年5月31日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

新サービスの Yahoo Video は今晩(水曜日)9:00pm(PST:米国西海岸時間)にローンチをする。大きな変更は?Yahoo Video は、User-generated ビデオを許可することで YouTube をターゲットとしている。大きな失望?このサービスは(まだ)Flickr と融合されていない点。

Yahoo Video は 関連するビデオをウェブでクロールしながら、これからも主要なビデオパブリッシャー・サイトへダイレクトにAPIアクセスを許可し続けるだろう。しかし今は、一般のインターネットユーザーはYahoo Video でビデオを簡単にアップローする方法を手に入れ、独自のビデオブログチャンネルを作成できる。

アップロードにおける唯一の制限事項はファイルサイズである-100MB以上のファイルはアップロードできない-しかし時間、帯域幅、あるいは合計保管容量に制限はない。ビデオはパブリックへの公開、あるいはプライベートに設定でき、ビューワーは人気度、カテゴリー(Yahooにより既に分類済み)あるいはタグ(ユーザーにより追加)によってビデオを検索し、分類できる。YouTube のように、各ビデオファイルはビューワーによってレーティング、コメント、他のウェブサイトへの組み込みなどを可能とする。

競合サイトを押し切って Yahoo を使う最大のメリットは、高い露出の可能性かもしれない。人気の user generated ビデオはローンチ後周期的に刷新したYahooのホームページのあらゆる場所で特集されるであろう。

そして、YouTube や他のビデオサイトと違い、Yahoo は Flash には完全に頼っていない。ゼロからアップローダーツールを作り、ディフォルトのプレーヤーはWindows Media フォーマットである。Mac ユーザーや、このフォーマットを利用できない他ユーザーには、代わりに Flash プレーヤーが自動で適用される。

サービスはすばらしい出来で、人気に火がつくのは確実だろう。理由のひとつとしては、これが Yahoo のサービスだということである。そして、ホームビデオからのアップロードとウェブ上からクロールされたファイルを用いて、驚くほど強力で完全なビデオ検索ツールを作成した点も理由の一つである。しかし、私が本当に見たいものは、Flickr への直接アップロードや完全に異なったユーザ-層に対応する、ビデオアップロードの機能性である。Yahoo Video には、ディストリビューションと名声を得る目的でファイルをアップロードするだろうし、Flickr にはほとんどの場合、友達や家族と共有するために、それに長期間安全な場所に保管する目的でアップロードするだろう。私はむしろ後者に興味があるのだ。

不動産販売のルールを変えるRedfin
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by Michael Arrington on 2006年5月31日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

シアトルに本社を置くRedfin は本日二つの大きな発表をした。

まず始めに、Vulcan Capital、BEV CapitalとMadrona Venture Groupから8万ドルのシリーズBラウンドを終了した。これは2006年1月、シリーズAの(だいたい)1万ドルの後に続くもの。Plumtree の設立者は2005年の9月に一員となった。

二つ目は、Redfin は現在のシアトルのみのサービスを拡張し、カリフォルニア州ベイエリアも対象にするということ(そしてまもなくロサンジェルス、サンディエゴ、そして全域にまで拡張される)。

彼らのビジネスモデルは、好奇心をそそり、好戦的なものである。役に立つ不動産情報を提供したり、競合である TruliaZillow のようにプロの不動産コンサルタントを紹介する代わりに、Redfin は少なくとも不動産販売の半分は不動産エージェントやブローカーの介入を完全に避けるよう最善をつくしているのである。

Redfin はMLS Listing information (販売物件)と過去の販売データ(売却済物件)を統合してひとつのマップにしている。もしあなたが気に入った物件を見つけ売買申し込みをしたいのであれば、Redfin はあなたに代わって購買の手配を進めてくれる(彼らはコールセンターを所有しており、認定された不動産のコンサルタントがユーザーの相談にのっている)。ここがいいところ:契約を結ぶ際、買い手にかかった不動産手数料の3分の2を直接払い戻している。買い手への返済平均額は11403ドル(これは土地が比較的安いシアトルの不動産額をもとにしたもの)。

また、Redfin は定額(現在は1350ドル)で販売プロセスを全面に対応する”Direct for Seller”と呼ばれる売主代理モデルを実験的に行っている。500万ドルの物件の場合、これは売主にとって13650ドルの節約となる。

けれども、Redfin にとって全てが好ましい状況ではない。彼らはシアトルで長年ビジネスをしているのだが、その間に反感をもつ不動産業者の仕業とみられる従業員や顧客に対しての脅迫や、ストーカー、他嫌がらせをうけた「戦争体験記」があるのだ。どこまでも非効率的なこの市場を崩壊し続ける中で、こういったことは無縁になって欲しいと望むところである。

Redfinチームとはまだ会ったことがないが、 FarecastTriphub で共同プロデュースしたTechCrunchシアトルパーティにて今晩お会いできるのを楽しみにしている。

サンフランシスコ市の5.3百万ドルの物件に対し10万6千ドルの返金を示したもの:

SixApartのCometがVoxと名を変えて6月1日にローンチ
by Ouriel Ohayon on 2006年5月31日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

ブログプラットフォームのTypepad、MovableType、Live Journalでお馴染みの SixApart(本社:サンフランシスコ)は、6月1日(水曜日)に新製品であるブログホスティングプラットフォームVox(以前はComet)をテスト公開する。始めは2-3千人のユーザーを集め、序所に増加していくという。

Vox は去年の秋のDEMO conference にて初めて紹介された(詳細とMena Trott氏のプレゼンテーションのビデオアーカイブとはこちらをクリック)。

Vox は素人を対象にしたブログプラットフォームである反面(リッチで高度な機能を持つにもかかわらず)、ソーシャルネットワークの側面も持つ。”new post” の機能はWYSWYG形式であり、Amazon からの書籍情報(評価)とともにイメージ、オーディオ、ビデオファイルが非常に簡単にアップロードできる。記述的なタグの追加とプライバシーの設定も各投稿ごとにできるようになっている。

今回のサービスは、ソーシャルネットワークの側面に明らかに焦点をおいている。”neiborhood” と呼ばれる友達リストは各ページに目立つように表示されている(下のスクリーンショットを参照)。もし友人をリストに追加したいなら、彼らの写真をホバーオーバーすると、多数のオプションがポップアップする。

現時点では、Vox はサイトのルック&フィールを完全にコントロールしたいハードコアなブロガーのためのプラットフォームではない。しかし、Flickr、YouTube、簡単なブックレビューなど、大多数の人々が希望する機能に加え、すばらしいインターフェースを備えている。これは正面から MSN Spaces や AIM Pages を目指したもの。

Vox は無料で広告によりサポートされている。

もっとスクリーンショットを見たい方は こちら

LogoWorksデザインを刷新し、ディスカウントコードを提供
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by Michael Arrington on 2006年5月31日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Logoworks(本社:米国ユタ州)はユーザーインターフェースを刷新し、再度ローンチを遂げた。Logoworksは斬新であり、また良心的な価格設定で、企業や顧客向けにロゴを創作するサービスである。彼らは才能があり事前に承認されたデザイナーにプロジェクトそのものをアウトソースしている。デザイナーは独自でデザインのコンセプトをあみ出す。そしてあなたは一番気に入ったコンセプトを選択する。コンセプトが選択されたデザイナーにはボーナスが支払われる仕組みだ。そして、非常に効率的で競争力が高いマーケットがロゴ製作のプロジェクトを通して形成されるというわけだ。

私はLogoworksのデザイナーがどんなものを創作してくれるかを見るために、試してみた。 数日後、ロゴコンセプトにリンクされたメールを受信した(そのほとんどが下部に添付)。

初回に送られてきたコンセプト例:

底値の価格で違ったロゴコンセプトを持つ多数のデザイナーをうまく利用できることは、強力な武器である。

Logoworksは300ドルから、多数価格プランが用意されている。もしあなたが新しいロゴをお探しなら、このサイトチェックしてみてください。

ディスカウント・コード:もし、このリンク(www.logoworks.com/techcrunch)からLogoworksにアクセスするのであれば、注文の価格から50ドル引きになる。私はコミッションやその他の支払いは受け取っていない。ただ、彼らにTechCrunchの読者にできるだけのディスカウントをしてあげてと頼んだだけ。ディスカウントは6月13日まで有効。”Start my logo”を選択すると、元の金額が取り消され、ディスカウント価格が表示される。

Sharpcastが一般公開
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by Michael Arrington on 2006年5月30日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

3月頭に1350万ドルの資金ラウンドを終了した(2ラウンドあわせて合計1650万ドル)シリコンバレーの Sharpcast が今一般公開された。正式な発表は明日水曜日。しかし、サイトはすでに新規登録者のために公開されている。

Sharpcast は強力なサービスなのだが、一目見ただけでは理解し難い。基本的なアイデアとしては、コンピューターと携帯端末の間でデータをシンクロさせる際の手間を省 くものである。初回のサービスである Sharpcast Photos は、技術力を立派に発揮したものである。将来的には、アドレス帳、カレンダー、ドキュメントなどデスクトップのアプリケーション(Outlook、 icalなど)からのデータなら全て自動でシンクロできるようなサービスを目にすることになるだろう。

Sharpcast Photos では、ユーザーはデスクトップ・アプリケーションに写真をアップロードすることができる。Windows のみ対応されており、Mac版はまもなく対応されるだろう。

デスクトップ・アプリケーションに写真があれば、ユーザーはいくつかのオプションを選択できるようになっている。そして、写真をウェブにおくことで他のコ ンピューターとシンクロされ、さらに携帯端末へとシンクロされる仕組みである。この手順は多方向で作動する。写真をウェブにアップロードし、デスクトップ (そして携帯端末)とシンクロさせる。一度携帯で写真をとって、ウェブ上とデスクトップにシンクロさせてみてください。

2月の DEMO Conference でSharpcastのデモを視察した。そして再度2-3週間前、CEO Gibu Thomas氏とMarketing/Business Development Directorの Allen Bush氏からもデモを見せてもらった。アプリケーションはとてもよくできていて、携帯端末とのシンクロナイゼーションは瞬時に行われる。 Sharpcast の社員たちは、サービスローンチまで待ちすぎたのだろうか。苦情にあたる痛ましいバグを数個見つけた。

これは次世代なサービス。問題は Sharpcast はこの一部に属することになるかどうかだが、きちんとやり遂げさえすればできるだろう。

BenchmarkがPageflakesへ投資:
Ajaxデスクトップ戦争一段と活気が高まる
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by Michael Arrington on 2006年5月30日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

ドイツのスタートアップ Pageflakes は Ajax が使用されたパーソナリゼーション・ページを提供する(以前のプロファイルはこちら)。水曜日には、Benchmrk Capital によるシリーズAラウンドの資金調達を発表する。ラウンドのサイズは公表されていないが、(公表しないのは)低めだとほのめかしているようなもの。

3月の下旬に、パリに本社を置く競合 Netvibes1万ドルのシードラウンドを発表した。Netvibes と Pageflakes は両者とも Microsoft の Live.com と他のパーソナライズ・ページを提供する企業と競っている。現在は Live.com のトラフィックの足元にも及ばないが、ユーザーは定期的に「相対的には Pageflaes と Netvibes のサイトのスピードが好きだ」コメントしている。

Benchmark は積極的に、欧州に本社を置く企業あるいは新興のコンシューマー向けスタートアップに投資をしている。彼らは最近Beboに15万ドルの投資をした。Beboは以前はUKに本社を置いていた(現在はサンフランシスコ)。

Feedblitz エンジェルラウンドの資金を調達
by Michael Arrington on 2006年5月30日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Blog/RSS・メールサービスを提供する FeedBlitz は、今日TomEvsli氏からのエンジェルラウンドを発表した。Tom Evslin氏は以前 AT&T と Microsoft の役員であった。私は、過去に Feedblitz をきつく非難し(こちらのno.2をみて)、創設者のPhil Hollows氏にからひどく非難し返されたことがある。しかし、今日 Phil には「おめでとう」と言って今後の健闘を祈りたい。今回の資金調達は、最近類似サービスの提供を始めた Feedburner と競いあうための援助となるものだから。

ローンチ分析 Riyaの実況中継
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by Michael Arrington on 2006年5月30日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

写真検索と顔認識サービスの Riya今では産声をあげてから約2ヶ月となった(過去のRiyaに関するする記事はこちら)。ファウンダーでCEOのMunjal Shah氏はローンチにおけるあらゆることを祝す時期にいる。そしてこの記事は、将来起業を目指す起業家には必読である。彼のアドバイスをもとに、”Don’t Blow Your Beta(ベータリリースを台無しにするな)“の記事を更新しておこう。Part1は完了し掲載済み、次号の更新は期待していて。これは無料のコンサルティング資料となるからブックマークしておくと良いだろう。

発表:TechCrunchの直の広告主について書くのは始めてだ。Riyaは数週間前に TechCrunch のスポンサーとなったスタートアップ企業。

CNETのAllYouCanUploadは破壊的
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by Michael Arrington on 2006年5月29日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

CNETは先週、AllYouCanUpload と呼ばれるシンプルな写真アップロードサイトを静かにローンチさせた。一見、特別なあるいは「破壊的な」サービスのようには見えなかったのだが、実際はそうであったのだ。

AllYouCanUpload をローンチすることにより、CNET は少なくとも MySpaceや eBay その他第三者のウェブサイトに写真を載せたいユーザーのためのホスティングサービスを提供する2社のスタートアップ(photobucketimageshack)をつまづかせたことは確かである。これは相当大きなビジネスである-photobucket は現在多くのトラフィックが流れ込む有益で資金も潤う企業だ。

AllYouCanUpload は手間となる作業を一切取り除き、できる限り簡単に写真をアップロードできるサービスである。アカウントを登録する必要もない。アップローディングツールを使うだけで、写真とともに、Myspace、ebay、その他のサイトに写真を掲載できるコードが表示される(メールで送信ができるリンク付のオプションも気に入っている)Photobucket や Imageshack と違って、AllYouCanUpload は完全に無料で、アップロードするエリアにも広告は表示されない(サイトのホスト側のエリアには広告がある。ホスト先のイメージをクリックすると見える)。アップロードできる写真数や使用できる容量にも制限がない。写真ファイルのサイズにも制限はなく、写真はリクエストしない限りリサイズされない。そして、最も重要である帯域幅の制限さえも全くないのである。

最後のポイントは重要である。他のサービスは帯域幅に上限がある。ということは、もし写真がとりわけ人気になり何度も閲覧されるとすると、ユーザーアカウントは上限に達した時点で停止してしまうのである。AllYouCanUpload ではこのようなことは発生しない。

これはデスティネーション・サイトではない-もしあなたの写真のURLを無くしたり忘れたりすると、検索機能やユーザーアカウントがないため再度アップロードしなければならない。CNET はもし、デスティネーション・サイトの機能を求めるなら、彼らのメインの写真サイトであるWebshots に行くように勧めている。しかし、写真を保管しておく場所を求めているMyspace や他ソーシャルネットワークのサイトのユーザーにとっては、AllYouCanUpload は最適な場所だ。もし、このサイトに牽引力があれば(CNET がバックについていなくとも、牽引力はあると思う)、PhotoBucket やImageshack は現在のサービス内容を見直さざるを得ないであろう。そして、このようにサービスが改良されることはコンシューマーにとっては利益となることなのである。

Martin Green氏(CNETのCommunication Groupのジェネラルマネージャー)のブログでは、このサービス)に関し詳しく議論されているので、見てみてください(CNETの”Haystack”と呼ばれる新しいバックエンドのストレージ・ソリューションも含む。

最後に: 最近では、一体何をやっているかさえ理解できない状態まで、新機能を多数追加するウェブアプリケーションを今まで以上にみるようになった。こういったサービス、ひとつのことに対し一切の手間を省きとことん効率的にする努力がなされたサービスを見るたびに、私は心が熱くなる。「シンプルさ」と「つまらなさ」とはイコールではない。シンプルさは時には破壊的にもなりうる。AllYouCanUpload のようなサービス、もっと見てみたいものだ。

Fo.rtuito.usで新しい友達に会おう(ランダム方式)
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by Michael Arrington on 2006年5月29日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

進行サイトの Fo.rtuito.us は最後のバグ修正を完了し、今週ソフトローンチを遂げた。

Fo.rtuito.us に登録するとまず、ランダムで他のメンバーをあなたに紹介してくれる。匿名のメールアドレスでそのメンバーと交流をとり、友達になれるかどうかを検討するのに4日間与えられる。4日経って双方が「友達」になると決めた場合、互いの友達リストに永続的に追加される。そして、また他のメンバーが紹介されるというわけだ。

私はこのサイトとサイトの目的が無知なほど単純であり、そこが気に入っている (“世の中にいる人を知らないことで失っている世界に目を向けて欲しい”) そして、寂しい奴らにひとりやふたり程友達を紹介することを支援しているのだ。私はMyspace のような既存のソーシャルネットワークにこのモデルを利用できる方法がないか考えてみた。こういった機能をソーシャルネットワークに追加することにより、サイト上に友達がそれほどいないユーザーからページビューを増やすことはできるだろう。

Fo.rtuito.us は新規ユーザーに一般公開されている。もし興味があれば試してみて。

Limbo オークション-トリックそれともホンモノ?
by Michael Arrington on 2006年5月28日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Limbo はDraper Fisher JurvetsonとAzure Capitalから資金を調達するカリフォルニア州サンマテオ市のスタートアップ。このサービスの主旨は、競売にかけられているプラズマTV、iPods、車、イベントチケットなどといった商品をテキストメッセージを経由して入札されるというもの。ユーザーを引き寄せる仕組みとしては、アイテムの勝者は必ずしも最高額の入札者ではないということだ。各オークションの勝者は、入札額のユニークさで決定される。つまり、他の人が同じ額で入札をしていないという意味。もし、多数の人が1セントの入札をし、あなたが唯一の2セントの入札者であれば、あなたが勝利を得ることになる。

この企業は早速驚くべき買い物が成立したあたりをプレスリリースとして発行している。たとえばこのプレスリリースでは、ソルトレイク市のSondra Petersonという名の女性が36.65ドルの入札価格で3万5千ドルのハマー(米国ゼネラルモーターズ(GM)社ブランド名)を勝ち取った話を書いている。

もちろん、そんなにシンプルなことでもない、あるいはLibmoがそれほどビジネスモデルがないだけのことかもしれない。入札はテキストメッセージか通常の電話を通して行わなければいけない。42インチのプラズマTVを入札してみたが、最終的に入札を完了するのに4通のメッセージが必要であった(2通は送信、2通は受信)。私のサービスプランによると、22セント請求されることになる。おそらくそのうちの一部がLimboとレベニューシェアされているのであろう。また、テレビはLimboのプレミアムオークションの対象となるため、入札の度に追加で99セントが請求されるため、合計1.21ドルかかったことになる。私の最後のテキストメッセージは、

“高すぎる。あなたの1938セントの入札はユニークであるが、265のLower Unique bidsがありました。再度入札をしますか? *入札ポイント:10 Loot”

もし再度入札を行うのであれば、またテキストメッセージのやり取りと追加の99セントが課金されることになる。こういった請求の全てを理解したうえで、Libmoがオークションベースでどのようにして収益化するのをみるのは難しいことではない。このような”Loot”ポイントも私にできるだけ入札を仕向けるようにしている。入札毎にこれらのポイントを獲得し、ポイントをためるとTシャツや他のアイテムと引き換えできる

基本の概念を理解しまだ懐疑的でなければ、規約を確認することでここに寄り付かなくなるでしょう。

オークションは長期にわたり行われる(テレビのオークションは5月15日から6月5日まで)。長期間行われるということは、入札が増え、勝者となる確率も確実に減るということだ。一旦あなたが入札をすると、新しい入札が行われるたびに自動でテキストメッセージが送られてくる。テキストメッセージを新たに送信することでしか、この設定を解除することはできない。また、家庭の電話を使おうものなら、もっと最悪な状況だ。Limboは彼らがユーザーの情報をマーケティング目的で使用すると明確に述べているのである。つまり、テレマーケティングのセールスコールがくるということだ。

そして、もしあなたが落札者となれば、配送料は無料ではない。UPSの価格がそのまま請求される(もしくは選択肢として促進目的のために写真を使う権利をあげることもできる)。最後に、商品の価値と実際に払った金額の差額に税金が課せられるのである。ということは、Sondra Peterson氏が競り落としたハマーは実際36.65セント以上かかることになる。35万ドルの収入に税金が課せられるだけではなく、ハマーの郵送費が一体どれだけになるのか想像もつかない^^;。

だから結局のところ、大多数の入札者が落札するチャンスがないのに、Limboに支払いをやむなくさせられるのだ。おびただしい数のSMSと他手数料を必要とし、マーケティング目的のためにユーザーの電話番号を使用すると明確に公言し、そして落札者は自腹で税金とアイテムの郵送費を払わなければいけない。サービスを利用し、詳細のルールを読んだ後、Limboは私にとっては、無料同然の価格ですごい商品が入手できるチャンスというよりも、なにかのトリックにでもひっかかったように思える(しかもお金がかかるトリック)。

Share Your OPMLについて考える
by Michael Arrington on 2006年5月27日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Share Your OPML は既に優れたブログランキングシステムであり、次第にこれは信頼性において確実なブログランキングとなり、ブログのレコメンデーションのシステムを手にするチャンスを掴むだろう。そして、トップ100だけではなくトップ1000まで作り、非常に長いブログのロングテールを考えている。

本サービスを紹介したオリジナルの記事では、これを優秀なランキングシステムとみなすのに不満があるといった多数のコメントがあった。現状では、Technorati 100や世にある人気のブログリストよりも実際の結果が少し違っている、 “もうひとつのトップ100リスト“でしかない。

しかし、Share Your OPMLがしていることと他のランキングシステムの間には顕著な相違点がある。SYOは完全に客観的であり、人々が実際にどんなコンテンツを読んでいるかを表示する。一方、他のランキングシステムは主観的であり(Technoratiはリンクを見る)、あるいは彼らのユーザーだけを対象にしたデータ(BloglinsはBloglineの購読者数でブログのランク付けを行う)を使うのだ。世の中の広範囲にわたるユーザーがOPMLフィードをアップロードすることをいとわなければ、やがてSYOは本当の”ロングテール”を実現するレコメンデーション・エンジンとなるだろう。そして、そこに到達するまでは、あと2-3ステップなのだ。

SYOはより多くのユーザーが必要である。私が想像するところでは、2-3千人が既にリストをアップロードしているはずなのだが、人々が読むものを本当にデータとして反映させるにはもっと多数のユーザーが必要なのである。これを達成するには、SYOは現在ユーザーに提供している以上の価値を追加する必要がある。実際、これを支援するような新機能は次第に追加されており、私が最後に見てから、SYOはトップポッドキャストリストフィードリーダーを追加している。

SYOを利用して集客する方法のひとつとして、Bloglinesのようなフィードリーダーに永久的にOPMLファイルをリーダー側ではなくSYOに保管するよう働きかける方法がある。これはおそらくBloglinesやウェブベースのリーダーにとったらまだまだ先の話かもしれない。しかし、もしSYO側で容易に設定できる機能が準備され促しかければ、小さなあるいは新興のリーダーが採用するようなアイデアかもしれない。私から彼らにそう推奨してみよう。私は全てのフィードを中立的な場所に置いておきたいので、SYOはそれをするのに最適な場所である。

しかし、まず始めに機能がもっと必要である。各フィードにはタグをつけたい(そして他の人のフィードにもタグ付けをしたい)。FeedCollectorsにはこの機能がある点が気に入っているので、SYOも真似をするべきだと思う。こちらに、SYOでの私のフィードのパーマネントアドレスがある。タグ別、ユーザー別、全てのユーザー別にもパーマネントアドレスが欲しいところだ(Flickrにはこの機能がある)。

そして、リコメンデーション機能も改善してもらいたい。SYOは、私が既に読んだものとしっかりと一致するユーザーの多数のフィードを見せてくれる。しかし、各フィードに対して、固有のレコメンデーションも欲しいところだ。もし私がScriping Newsを読むのが好きであれば、SYOは他に私の嗜好にあったものを提示してくれる。SYOでは利用できるデータを全て使いこういったことを実現するのは簡単なことである。アルゴリズムを構築し、ローンチすればいいだけだ。

私にとって本当に面白いことはここからだ。もちろんSYOではトップ100や100,000フィードまでリストし、特定のフィードの人気が落ちるかどうかを見るのは面白いかもしれない。しかし、私が本当に知りたいことは、既に私が読んだフィードの情報を応用し、どんなフィードを次に読むべきかというところ。これによって、まだまだ新しくそう人気がないブログもいきなり勢いづく可能性だってある。もしたった数人しか読まれていないフィードでも、他のユーザーがレコメンデーション・エンジンを通して見つけることだってできる。そうなると、ブログ界もますます発展していくだろう。

Farecastで良い条件の航空券を探そう
(単純にSouthwestを使うという手もあるが)
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by Michael Arrington on 2006年5月26日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

シアトルに本社を置くFarecast (現在はプライベート・ベータ版)は、航空券の価格を比較でき 、また予測アルゴリズムを利用して、どのタイミングで チケットを購入したら良いかの推薦もしてくれる。アイデアとしては、 どこが一番安値のチケットを販売しているかだけでなく、 今購入を保留するほうが良いかといったところまで面倒みてくれるというわけだ。 ミネアポリスの Flyspy という会社、 近々似たサービスをローンチさせるからチェックしてもらいたい。

サイトはよくデザインされており、インターフェースも見やすく、価格、予測情報を表示。現時点のベータ版では、出発地としてシアトルかボストンを選択しなければならない。私はシアトル発ロサンジェルス行きのフライトを見てみた。最安値のオプションは329ドル(アメリカン航空)、そして予測情報はこの7日間の間、80%の確率で最安値のチケットが50ドル値上がりすると教えてくれる。

分かった。すばらしい。しかし、往復で308ドルのチケットを売るSouthwestはこの価格比較には含まれていない。これがここでの真の問題である。Farecast は航空会社が作り出している価格カオスから役立つ情報を引き出すいいソリューションである。しかし、Southwestはこのゲームに参加しておらず、Farecast のような比較エンジンにサービスを公開していない。最安値で良心的な値段はこのサービスから除外されているのである。

私はFarecast のサービス気にはいっているし、Southwestの値段よりも安いチケットが手に入るかどうか使ってみようと思う。しかしながら本当に見てみたいのは、航空会社たちがこのどうしようもない状況を理解し、共通でもっと納得のいく価格モデルを採用してくれることだ。たとえば、Farecastのような独自のアルゴリズムがなくても理解できるようなものであって欲しいものだ。

John Cook氏がさらに詳しく書いている。プライベート・ベータ版の招待を受けるには、 ホームページから登録。 Noahよ、招待状をありがとう。

Our Prisoner せいぜい5分位なら楽しめるはず
by Michael Arrington on 2006年5月26日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Our Prisoner の企画は明らかに、これを製作しているメール会社の宣伝行為だ。

サイトによると、ルーザーであるKieranという名(35歳・男)の生活を1日24時間、6ヶ月間にも渡って追うネット上でのテレビ番組だ。 彼は家から出ることができない。唯一カメラに写されないのはトイレだけ。 寝ているとこから 着る物、食べる物、果てはデートする相手まで、彼のすることなすこと全てがビューワーの投票によって決められる。 将来、もしこのショーの「囚人」になりたければ、ホームページから登録できる。

会社にとっても、哀れなKieranにとっても、これがうまくいくとはどうしても思えない。すぐに 廃れてしまうような予感がする。

来週はSeattleでTechCrunch Web 2.0 パーティー
by Michael Arrington on 2006年5月25日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

先週月曜のロンドンでの TechCrunch party パーティーは大成功を収めた。次回のシアトルでのパーティー Redfinとの共同で開かれる。

開催日は、来週水曜日5月31日と数日先の話。 パーティーは( パーティーするにはもってこいの)800人収容可能で ユニオン湖の南岸にあるアーティスティックな倉庫スタイルの ConWorks (Consolidate Works)で行われる。

このイベントは無料、誰でも入場可能だ。

イベント インフォメーション:

開催日: 5月31日(水)
場所:
Conworks, 500 Boren Ave N, Seattle, WA 98109 (Map) (View)
時間 :
6:30 – 11:00 pm
RSVP: wikiにご自身の名前を追加してください

シアトルに本社を置く Redfin が(イベントの準備もほぼ仕切っていただく)イベントの費用を出す。 Seattle PIの John Cook氏と NPRの John Moe氏からもこの計画に多大な援助を頂いた。みなさん、どうもありがとうございました。もし出席予定なら、Wikiに登録して下さい。もし、あなたが企業で、イベントのスポンサーに興味があるなら (Redfinの経済的負担、そしてこれをWeb 2.0のイベントと呼ぶために私の法廷弁護料基金の負担を軽減することになる) editor@techcrunch.com までご連絡下さい。

Spinvox ボイスメッセージをテキストに変換
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by Michael Arrington on 2006年5月25日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

MobileCrunch の Oliver Starr氏は携帯電話のボイスメッセージをSMSもしくはメールのメッセージ(または両方)に変換するサービスを提供する Spinvox(本社:イギリス)に関し記事を書いている。 これは私も是非使いたいサービス。

イギリス国内では随分と前から出回っていたが(携帯電話会社との契約が必要)、 ようやくアメリカにも上陸した。契約はまだ公表されていないが、 どうやら英国人は狂ったように利用しているようだ。 そしてこのサービス、決して安くはない。詳しくは MobileCrunch を見てみてください。

Jeff Pulver氏のFeedCollectors ベータ版
by Michael Arrington on 2006年5月25日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

FeedCollectors (プライベート・ベータ版)は、Jeff Pulver氏の新しいプロジェクトのひとつ。 Dave Winer氏の Share Your OPML (以下SYO)のように、FeedCollectors は ユーザーが読むフィードのOPMLファイルをアップロードしてもらうことで独自のメカニズムを提供する。

しかし、SYO とは微妙な違いがある。Feedcollectors では、友達を招待したり、友達が読むものを共有できたり、トピックベースでコレクションを作れたりと、ソーシャルネットワークの側面がある。ここでの最も人気なコレクションは、ニューヨークに住む者のブログを集めた “NYC”。ユーザーにより各コレクションに、タグ 、レーティング、コメントを追加できる。

現在では本サイトにアクセスする無限のユーザーから、計150ものコレクションが作られている。そして、SYOと同様に、FeedCollectors はこのフィードデータ―をもとに、人々の読書嗜好を捕らえる基調なデータ-を生成している。

このサービスで一番気に入ってる点は、統計的に十分な人数のユーザーがファイルをアップロードをすると データを生成できるところだ。人々が実際に読んでいるものを見ることにより、ロングテールに注目することができるため、これは強力な情報となるのだ。

Battleship + Ajax = SinkMyShip
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by Michael Arrington on 2006年5月25日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

これは、multi-user Ajax のすばらしいデモなのだけど、単なる娯楽のためのもの。もし昔のミルトンバレーバトルシップゲームが好きなら、オンラインAjaxバージョンである SinkMyShip を数分間楽しめるはずだ。無料で登録不要(参加するためにユーザーネームを選ぶだけ)。そして、ゲームロビーで対戦相手をすぐに見つけられる。チャット機能で野次をとばすこともできる。

こちら の javascript バージョンに比べれば)楽しいし、よくデザインされているし、ちゃんと作動しているよというぐらいしかレビューすることがない。Brian よこのゲームを見つけてくれてありがとう。

ワイン愛好家にもWeb 2.0
by Michael Arrington on 2006年5月24日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

ワイン愛飲者のための新サイト WineLog がローンチした。 このサイトはタグ、レーティング、コメント機能があり、ユーザーの参加により収集されたワイン関係の情報を提供。

コンテンツはまだまだ深みには欠けるが、ユーザーにはワインデータを追加していくよう促している(新ワインのエントリーは、サイト上に表示される前に管理者により一旦管理される)。しかし、パッションを持つワイン愛好家のためのサイトと証明するには、コンテンツは十分に揃っている。そして “Web 2.0サイト” にまだ馴染みがない群集に、タギング、RSS、コメント追加の機能を試してもらうきっかけとなり、新マーケットへと参入できるのではと私は期待を寄せている。

もしお気に入りのワインを見つけたら、あなたの wine log に追加してみて。各ページには、共有できるようパーマネントリンクがある(プライベート設定、RSS, ブログウィジェット、そのほかの機能ははまもなく提供される予定)。また、テキストメッセージを利用して、どのワインエントリーの情報も携帯電話に直接送信できるようになっている。

サービス自体は まだまだ手荒なものであり、私からいくつか些細な指摘と提案事項がある。ワインはタイプ(赤、白など)、品種, 地域により閲覧・分類可能だが、ワイナリー別にも是非閲覧してみたい。本サイトにあるタグをクリックすると、私の嗜好にあうワインを提案してくれる。

他 些細な指摘:ワインのコメントを残すとき、あなたのワインログには表示されない。別々にコメントを残さなければいけない。ナビゲーション関係でもいくつか バグがあり。しかし全体的にはこのサイトにサービス、私は好きである。少なくとも、お金を払って雇う Winespectator によるパーソナライズ・オプションよりかは、ずっと役に立つものである。

Super Oyster キャンセルリストでマネタイズ
by Michael Arrington on 2006年5月24日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

シアトルに本社を置く SuperOyster は、今日から初期のアルファ版をユーザーに公開しはじめた。

今月の初めに開催された O’Reilly Rader で紹介されていたこのサービスは、キャンセル待ちの名簿に並ぶ自分の順番を売買してしまうという、斬新で議論を招くビジネスモデルを提唱している。

主なマーケットは、シーズンチケットを買うためのキャンセル待ちが時には何十年先にもなってしまうプロスポーツ。プロスポーツのチームが SuperOyster のサービスに登録すれば、キャンセル待ちのファン同士は互いに時価で「順番」を売買できるのだ。 このアイデアなかなかいいものだと思う。世の人はキャンセル待ちの商品に代価を払う。時間は貴重なものだし、他の資産と同様に(時間を)振り当ててはいけない理由などないのだ。時間をそれほど貴重とみなさない者は、待つことを厭わない。より貴重とみなす者にとって、待つことはできないのである。

また、他のものは反対意見も持っている。「ますます共有化された社会において、残された平等主義の数少ない行為のひとつが、列に並び順番を待つということ」だと O’Reilly の中のコメントのひとつとして述べられていた。

どのような意見であれ、このサービスはすでに世に出てきているのだ。インターネットのサービスは市場における”解決できない非効率さ”を打ち砕いていくのだ。

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