Archive for 9月 2006
YahooのBBAuthでマッシュアップはもっと面白くなる
by Michael Arrington on 2006年9月30日

Yahooが新サービスBBAuthをリリース。今日(米国時間9/29)と明日開かれるHackDayでの公開にギリギリ間に合ったようだ。これはYahoo以外のアプリからでもYahooの認証メカニズムおよびユーザ情報にセキュアな手段でアクセスできる新メカニズム。今出回っているマッシュアップのほとんどはセキュリティの問題で個人情報にアクセスできないようになっている(企業というのはユーザ情報が自分たちの持ち物だと思っているものだという事情もあるが)。 GoogleやYahooのマップを他のデータと組み合わせるマッシュアップなんかは典型的な例だけども、ユーザ情報をサインアップの一手間を置くことでネットの他の情報と繋ぐマッシュアップとなると、かなり数が限られている。

BBAuthなら、そうした問題に悩まされることなくYahooにロックされた情報にアクセスが可能だ。Yahooが提供するツールを使えば、Yahoo以外のアプリケーションからでもYahooのユーザー・サインインの要求を出すことができ、 Yahooユーザーの情報をYahoo以外のアプリケーションに送信してもらえるのだ。これがどういう仕組みで動くかについては、YahooのDan Theurerが自作のテスト用アプリ2点を披露しながら詳しく説明している。最初のショーではYahooが発行する証明書でユーザー・サインインを許可する方法を、2番目はYahooフォト情報にYahoo外からアクセスする方法を紹介している。

BBAuthは2つのパートに分かれている。最初の方はユーザー認証ツール上で行う単一署名。2番目の方は特定のYahooサービスに入ってユーザー情報をいじるのに必要なAPIだ。例えばYahoo Photos APIを使えば、他のアプリからでも写真のアップロードやタグ付け、タイトル・記述の変更ができる。Yahooは今後、BBAuthを導入してYahooメールも公開に踏み切るという。

”これは快挙”―Dave Winerはそう褒めてるし私も全く同感だ。YahooのJeremy ZawodnyがこのBBAuthをどう語っているかも是非ご一読を。

覚えておきたいのは、AmazonもS3のストレージ製品でこれと同じことを(限られた規模ながら)しているし、確かeBayもユーザーフィードバックの評価レーティングを(ただし内容の変更はしないで)する目的で、今ちょうど第3者認証のテスト中だったと思う。

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DAG Ventures、$15M(1500万ドル)以上をPodshowに出資
by Marshall Kirkpatrick on 2006年9月30日

Podshow$15M(1500万ドル)に及ぶラウンドBの資金調達をリードしているのはDAG Venturesだ、と発表されたところ。ニュースは昨日(米国時間9/28)から流れていたが、投資家が誰かという点は今日まであきらかにされず、「信じがたい」というのが大半からの反響だった。DAGは投資機会をGrouperに見いだしたVCでもある。今回の投資に比べて遥かに少額だったろうと推測されるGrouperへの投資は、ビデオ共有サービス提供の同社がSonyによって$65M(6500万ドル)で買収されたことにより、先月すでに利益をもたらしている。また、物議を呼んだ(Friendsterへの)特許認可後$10M(1000万ドル)をFriendsterに出資している。その他の投資実績としてDAGポートフォリオには、SpikeSourceそれにZimbraなどが含まれる。

Podshowは、ポッドキャスト企業以上の存在、つまりはメディアカンパニーとなるプランがあると断言している。今後視聴者が消費するコンテンツのほとんどが他のメディアの消費者によって制作され、そのことが未来のメディアにおいて主要なテーマになると信じる第一人者になりたいという。

Podshow共同設立者Ron Bloomによると、いまのところ本件の考察材料として以下の詳細が明かにされている。

  • Podshowは昨年35から40のグローバル・ブランド広告主を抱え、ネットワーク上でのショー(番組)は1000以上を数えるが収益については未公表。
  • パートナーシップ提携企業はSirius Satellite Radio、AOL(これについての詳細は未だはっきりしない)、そして、今月に入ってからBritish Telecom(詳細はTechCrunch UK記事をチェックしてほしい)。
  • Podshowの次に打つ手としてのプランは、モバイルデバイスそれに家庭内利用へのさらなる進出

BloomはBT契約に関し、BTが目指すラディカルなリメークの一環として、Podshowが音声、動画両方を提供するというのは同社が参入を希望している方向性のモデルでもある、と僕に話してくれた。

今回のラウンドによりPodshowは$23M(2300万ドル)を超す資金を調達したことになる。これは賢明な選択だろうか? 同社が「実質的にメディアプレーヤーになる」という信頼のおける情報なしに、投資家がPodshowに出資し、Podshowが資金を受け入れるというのが僕はなかなか信じられなかった。もし、今後も大きなスポンサーとパートナーシップを獲得し続けたなら、こういった批評が誤っていたと証明できるだろう。他のユーザー生成コンテンツの企業が法的な課題や広告で苦戦する一方、Podshowは変化を続ける産業展望の中、新しいメディアカンパニーのリーダーとして真の候補となるだろう。

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.Mac ウェブメールはなぜ重要なのか
by Michael Arrington on 2006年9月30日

今週初め、AppleはMacユーザーのための新しいWEBメールが近くリリースされると発表した。ブロゴスフィアではこれについて多少の反響があったが、多くは「ダメサービスの.macに今更ペンキを塗りなおしたところでどうということはない」というものだった。長年.macについていろいろ文句を言ってきたOm Malikでさえ、大喜びするかと思いきや、このバージョンアップには「これを機に改善が進むことを期待する」という冷たい態度だった。

たしかに.macはAppleでいちばん使い方の難しいサービスだし、改善の余地は大いにある。しかしながら、今回の改善はある観点からすると大いに意味があると思う。ユーザーが複数のメールアカウントにアクセスできるAjaxベースのウェブメールサービスは現在ほとんどない。.Macは初のそのようなサービスになりうる。

ウェブメールサービスこそAjaxの威力を十分に発揮できるアプリケーション分野だと思う。その理由は、われわれは毎日信じられないほど長い時間を メール処理に費やしている―私の場合は1日3-4時間―からだ。これほど長い時間がかかっている場合、ほんのわずかの生産性の向上でも大きな改善となりうる。

何年も前にOddpostで見たとおり、Ajaxはウェブメールに大きな違いをもたらしうる。Oddpostはデスクトップメールアプリケーション の機能をウェブ上にコピーするためにjavascriptを利用する点でパイニオアだった。また初のAjaxアプリケーションのひとつでもあった。ユー ザーはメールをドラッグ&ドロップでフォルダに振り分けることができたり、ページ全体を更新せずにメールを開いたりできた。こういう機能はたいへんな時間の節約になる。このサービスに限界はあった(WindowsマシンのInternet Explorerのみサポート)が、Yahooは2004年にこれを買収して、新しいYahoo mail ベータ版 (ここで試せる)の基礎とした。

現在他にもAjaxを利用したメールサービスはある(GmailにはいくつかAjaxを利用した機能があるが、ドラグ&ドロップ機能はない。Live.comメールはよくできているが、たいていの場合遅い)。しかしYahoo以外どれも他のメールアカウントにアクセスすることはできない (その点、Goowyは複数のメールアカウント にアクセスできる優秀なFlashベースのメールサービスだ)。Gmail.comを使うとGmailしか読めない。Live.comも同様だ。 GmailやLive.comメールアドレスから他のアカウントへメールの転送はできるが、複数のメールアカウント、エイリアスの管理を行うことはできな い。これがデスクトップのOutlookやMac Mailの機能に比べた場合、ウェブメールの大きな欠点となっている。

ユーザーが求めているのは、、メールに関するリッチ・インターネット・インタフェースだ。4つのメールアカウントがあれば4つの異なったインタフェースを操らねばならないのでは困る。YahooとAppleにあってGoogleとMicrosoftにないもの、それはユーザーを囲い込もうと思うなら、ユーザーに自分のサービスだけでなくライバルのサービスへもアクセスを許すことだという観点だ。Gmailは、純粋に機能としてみれば、無料のインターネットメールサービス中でベストだ。しかしインタフェースはベストではない。ベストはYahooだ。そして今や AppleがYahooのメールに関するオープンなアプローチに加えて、デスクトップクライアントとの同期機能を実現しようとしている。多くのユーザーが これには引き付けられるに違いない。

.Macウェブメールは複数メールアカウントへのアクセスとリッチなAjax機能を併せもつことになる。現在これを実現しているのはYahooだけだ。しかも.Macの場合はデスクトップクライアントと同期する (Yahooの場合もちろんそういう機能はない)のだから、これは完全にエンド・ツー・エンドのソリューション。今まではそれに近い機能を得ようとするならOutlookにエクスチェンジ・サーバを用意するしかなかった。

これはAppleにとってWindowsマシンや、Gmail、Yahooメールなど既存のウェブメールに対する優位なプラットフォームづくりへ向けた重要な一歩だ。このリリースに大いに期待している。

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Google Reader、新バージョンでパワーアップ
by Marshall Kirkpatrick on 2006年9月29日

あのGoogle Readerチームが今日(米国時間9/28)、オンライン・フィードリーダーの改良版を公開、これでもう「本当のRSSリーダーじゃない」とは誰にも言わせない。なんと、Robert Scobleのアドバイスを受けて、デモビデオまで作ったのだ。(訳注:Robert Scobleとはマイクロソフトのイメージアップに貢献を果たした企業ブロガー)

新しくなったのは、一新されたルックアンドフィールや未読数の表示、未読/既読をマークできるようになったことなど。「river of news型」(ニュースをまとめてスクロールさせて読めるもの)のビューもあるし、ワンクリックで友たちと共有することもできる。今回追加された拡張ビューでは、たくさんの項目を一気に斜め読みできる。僕はかなり気に入っている。GoogleチームはRSSの使い方を、できるだけわかりやすい用語(「ウェブ用の受信箱」)を使うなどものすごく苦労して解説しているし、前のユーザーインターフェースの方がいい人は簡単に戻せるように工夫している。

Robert Scobleが最近指摘したのは、Microsoftが山ほどの製品のビデオを作っているのにGoogle製品のビデオは見たことがない、ということ。(Robertの最新のビデオショーもお忘れなく) 。こうしてビデオが出来あがったところを見ると、どうやらGoogleチームはRobertのアドバイスを入れたようだ。たった49秒で簡単に理解できる製品とメディアを作ったのだから立派なもの。さあ、次はRSSを使っている人にリーダーを乗り替えさせるためビデオだ。Richard MacManusNial Kennedyは、ユーザーインターフェースが改善されたからにはGMailとGoogle Readerの統合は近いはずと言っている。

Google関連のニュースでは、本日よりウィンドウズを使用する者はGMailアカウント無しにGoogle Talkを利用できるようになったという。
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Facebookがニュースフィードにバイラル広告?
by Marshall Kirkpatrick on 2006年9月29日

更新情報: Facebookのマーケティング・ディレクターMelanie Deitchからわれわれ宛のメールで、ここからリンクしたMediaWeekの記事には誤りがあり、実際には承認なしに通知を送ることはない、ということだそうだ。自分の意志でスポンサー付クループに参加したユーザーに限り、同じグループにいる友人がそのグループの広告をクリックした時に通知を受ける。これならいいね。

更新情報X2: Deitchからの追加の確認情報。ユーザーが広告をクリックしたことは、誰にも通知されることはない。広告にはスポンサー付グループのものも、直接広告主のページにリンクするものもある、とのこと。どうやら MediaWeekの あの記事はほとんど全部が間違っていたようだ。

MediaWeekによるとFacebookは近々ユーザーのトップページのニュースフィードに「スポンサー付記事」、あるいはバナー広告を載せる予定。 そもそもこのニュースフィード自体がプライバシー問題で大きな混乱を呼んでいたもの。単に広告を載せるくらいは大したことないと僕は思っている。というのも、お金のためにやっていることくらい誰にでもわかるから。が、伝えられている機能のひとつについては、やり方に気を付けないとまたまた怒りの嵐を呼ぶことになるかもしれない。

ユーザーがニュースフィードの中の広告をクリックすると、そのユーザーの友人全員は、その広告がクリックされたことを知らされて、そのスポンサーが率いるグループに参加する機会を与えられる、ということらしい。FacebookのCRO(最高収益責任者)Mike MurphyはMediaWeekに次のように話した。「これまでのソーシャルネットワークサイトの広告のほとんどはソーシャルネットワーキングの行動様式を活用していない。この仕組みは秩序を乱すことのないスポンサーにとって、ユニークなバイラル広告の機会を提供するものだ」

記事によると、「新設のスポンサー記事広告はユーザのニュースフィードの3番目の位置に、プレースメント広告のような小型バナーか、ビデオクリップの形で置かれる」、これがMicrosoftとFacebookの広告提携の実現形だとすれば、どちらにとっても大きな賭けになりそうだ。

ベストケースシナリオ: 元からあった広告スペースに「お友だちは〈この〉広告をクリックしました。あなたもいかがですか? (your friend clicked on THIS ad, would you like to as well?)」というメモが追加されるようになるというだけのこと。それ以上、友だち誰かがクリックするたびに通知されたらたまらないかもしれない。友だちが広告をクリックしたことは、他のいろいろなことで通知される「イベント」と同じようなものだと考えがちだが、そうとは限らない。これをうまくやればFacebookの大きな進展になるかもしれない。ただ、しり込みすることなく、ひとつの宣告に「バイラル」と「広告」が一緒に機能しているというのは考えにくい。無条件反射のようなものだったから。でも、これは本当に起きていることだ。

われわれはニュースフィード開始時、今後役立つ機能の追加だというのに下手なコミュニケーションが主な原因で生じた問題と報じた。フィードに広告を入れることは理にかなっているし、フェアなやり方だけれど、広告のひとつひとつがスパムまがいのソーシャル・クラスター爆弾になってしまうようだとしっぺ返しはまぬがれない。

LinkedInが僕に教えてくれたところによると、彼らはソーシャルネットワークの広告をもうちょっと上品にやるつもりだそうだ。友人のお勧めや、コンテキストにフォーカスして、広告を受取るかどうかはすべてオプションに。ソーシャルネットワークでの行動を収益化するには、よい方法は必ずあるはずだけれども、悪いやり方もまたたくさんある。

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アグリゲートレビュー・サービスのアグリゲートレビュー
by Marshall Kirkpatrick on 2006年9月29日

プロダクトレビュー検索エンジンのRetrevoは、昨日のDEMOでデビューを飾ったかなりクールなサービス。僕たちはライバルのViewScoreについて以前記事に取り上げている。それに加えて、類似サービスのWizeも今月スタート。これらのサイトは、エレクトロニクス製品やその他の製品のレビューを検索するのを支援してくれる。そして、それぞれにユニークな機能セットを備えており、ベーシックな検索、アグリゲーションに付加価値を提供しているのだ。

レビュー記事をアグリゲートする以上に、良いサービスはあり得るだろうか? あるとすると、おそらくこういったサービスのアグリゲートレビューだろう。もしそう考えるなら、あなたはまさにぴったりの場所を発見したことになる。もし、ガジェットにもレビューにも興味がないとしても、次にあげるサイトは「製品検索」や「アフィリエイトによる収入」に付加価値を提供する興味深いケーススタディとして見ていただけるだろう。

アフィリエイトとコンテクスト広告というのは、収益化においては魅力的な可能性を秘め、多数のサイトオーナがこの手段による収入を狙っている。あまりにも多くのサイトがアフィリエイトリンクを利用した収入を図っているので、僕はこの手のものには少々食傷気味。しかし、以下にあげたサイトは大半のサイトにくらべると斬新で面白い。以下の3サイト中、僕はWizeが商業的な成功を収める最大のチャンスを持っていると思うが、RetrevoViewscoreの2サイトが持つ機能のいくつかも気に入っている。

Retrevo

Retrevoはちょうど昨日ローンチ。PDFフォーマットの製品マニュアルやプレビューをメーカーのウェブサイトから見つけ出し、ブログや(オンライン)フォーラム、プロによるレビュー、それに関連記事を検索。各情報源からの記事を簡単に切り替えられるプレビューペインが提供される。

数値によるランク付け、検索保存、その他多数の機能は提供していない。検索先の情報源はバラエティに富んでいるが、それ以上の付加価値があまりない。シンプル、パワフルそれに徹底した検索にはRetrevoは良いオプションだ。同社は、Alloy Venturesからの$1M(100万ドル)以下の出資を受け入れ、更なる資金調達を検討中。(リサイクルまで視野に入れた)製品所有のライフサイクルをサポートするため、多数の新機能を将来的に展開予定。Matt Marshallが、今週前半に取り上げている。

ViewScore

イスラエルに拠点を置くViewScoreは、何千とあるプロによるオンラインレビューを数字による平均評価値とセマンテックアルゴリズムにより、100点満点中のスコアとして算出。レビューの情報源は他のアルゴリズムとユーザーフィードバックによりランク付けされる。サイトは製品スペックを収集、類似製品と比較、それに複数のオンラインショッピングサイトからの価格比較を提供。ユーザーは、ある特定の製品に関する新レビューが更新された際、通知を受け取れるよう登録できる。

Viewscoreは現在、1000ある情報源から6万ものレビューを提供。ブログやその他のソーシャルメディアは情報源に含まれていない。同社はガジェット以外のその他多数の分野に参入し、基本サービスの拡大を図りたいという。Viewscoreについての初期レビューはここをチェックしてほしい

Wize

Wizeは、単なるエレクトロニクスを遥かに越え、多種多様なレビューをアグリゲートしている。例えば、ホーム&ガーデン、ビデオゲーム、ヘルス関連製品、その他などなど。Shopping.comやAmazonといったユーザーによるレビューを掲載しているサイトと、エキスパートによるレビューを掲載している伝統的なレビューサイトから情報を検索。同社によると、1万9806にも及ぶ製品に関して、4735サイトから75万7136の製品レビューを収集しているという。4735とは、なんとも多い。

Wizeは、レビューの内、何パーセントがポジティブまたはネガティブな意見かというのを数値化し、話題の製品を追跡する。その方法は、過去60日間に、製品レビューが何パーセント投稿されたかを単純に集計し、同等クラスの他の関連製品に比べてどのように評価されたかというもの。サイトでは、ユーザーによる評価、エキスパートによるレビュー、それにバズ・フォーミュラを加えて、Wize独自の全体評価を決定する。ユーザー検索はアカウント作成なしに、クッキーによって保存。

見た目にとても美しいし、おそらく商業的な成功を収める可能性をもっとも秘めているもの。人びとは、信頼のおけるプロによる情報と共に、コミュニティからの「良い」「悪い」という単純な人気投票のコンビネーションを好むのではと思う。この中で、最も精巧で興味深いアプローチではないが、大多数のユーザーを集めることでうまく機能するだろう。

その他

もし、レビューアグリゲートに関心があるなら、次にあげるサービスも一見の価値があるだろう。ShopWiki過去記事はここ。クールな機能を多数満載)。それに風変わりだが、それとなくクールなKülistMetacriticはおそらく、全体的に見てレビューアグリゲートのサイトとしてはリーダー的な存在だが、ガジェットは対象にしていない。

これらは、限られた数の人たちのみが、頻繁に気にとめるというタイプのサイトだろう。だが、必要な時には、とても役立つサイトである。他にも、同様のサービスがいつ出現してもおかしくない。しかし、上記の各サイトはアグリゲートサービス最先端の一例としてふさわしいものだと思う。

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RadioTail、ポッドキャストのサイト統計を無料でトラックできるサービス公開
by Marshall Kirkpatrick on 2006年9月29日

ポッドキャストのサイト統計と広告を専門に扱うRadioTailが、今週末カリフォルニア州オンタリオで開かれるPortable Media Expoの開催に合わせて、ポッドキャスターなら誰でも無料で使えるポッドキャスト用のサイト統計トラッキングサービスRippleをリリースした。無料サービスでポッドキャスターを引き寄せ、同社が広告を営業・配信するRadioTailにサインアップしてもらうのがねらい。ウェブベースのダイナミック広告配信機能の利用を希望しないポッドキャスターも、サイト分析機能は無料で好きなだけ使うことができる。

オンラインのマルチメディア配信用広告と分析機能は最近注目の分野だが、比較的新しい分野なので形成はこれから。大企業をターゲットに大儲けを狙う企業もある中、RadioTailはその外観、名前、動作からして明らかに大衆向けである。ポッドキャスターが作るポッドキャスターのための統計情報トラッキングサービスといったところかな。

同社はVenture Voiceというポッドキャストの黒幕Greg Galantが立ち上げた。GalantはこれまでにもCNN.com、Newlight Venture Capitalを遍歴してきた男。新会社の顧客リストには既にBusinessWeek、Nikon、Palm、McGraw-Hill Construction、Microsoftなど錚々たる顔ぶれの出版社や広告代理店が名を連ねている。

ポッドキャスティングのサイト統計情報サービスは山ほどあるが、RadioTailはRippleと共同でちょっと覚えておきたい便利な新機能を盛り込んでいる。サービスは各ファイルのダウンロードのレベルに応じてリダイレクトするという単純な構造だが、配信側が望めばホストの変更も可能。RSSエンクロージャーのダウンロードに加え、さらにトラック専用ブラウザも起動する。リスナーに関する情報は一切要求されない。

Rippleの統計は1時間に1回更新される。リスナー位置分布ほか各種詳細情報をRSS形式(ここが肝心)で提供してくれるほかHTML表示モードを使えば(ライバルはFlashのところもあるけど)印刷はラクラクだ。統計閲覧用ダッシュボードを見ると、情報表示の形式がズラッと異様にたくさん並んでいる。同社は情報のテクニカルな活用度とダイレクト広告営業ポテンシャルの向上を図るべく現在鋭意努力中ということだ。

表計算フォーマットのエクスポートは機能一覧に入っているんだが、残念ながら構築はこれから。今はまだ利用できない。同じく、Rippleサービス無料版ではフルダウンロードvs.部分ダウンロードのトラックもできない。RadioTailの広告提供サービスの方なら、音声ファイルを最後まで再生したリスナーが全体の何%か見ることができるのだけど。

ポッドキャスト用サイト分析の同業他社としては、ハイエンドの大手出版社がターゲットのPodbridgePodtrac (RadioTailと似ているが機能の組み合わせが異なる)、ホスティング・サービスのLibsyn 、RSSベンダーのFeedBurnerがある。業界で今どんな問題がキーなのか、快く相談に乗って的確なアドバイスをくれたFeedia.netのみんなにこの場を借りて感謝したい。

今週末のPortable Media Expoでは、Adam CurryのPodshowに新ラウンドの資金調達が発表になるという噂もあったが、このニュースはもう報道済みのようだ。PodshowはAラウンドで$8M(800万ドル)を調達済み。今回の調達額は$15M(1500万ドル)で、投資家の名前はまだ明らかにされていない。話を過小評価する懐疑派もいるが、これはポッドキャスト産業が大きく成長する方に賭けている企業がいる動かぬ証拠だろう。これ以外にもオンラインのラジオ広告業界がらみの非常に興味深い発表も来週に予定されている。

成長中の経済には尻尾(テール)があるし、そこはちゃんと分析が必要。RadioTailの無料サイト統計情報サービスはポッドキャストを配信する多くの人にフィットするサービスになりそうだ。


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多人数用SMSサービス8種を比較する
by Marshall Kirkpatrick on 2006年9月28日

ここSan Diegoでは、DEMOコンファレンスが終ろうとしている。16年前に始まった頃と違ってモバイルの発表ばかりということはなかった。それでも、モバイル向けサービスにはなかなか面白いものがいくつかあった。ScanRRealeyes3Dのモバイル画像のスキャンサービス、FlurryのJava携帯用簡易メールとRSS、それにGrand Central (僕が詳しくここに書いた)などだ。

3JamPinger両社ともDEMOで多人数用のSMSを発表した。多人数用SMSというものを初めて広めたのはおそらくDodgeballで、最近になってみんなが一斉にやり始めた機能(それとも会社、と言うべき?)。多人数用SMSを提供している8社の簡単な説明と、機能の比較表を書いてみた。

会社の一覧

  • Jyngleは音声をサポートするウェブベースのサービスで、スタートしたばかり。今日(米国時間9/27)のCrunchGearでレビューしている
  • 3Jamは、ファンドを受けていて比較的単純なサービス。ここDEMOでスタートした。
  • Pingerではユーザーは音声ですぐにメッセージに返信できる。2005年にKleiner Perkinsから$3M(300万ドル)の出資を受けた。
  • Swarmteamsには実にたくさんの機能かあるが、われわれのレビューの時のテストでは満足に動いてくれなかった。ちゃんと動くこともあるだろうから、その時はこのアイルランド製のサービスは使ってみる価値があるかもしれない。
  • LooptはYCombinatoとSequoiaのファンドを受けている位置情報を利用したサービス。われわれのスタートした時のレビューがある。
  • Dodgeballは古株で2005年にGoogleに買われた。
  • Twitterは友だち同志でお互いの活動の情報を早く、自動的に柔軟に受け取りたいグループのためのサービス。ポッドキャスティングのOdeoが提供するサービス。
  • Moblabberはモバイル用ソーシャルネットワークで、ユーザーは自動的に話題のメッセージを受け取れる。

多人数用SMSを提供している会社は他にも、(少なくともこの記事を投稿する頃には)あるに違いないけれど、こうして8社の機能を比較することで、SMSの今後の展望と現在の状況を見るのに役立ってくれればいいと思う。

機能の比較

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AOL Picturesがソーシャル風に変身、しかし美しくない
by Marshall Kirkpatrick on 2006年9月28日

AOL Pictures今日(米国時間9/27)、ベータ版から新しいバージョンになったが、全くの期待外れだった。追加された機能は公開ギャラリー、Ajax、タグ、コメント、購読など、ほとんどがソーシャル的な要素で、Web 2.0では標準的だがどれをとっても特別良いとはいえない。Yahoo!やWebshots、Photobucketと比べてられるとかなりみじめな登場ではないだろうか。

新しいAOL Picturesには画像エディターがあるがWindows用だけ、Ajaxはなんだかレスポンスが悪い、タグはサポートされているけど使いものにならない(いまだにフォルダーだけ)、フォトギャラリーには名前はつけられるけどそれだけ、とにかくこのサイトは使っていて面白くない。このサービスはもうしばらくの間ベータのままの方がよかったと思う。で、見た目も美しくないって言ったっけ。

Yahoo! Photosの新バージョンは先月リリースされていてこちらの方がいい、が、Flickrはもっとずっといい。 Flickrを後追いするなら(みんなそうしているだろうけど)、せめて上手にやってほしい。でなければ、すごく面白いことをやっているところを買ってしまうか。オンラインのビデオ編集は、間違いなくビデオ共有が次に向かうところで、Yahoo!はJumcutを今朝買収したところ。写真共有ではちょっと気の利いたサイトがいくらでもあるけど、どれを見てもAOL Picturesよりは最新の技術をうまく使っている。ふたつ思い浮かんだのがPhotoblog.comBubbleShare(ここはちょっとすごいことをやっている)。Zooomr売りに出ているらしい

AOL Videoは商用コンテンツとユーザーのコンテンツ(UGC)を組み合わせたり、いろいろな映画会社と組んだり、Viivと契約するなど、こちらの方がずっと面白そうだ。AOLユーザーの多くは、派手なものは何も望んでいないはずだが、今回のような競合の後を追うだけで中途半端にしか見えないやり方では、受け入れてもらえないだろう。

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TLA、“Feedvertising(フィード広告)”サービス開始
by Michael Arrington on 2006年9月28日

Text Link Ads (ウェブにシンプルテキストの広告を挿入できる広告ネットワーク)が今朝(米国時間9/27)、新サービスFeedvertisingを開始した。Feedvertisingを使うと、ブロガーやサイトのオーナーはRSSフィードで広告その他メッセージの配信が可能になる。

Feedvertisingはとても私好みのサービス(ただし記事末尾に内情を明かしているので、そちらも必ず参照されたい)。シンプルで無料。パブリッシャー(発行者)は自分の広告やTLAの営業広告を直接売ったり、自分が加えたいリンクとメッセージを何でも選んで挿入できる。

早速我々もFeedvertisingをTechCrunchのRSSフィードのメインにWordpress対応プラグインを使って入れてみた。 (他のブログ用プラットフォーム対応のプラグインは間もなく公開予定)。広告挿入は非選択とし、代わりに他のCrunchネットワークのサイトを宣伝するシンプルテキストのアイテムをフィードコンテンツの最後に加えてみた。実際にどう使うのか詳細を知りたい人のために同社が作った動画チュートリアルはこちら。きっと、これを使いたいブロガーは大勢いると思う。

ディスクロージャー: TLAはTechCrunchの長期スポンサー

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LicketyShip、商品の即日発送サービスを提供
by admin on 2006年9月28日

lickety shipLicketyShipは本日(米国時間9/27)開始する新サービス(前にもこちらで取り上げている)。地元ストア多数の買い物をオンラインで済ますことができ、発注から4時間以内に商品を届けてくれる。最寄りのオンラインストアと宅急便をコーディネイトすることで素早い配達環境が実現した。サービスは現在アルファの試運転段階だが、本日のサンフランシスコ/ベイエリアのサービス開始を皮切りに他のエリアにも拡大していく予定だ。

利用は簡単。商品名で買いたい商品を検索し、郵便番号を絞り込むと、サイトから地元各店舗にクエリーがいって発注可能な商品一覧を表示してくれる。発注すると最寄りの店から商品を拾って届けてくれる、という仕組み。発注手続きはとてもシンプル。配送料は$19.99。検索は現在電化製品のみだが、これも拡大の予定だ。

私は配送に2日間も待ちぼうけは嫌なので店に行って買ったりするが、それもLicketyShipがあれば簡単。問題は配送料払うだけの価値があるかどうかだが、オフィス用品や他の商品でこれを使う人は大勢いるだろうし、せっかちな人にもウケそう。配達は金曜以外の平日は7pmまで(つまり即日発送希望者は3pmまでに発注しなくてはならないとみた)、金・土は8pmまで。商品の検索エンジンは改善の余地があるし協賛小売店ももっと幅広く拡大しなくてはならない(APIは入っている)が、宅急便と付加価値の高い即日配達の統合化が多くの人にとって価値あるサービスであることは間違いなさそうだ。

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Yahoo!、Jumpcutを買収
by Marshall Kirkpatrick on 2006年9月28日

今日(米国時間9/27)、オンラインビデオ編集サービス企業Jumpcutの買収により、Yahoo!ファミリーがまた大きくなった。Jumpcutによる発表記事はここ、それにYahoo! Searchによる記事はここ。サンフランシスコに拠点を置く同サービスはわずか6ヶ月前にローンチ。すでにオンライン上にあるビデオをユーザーによりリミックス、あるいは同サービスのインターフェース上でユーザー自身のビデオを編集可能にするサービスを提供。ローンチにあたり、Mike Arringtonは「Motionboxよりも、優れている」と好意的なレビューを書いた。Motionboxというのは、彼が、Jumpcutローンチのほんの数日前に、「オンラインビデオ共有サービスとして今までのサービス中でベスト」と述べたサービスだ。

Yahoo! Video
はすでに、オンライン上最大のビデオ検索インデックスの一つ。オンライン上にすでに投稿されているコンテンツをリミックスする、オリジナルビデオをオンライン編集するという今回の機能追加により、更にいっそう魅力的なものになるだろう。

契約合意内容は明かにされていないが、僕たちの推測では、Yahooが今回の買収に支払った金額は、SonyがGrouper買収に最近現金で支払った価格$65M(6500万ドル)には、程遠いものだろうと思う。GrouperはP2Pに注目したビデオ共有サイト。Jumpcut買収は規模の大小に関係なくとてもクール。リミックス・カルチャーとオンラインビデオの重要性の高まりを示すさらなる一例だ。

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oDesk、$8M(800万ドル)をBenchmarkから資金調達
by admin on 2006年9月28日

oDeskoDeskはメンローパークに拠点を置く、契約社員の人材雇用マーケットプレイス。主な対象はプログラミング関連サービス分野。私たちはほんの数週間前にoDeskについての記事を書いた。それ以来、同社はプロジェクトと登録人材両方で目覚ましい成長を続けている。今日、oDeskはシリーズBラウンドで$8M(800万ドル)の出資を受け入れたと発表。リードVCはBenchmark Capital。シリコンバレーの威厳あるVC企業だ。これまでの出資先として、eBay、Handspring、RedHatそれにJuniperなどがある。今ラウンド以前にoDeskに出資してきた投資家も全て今回のBラウンドに加わっていて、BenchmarkのKevin Harveyが役員会に参加する。

最近、サンフランシスコで開催されたFuture of Web Apps conferenceに於いて、Michael Arrington(Techcrunch編集者)は、oDeskをその他企業とあわせ「注目すべき企業」の1社としてあげた。この分野は、これまでeLanceGuruの両社により完全に独占されていたが、そこにoDeskの圧倒的な成長が見られる。また、ハイクオリティな開発とその他のITサービスが求められる市場において、oDeskは既存のマーケットモデルに新しくひねりをきかせたサービスを提供している。たとえば、マーケットプレイスに掲示されたプロジェクトなら、カスタマーは全ての面において作業状況を見守ることができる。適格な人材に仕事を発注することから、人材との関係管理に至るまで。また、他サイトがプロジェクトベースの固定給契約なのに比べ、oDeskでは時給制を採用するなど経済モデルも異なっている。

私たちはoDeskのこれからの見通しには強気でいる。高スキルを持った人材の需要が高まっているだけではなく、雇用側と人材を結び付け関係を管理するアプローチが理由。過去記事に対するコメント、それに私自身の体験からいって、oDeskは人材サイド雇用サイド双方から愛されているサービスのようだ。その証拠に、双方ともサービスを継続して利用を続けているようだし。BenchmarkのoDeskへの資金投入により、サービスは飛躍前進し、市場での有力なプレーヤーになるだろう。oDeskはSeries Bで調達した資金をマーケティング活動の拡大と成長の弾みに利用する予定だという。プラットフォームはすでにしっかり出来ているし、サービス利用者全員に対してうまく機能している。今こそ、門戸を開放する時だ。

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Demo、これが目玉!
by Marshall Kirkpatrick on 2006年9月27日

あのDEMOコンファレンスがここSan Diegoで開かれている。厳選された参加企業からの発表にははっきりとしたトレンドが見てとれる。サービスの多くは出てきたばかりで、まだ本来の出来ではないが、それでもやはり刺激的だ。これから、この会で注目すべきテーマと、そこを目指している僕のお気に入りの会社をいくつか紹介しよう。

細かく分ける

参加した企業の多くは、ポータビリティーやユーザによる加工を考えて、データやオンライン・オブジェクトの粒度を細かくすることに力を入れている。

Pluggdが見せていた新テクノロジーの「HearHere」は、音声認識とセマンティック分析(意味解析)を使って音声ファイルの中からキーワードや関連する項目を探しだし、ヒートマップ(温度分布図風にデータを図式化したもの)に表示して、ポッドキャストの聞きたいところまでスキップできるというもの。さらに詳しい内容と画面イメージはPluggdについてのこの記事に書いた。

BuzzLogicは2年越しで開発した企業向けソーシャル・メディア追跡システムを展示している。あらゆる話題について書かれた影響力のあるブログ記事やメジャーなメディア記事を見つけ出し、ランク付けして、その影響範囲を見やすいユーザー・インターフェースで表示し、多くのユーザーにより集まったコメントに反応した行動を追跡する。料金は非常に安く、集められるデータは凝った検索やRSSでも取れるものだが、それを使いやすい形で一ヶ所にまとめたもの。このサービスはテクノロジーオンチユーザー向けにウェブを使いやすくしたものであり、この分野のレースの勝者となれるかもしれない。

MindTouchが発表した企業向けのDeki Wiki専用機は、ワンクリックでEメールのメッセージと添付ファイルからデータを抽出して、セキュリティ付きwikiに保管するのが特徴。

SportsStatzは、全米の高校、大学と共同してスポーツの試合のビデオと記録の集計を集めるもの。会社からはカメラと、ソフトをインストールしたノートパソコンを学校に貸し出し、チームは試合のビデオと集計結果をもらう。このサービスの購読ユーザーはリアルタイムからほんの4秒遅れて、ゲームの中から見たいハイライト部分を検索してウェブやモバイル機器で見られる。好きな選手のハイライトシーンを購読し、自動的に配信してもらうこともできる。ビデオクリップはソーシャルネットワークに保存して、共有したりコメントしたりできる。サービスはまだ始まったばかりだが、いくつかの州の高校バスケットボールの1シーズン分をすでにカバーしていて、今年末までには1000校と密なパートナー契約を結ぶことが目標。サイトは開発途中だが、デモはとてもいい感じで、この手のコンテンツを取り込んで使う市場もはっきりしている。

Picksenseは特許申請中の圧縮アルゴリズムを使ってマルチメディア・ファイルを最大85%圧縮する。モバイル用コンテンツ作成がターゲット。いろいろな分野の大手企業がこの会社に興味を示しているが、モバイルのマルチメィアがもっともっと軽くなることは、誰もが強く望んでいることだろう。

僕のお気に入り:

Adaptive BlueのBlue OrganizerがDEMOにてベータから正式リリースになった。Blue Organizererはソーシャル・ブックマーク用のFirefoxの拡張機能。独自のオントロジー(分類体系)とユーザーのタグを組み合わせて、ユーザーが保存しておいた項目に対して、さまざまな操作を加えることができる。たとえば、話題データベースからタグを拾ってきたり、3回見に行ったページを自動的にブックマークに入れるというような、ちょっと気の効いたこともやってくれる。ソーシャルブックマーク市場は競争が激しいが、良いツールで、初心者にも使いやすいインターフェースとパワーユーザも満足する機能がうまくバランスされたサービスを求めるユーザーにとって、Blue Organizerはとてもよい候補のひとつといえるだろう。美は細部に宿る、ということ。

自分専用に作ってみよう

パーソナル化はWeb 2.0のキーとなるゴールのひとつ。コンツンツ・プロバイダーにとってこれが今までになく簡単に実現できるように、と考えている会社がたくさんある。

PrefPassはDEMOで公開される予定で、このAdam Marshのサービスが狙っているのはネットで一番痛いところ、すなわちユーザーは気に入ったページで匿名でいるということだ。 PrefPassは、参加サイトでパーソナル化コンテンツを作るのに使われたページからタグを抽出する。これまでこういうサイトでは、ウンザリするような登録をさせられる(その結果サイトに滞在してもらえない)か、パーソナル化されていない広告やコンテンツが表示されるかのどちらかだった。ユーザーが参加サイトに行って、PrefPassのアイコンをクリックして匿名のお好みタグのリストの使用を許可すると、サイトはターゲットに合わせたコンテンツを提供できるようになる。このサービスは、出来たてのホヤホヤだが、CustomCrunchに行けば、読者の好みに合わせてTechcrunchのコンテンツをパーソナル化したものが動いているところを見ることができる。

NanoLearning を使うと、Flashで教育用のゲームやトレーニング・モジュールを簡単に作ることができる。ユーザーがコンテンツ(テキスト、グラフィクス、オーディオ、ビデオ、問題と答え)を渡すと、NanoLearningから、モジュールを作るためのテンプレートと、フォームが提供される。これがその一例だが、これを使ってチュートリアルやインタラクティブなプレゼンテーションを作る人がたくさん出てくるだろうと思う。


僕のお気に入り:

ウィジェットのマーケットプレースWidgetboxには、パブリッシャーが「Small Pieces Loosely Joined(緩やかに結びついた小さなかけらたち)」精神をもって(訳注:David Weinbergerにより書かれた本のタイトル)、自分のサイトにライブなデータを引き込むことができる方法が次々と現れている。Hummer Winbladが出資するこの会社から今回提供された機能により、ユーザーは自分のサイトにコードを置いて作ったウィジェット用のフィールドに200種類以上のウィジェットを、どれでもページにドラッグ&ドロップできるようになった。今日見せてくれたブラウザーのサイドバーのポップアップは、サイトの訪問者がそのURLを離れた後も同じウィジェットを使い続けることができる。ウィジェットにはおかしな名前のものもあるけれど (ちなみにWidgetboxで最も購読数の多いウィジェットはCute Overload[さまざまな動物たちの面白写真])、テクノロジーオンチのユーザーが自作コンテンツを簡単に公開できるようになったことで、ブログが世界を変えたのと同じように、ユーザーがウェブのあらゆるダイナミックなデータを混ぜあわせたりすることで、ウィジェットは新しい時代の先駆者になるのかもしれない。

解放されてしゃべろう

これまでの制約を越えたコミュニケーションを可能にするサービスを始めた、すごく面白そうな会社がいくつかある。

JaJah がDEMOでスタートしたサービスではユーザーは携帯電話から低料金のVOIPを使える。昨晩のサービス開始についてのMike Arrington’sの詳しいレビューと、競合のSoonRがWebEXと提携してweb会議ができるようになったニュースも読んでほしい。

Flurryは、200種類以上のJava対応携帯電話でメールや、RSSフィードを読めるサービスを見せていた。

TotalViewは、BeHereという企業向けVOIPビデオ会議システムを発表。会議室の360度のビューを取り込んで、参加者それぞれのデスクトップを簡単に配置して見ることができる。ユーザーはこのシステムを通してアプリケーションの画面を共有できる。僕としては、この会社がこの技術を使って、ファイル転送やバックチャネルのチャット、会議の録音などもやってくれればよかったと思うのだが、代理店を通じてあらゆるVOIP対応の会議室に売り込むには、今のままでも十分だろう。TotalViewはシリーズAのファンディングで$7M(700万ドル)を受け、現在Bラウンドの終了間近。サービスの価格は$2000以下の予定。間違いなくVOIP用のスピーカーホンよりもいい。

僕のお気に入り:

Grand CentralはVOIPとwebインターフェースを使って、1つの電話番号にかかってくる電話を好きな電話に転送することができる。音声メールをウェブで管理したり、通話を録音するなど他にも多くの機能がある。Yahoo!に買収されたDialPadの元役員たちにより作成され、GrandCentralは魅力的で多岐にわたる機能を一式備えている。それについてはぼくのレビューを見てほしい。

他に会場で話題になっていた会社。SystemOneは企業向けwiki CMSでユーザーが書く文書をその場で分析して、ウェブやユーザーのフィード、ファイル、wiki内から、関連するキーワードを探してくるシステム。数週間前、ぼくがSystemOneをレビューしたKoralもホットな話題だ。企業向けのCMSで、ドラッグ&ドロップのファイル操作やタグのレコメンデーション、旧版の共用ファイルをアクセスした時にIMで警告するなどが可能。WallopはMicrosoftのスピンオフによるソーシャルネットワークで、もちろんこれもホットだ。

選ばれてDEMOで展示している会社はどこも一見する価値がある- リストとビデオはこちら。ここには興奮が漂っているし、イノベーションを手に取ることができる。

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eBay、中国から撤退か?
by Michael Arrington on 2006年9月27日

ebayはいくつかの要因を理由に中国市場から完全撤退する模様。eBayはすでにeBayの中国部門と当部門のPayPalサービスをTom.comに売却することで合意したとShanghai Dailyはレポート。Tom.comは中国市場におけるeBayのSkypeサービス流通をすでに行っている企業。

二つの理由があげられる。一つ目、中国国内のC2C取り引きで90%にのぼるマーケットシェアを持っていたeBayだが、ライバルの新興企業(それに、無料サービス提供者でもある)Taobaoにかなりのマーケットシェアを奪われた。eBayは、数ヶ月前に決済手数料を廃止するという動きに出た後でさえも、C2C取り引きで30%以下のシェアを現在は持つにすぎない。

二つめ、中国は中国以外のオーナーシップ企業によるオンライン決済システムを制限する新しい規制を準備中だ。PayPal中国向けサービスのパートナー探しに失敗した後、eBayは厳しい規制問題に直面することになる。

eBay ChinaのCEO、Martin Wuが職を去った直後に起こったことだ。PayPal ChinaのGMであるLiao GuangyuがWuの後任を務める。

このことについて、eBayからのコメントはまだない。それまでの間、これは単なる推測で、確認された事実では ない。bloggingstocksが示唆するように、YahooがAlibabaと行ったのと同様、これは単に、中国市場に強いパートナーを探すという動きにすぎないかもしれない。

eBayが中国市場からどうも撤退するようだというのは確かに重大な意義を持つ。しかしその一方で、私が興味を引かれるのは、スタートアップ企業が「ゼロ プライス ストラテジー」によって、eBayのマーケットシェアに如何に効果的に食い込んだか、という点だ。これは、アメリカ市場では何度も試みるものがいたが結局はうまくいかなかったこと。再び挑みをかける機会が訪れたということかもしれない。まず、はじめにユーザーのフィードバックと評価(reputation)をeBayが(外部サイトでも利用できるように公開することなく)施錠してしまっている点を指摘する必要があるだろう(この市場に注目しているスタートアップ企業Rapleafについての関連記事をチェックしてほしい)。

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Jajah、すごいVOIPサービス、ただいま開始
by Michael Arrington on 2006年9月27日

VOIPサービスのJajahは特別に優れた新しい一般向けサービスを発表したところだ。これによって多くの携帯ユーザーが(データサービスを使うことなしに)携帯から通話料のたいへん安いJajah サービスにアクセスすることができるようになった。

OK、これは本当の話だ。先週VOIP分野における嘆かわしい状態について書いたとき、私はJajahが今晩新しい強力なサービスをスタートさせる予定だとちゃんと知っていた。 (Shel Israelはこの記事を批判していたが)。

あの記事はVOIPサービスの現在の問題点と Jajah がリリースしたばかりのこのサービスについて理解を深めるための良い背景資料となったと思う。昨日まで普通の携帯のユーザーにとってVOIPサービスを直接利用して安い通話をするのは困難だった。通話を始める際に、コンピュータの前にいなければならなかったり、複雑な手続きが必要で、いったん切ってかけ直したりしなければならなかったりするのが普通だった。

Jajahの新しい携帯電話用サービス

Jajahの新しい携帯電話用サービスは、私が先週の記事で「興ざめなディテール」と呼んだ欠陥がひとつもない。以下にこのサービスの詳細を紹介していくが、要約すれば、ユーザーは自分の携帯電話から、ある種の通話(たとえば国際通話)を、通常のキャリアの代わりにJajah経由で行うように設定することができる。発信者、受信者側から見てJajahへのスイッチは継ぎ目なしに行われれる。通話は普通に発信され、受信される。必要なのは事前の設定だけだ。

このサービスを使うにはまずJajahにユーザー登録する必要がある。またJajahがサポートする種類の携帯でなければならない。(自分の携帯がサポートされているかどうか、このページ のリストで確認すること) ― Jajah は現在symbian オペレーティングシステムを使用する携帯をサポートしている。他のシステム、Blackberry、Windows Mobile、Treo などは今年中にサポートされる予定。Jajah はMMS メッセージをユーザーの携帯に送る。いったんユーザーがこのメッセージを受信確認すると、Java アプリケーションがダウンロードされ、ユーザーはこのアプリケーションで設定を行う。設定がすめば、Jajah アプリケーションがその携帯から行われる指定の種類の通話に関してキャリアを完全にバイパスさせる。ユーザーが通話を開始すると、Jajah はそれを独自の市内通話番号につなぎ、そこからVOIPネットに入れる。受信側では逆にVOIPから市内通話で相手を呼び出す。

Jajah のファウンダー、Roman Scharf によると、携帯キャリヤはJajahの通話をブロックできない、なぜなら最近の携帯の多くにインストールされている(インターネットアクセスのための)データサービスを利用していないからだという。その代わりに、Jajahは通常の電話回線を利用して途中の経路をスイッチする。難しい点は、もちろん、まず最初にソフトウェアが携帯に正しくインストールできるかどうかだ。(今現在、この点についてはテストできていない。私は台湾にいる上に、使っているのが嫌われもののMotorola Qで、なおいっそう嫌われているWindows Mobile OSを使っているからだ)。

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Facebook、たった今「自由登録制」としてスタート
by Michael Arrington on 2006年9月27日

Techcrunchではこうなるだろうと2週間前に書いていたわけだが、たった今、Facebookは登録にあたって(ユーザーのドメインに関する)制限を撤廃、誰でも地域のネットワークから登録することができるようになった。

Facebookはこの改革で排他的なクラブの雰囲気を好ましく思っている既存ユーザーからの反発を覚悟していた。新しいプライバシーの管理機能が先週追加され、ユーザーは自分に関するデータを誰が見ることができるか、よりきめ細かくコントロールできるようになった。今回特に追加された新たな機能は

  • 指定するネットワークに属する相手からの氏名の検索をブロック
  • 指定するネットワークに属する相手からのメッセージ、ぶらぶらと邪魔をしたり、友だちリストへの追加などを拒否
  • プロファイル中のユーザーの写真を検索対象から除外

この変更をめぐって激しい議論の展開が予想される。と同時に何百万という新規ユーザーの利用により、Facebookのユーザー数が指数関数的に増大するだろう。

最近私はFacebookに参加した(TechCrunch networkを通じて)、同時にSilicon Valley networkのメンバーでもある。私を自由に「友だちリスト」に追加してください。

Facebookについての前回の記事はここに

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WebEX、モバイル接続でSoonRと提携
by Marshall Kirkpatrick on 2006年9月26日

今晩(米国時間9/25)、Web会議の大手「WebEX」は、モバイルとPCを接続するサービスを提供するスタートアップ「SoonR」との提携を発表した。これによってユーザーはモバイル機器からWebEX会議にアクセスすることができるようになる。WebEX はサードパーティーが提供するサービスを自社のWeb会議に統合することを可能にする「WebEX connect」と呼ばれる新しいプラットフォームを発表している。モバイル機器からのアクセスがWebEXにサポートされるまでに、3ないし6ヶ月かかるものと見られている。

ウェブ上の会議サービスは次第に競争が激しくなっている分野だ。ハイエンドサービスであるWebEXとしてはもっと安価なGoToMeetingやAdobeのBreeze、さらにまだ開始されていないがDimDimのような無料サービスとも競争するために技術革新を続けていく必要がある。

SalesforceのAppExchangeでは数多くのディベロパー向けにAPIを公開し、ときにはディベロパーを買収してきた(Kiedenのケース参照)。 WebEXはこれと異なり、プラットフォームの公開はずっと狭い範囲にとどまり、自社のサービスに統合する外部のパートナーとの契約も少数になるようだ。

SoonR はこの記事で以前に紹介(英語) (日本語記事)しているが、450種以上の携帯電話からデスクトップパソコン内のファイルを検索、アクセスを可能にするサービスを提供しているSoonRが提供する。モバイル機器経由のサービスはこれが最初ではなく、それ以前に携帯からSkypeが利用できるサービスを提供している。最近、SoonRは矢つぎ早に重大な発表をしている。先週は、Operaブラウザを利用した携帯電話としては初というAjaxサービスをリリース、またClearstone Venture Partners、 Intel Capitalを始めとするグループによるシリーズ A ラウンドにより$6M(600万ドル)の調達に成功している。

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Microsoftのスピンオフ、Wallopがスタート
by Michael Arrington on 2006年9月26日

Wallopは以前はMicrosoftの半ば忘れられた実験用“お砂場(sandbox)”プロジェクトだった。 この写真共有・ソーシャルネットワークサービスが今年初めにスピンオフして (詳細はここ)、ベンチャーファンドに支援される新しい独立のスタートアップになった。今晩(米国時間9/25)カリフォルニア時間の午後9時、Wallopは半公開のベータ版サービスとしてスタートする。

WallopはFlashベースのネットワークで、Myspace, Facebook、 それに私が昨日記事にしたいろいろなサービスのライバルとなる。ユーザーはこのサービスに無料、容量無制限で写真、ビデオ、音楽をアップロードすることができる。

Wallop の CEO、Karl Jacob は「他のソーシャルネットワークとは違って、将来ともサイトに広告を掲載するつもりはない。広告はユーザーのユーザー・エクスペリエンスを悪くする。その代わり、Wallop は年間$3 trillion(3兆ドル)といわれる米国の自己表現関連のアイテムの消費 (衣服、家具、化粧品その他)によって収入を確保したい」と語った。Cyworld が実証したように、ユーザーはオンラインの(バーチャル)自己表現アイテムにもお金を払う気があるのだ。(報道によると、Cyworld brings はこのようなアイテムのネット内販売によって毎日$300,000[30万ドル]のマイクロトランザクションの売り上げがあるという)。

そこでWallopはこのような自己表現アイテムのマーケットプレース(いわばバザール)をサイト内に設置した。誰でもFlashを利用してアイテムを開発し他のユーザーに販売することができる。またミュージッククリップ、アニメウィジェット、イラスト、アバター、アバターの衣類などが販売されることになる。Wallopが支払いとDRMを管理し、販売価格の30%を受け取り、残りは販売者に行く、

マーケットプレース機能はまだ開発途中だが、Wallopによると、近くユーザーに一般的なアイテムのオークション販売、 限定版の販売、等々のオプション機能を提供していく予定という。

ユーザーはまず招待される必要があり、招待されたユーザーには友人を5人まで招待できる権利が与えられる。Wallop上での活動が活発であればシステムの判断によってさらに招待権が与えられる。このサービスがベータ版を脱し一般公開されるのは2007年初頭のもよう。

Wallopはサンフランシスコに拠点を置き、従業員は27人。Bay Partners、Consor Capital、Norwest Ventureから2度のラウンドに分けて総額 $13 M(1300万ドル)に上るベンチャー資金の調達を行っている。

Wallopのスクリーンショットを下に掲載した。

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Del.icio.usがユーザー100万人達成、Yahoo! 買収後の成長はあらゆる面でDigg以上
by Marshall Kirkpatrick on 2006年9月26日

Del.icio.us のファウンダー Joshua Schachter は del.icio.us blog で登録ユーザー100万人を達成したと発表した。Schachter によれば登録ユーザー数はこの9ヶ月で3倍以上に増えたとのこと。Del.icio.usは10ヶ月前、2005年12月にYahoo! に買収された。

これに対してDiggは、先月登録ユーザーは50万人と発表してる。del.icio.us がスタートしたのは2003年の終わりで、Diggが開始したのは2004年12月だから、最初の2年で del.icio.us は30万人のユーザー、Digg は50万人のユーザーを獲得しことになる。しかしYahoo! の買収の影響はやはり大きい― del.icio.us はこの9ヶ月で60万人以上のユーザーを獲得したわけだ。

言い換えれば、たいへん話題になった急成長ぶりではあるが、Yahoo! による買収はDiggが自分で努力して得た以上のユーザーをDel.icio.usにもたらしたことになる。ある面ではこの2つのサービスは全く異なり、使われる目的も異なっているが、それでも比較すると面白い。

これを同じく Yahoo! に買収された(2005年3月) Flickrの 250万人の登録ユーザーと比較してみよう。Flickrはいつも「写真共有サービス分野を革新した小さな新興スタートアップ」のように紹介されるが、それでもユーザー数は由緒ある Del.icio.us の2倍、早熟なDiggの5倍以上だ。

このことで分かるのは、この種のサービスについては大いにまだ参入の余地があるということだ―新しいサービスがスタートするたびに一部からはもうたくさんだという声が上がるのだが。またDiggについてはそのユーザー数のサイズ以上に興味深いサービスなのだと言えるかもしれない。

それやこれやあるものの、まずはSchachter、del.cio.us、Yahoo! に対しては、ソーシャルブックマーク分野でひとつの記録を達成したことにお祝いを言いたい。

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