Archive for 10月 2006
ESnips、メディア共有サービスに$2M(200万ドル)確保
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by Marshall Kirkpatrick on 2006年10月31日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

イスラエルに本拠を置くソーシャルネットワークとユーザー生成メディア共有サービスeSnipsはGreylock Partners と Gemini Israel FundsからシリーズAの$2M(200万ドル)の資金調達ラウンドを完了したことを発表した。ユーザーは画像、音楽など自らの制作したコンテンツをサ イト上で売買することができる。eSnips社ではこの3月のローンチ以来すでに100万人近いユーザー登録を達成したとしている。eSnipsについて の前回のわれわれの記事はここに(英語版記事) (日本語版記事)

このサイトでは消費者生成コンテンツに対するサービスとして驚くほどシンプルな手法をとっている。1GBを超えるストレージの有料利用料金と、ほと んどのページに挿入されるAdSense 広告から収入を得ている。eSnips上でのコンテンツの購入は PayPalを通している。今回の資金調達は、[PayPalを通さず独自に手数料]収入を得ることができるよう、独自のeコマースシステムの開発に向け られるのではないか。eSnipsは短期間で活発なユーザーコミュニティーを作り上げることに成功しているのは確かだ。

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Prosper.com、火曜にマイルストーン達成
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by Michael Arrington on 2006年10月31日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

火曜日、この2月にスタートした個人間融資サービスのサイトProsper.com」は、メンバーが10万人を、実行された融資総額が$20 M(2千万ドル)を越えるなど大きなマイルストーンを達成したことをアナウンスする予定。この記録達成は英国に本拠を置くライバル Zopaの記録より速い。Zopaは最近Busines 2.0にて゛Disruptor”(暴れん坊)として賞されている

ユーザーはProsper に最高2万5000ドルまで(平均は5000ドル)の借り入れを申し込むことができる。他のユーザーはこれに対してそれぞれ希望の金利で融資の申し出を行 う。Prosper はリスク分散のために借り入れを多数の部分に分割し、次いで貸し手のうちから借り手にとって条件が良い順に選んで融資を実行させる。2006年2月にサイ トがオープンして以来、4,000 以上の融資が実行されてきた。Prosper は借り手側から融資額の1%を、貸し手側から0.5%をそれぞれ手数料として徴収する。

興味ある事実。Benchmark は Zopa と Prosperの双方に投資しているのだが、Zopaが米国への事業展開を計画しているので、この2社はまもなくアメリカ市場で直接の競争関係になりそうだ。

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Google Video、収益分配で上流指向へ
by Marshall Kirkpatrick on 2006年10月31日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Brightcoveのローンチのおかげもあって、今日(米国時間10/30)は ニュースに事欠かないが、この日のビデオ界の重大ニュースはこれだけではない。Google初の「スポンサー付ビデオ」がデビューしたのだ。The Domino Effectと題したこのビデオは「Diet CokeとMentos」のパート2で、白衣の男たち、EepyBirdの作品。スポンサーは、まさかの Coca ColaとMentos。ふたりが作った元のビデオは、これよりももっとずっと 楽しめて、Revverの報酬分配システムで $35,000稼いだそうだ。

今日のGoogle 公式ブログによると、今回の作品は、今後増やしていく予定のスポンサー付ビデオの、ほんの手はじめだという。これはGoogleのこ れまでのビデオコンテンツのロングテール路線から外れるものだ。スポンサー付ビデオのプログラムに参加したい人のためのGoogle Videoのページを見ると、1000時間分以上のビデオを持っているパブリッシャーが対象ということだ。EepyBirdのビデオ に入っている広告はいかにもプロデュースされたポストロール。これは、シロウトが自作のビデオをどんどんアップロードしてAdSenceをくっつける、と いうのとは訳が違う。おそらくここはYouTubeの役割で、Google Videoは、ちょっとインテリでフォーマルに作られたビデオ作品向けということだろう。

史上最大のロングテール収益エンジンを作ったGoogleが始めたビデオ事業が、エリートプロデューサー向け、というのは興味深いことだ。同じ日に Brightcoveはもっと多くのビデオ製作者向けの完全無料ネットワークをローンチしているし、Metacafeが新しく始めたProducer Rewardsというプログラムも大衆向けだ。Metacafeは、2万ビューを越えた作品には、その後の1000ビュー毎に$5を パブリッシャーに支払っている。

時とともに何ごとも変わっていくのはわかっているが、どうやらGoogleでは自社のビデオサービスに求められているのはナウなトレンドではないという結論に達したらしい。彼らが欲しいのは上流の格式なんだろう。Diet Cokeが何百本も爆発した後に広告が流れることが、今ここでの「上流」だというのなら、Googleのやっていることにも一理あるのだが。果して Googleが、巨額の広告収入をアマチュア・ビデオ・プロデューサーのエリートたちと分けあって、活気あふれる、クリエイティブで本物のビデオ・コミュ ニティーを作ることができるのかどうか、ぼくには疑問でならない。EepyBirdのニ番煎じビデオは、どうしようもなく退屈だった。

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CX NOWならFlashベースの表計算グラフにダイヤルまでついてくる
by Marshall Kirkpatrick on 2006年10月31日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

CLASS=shot2 Business Objects が表計算ビジュアリゼーション用ソフトCrystal Xcelsiusの軽量版を無料リリースした。このWindows対応のデスクトップ用アプリはCX NOWという名前で、エクセル、パワーポイント、ワードと繋ぎ、表計算データからダイナミックなグラフやチャートを作成するインターフェイスを提供してくれる。

一番の利点は、スライダーやダイアルのようなGUIで表計算の中から特定のフィールドを選んで変更することが可能なこと。しかも、表計算とビジュアリゼーションがスライダーと連動し、リアルタイムに変化するのだ。

下のサンプルはやっつけ仕事だから見た目イマイチだけども、まあ、ザッとこんな感じのビジュアリゼーションをワードのファイルや、パワーポイントのスラ イド、ウェブに埋め込んで使えるというわけ。いったんウェブに公開してしまえばビジュアリゼーションに応じて.xlsファイルが変わる、ということは起こ らないが、デスクトップでは両方(ビジュアリゼーションと.xlsファイル)とも変化する。

同社のデモ動画はすごく良くできていて一見の価値アリ。 これだとかなりクリエイティブなことが実現できる。同社ではこのツールを利用したビジュアリゼーション作品コンテストも企画、最優秀賞には賞金$10,000(1万ドル)を用意した。
Crystal Xcelsiusの作るソフトはどれもとてもパワフルだが、このCX NOWはサクサク無料でクールなプレゼン資料が作れる楽しいツール、といったところだ。

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MotionDSP、軍事目的レベルのビデオ画質改善サービスをローンチ
by Marshall Kirkpatrick on 2006年10月31日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

MotionDSPは、軍事目的なみのビデオ画像品質改善を可能にする技術を利用して、携帯電話のようなデバイスからの低品質画像を改善するというもの。同テクノロジーはフレームごとに動画を比較し、欠落しているピクセルを復元するというもの。僕たちは同社について8月に取り上げている。 同社は今日(米国時間10/30)、最初のサービスをスタートした。サービス名「Ikena」という同サービスは、ユーザー生成動画コンテンツをホストしてい るサイトを対象にしたB2Bの契約獲得を狙う。一般向けの無料ベータサービスを短期間提供していたが、今は終了している。ウェブ上に見られる携帯電話によって撮影された動画の画質が向上にしているように見えるなら、携帯端末サイドでの品質改善があったと思わないことだ。 MostionDSPの解像度改善機能は動画共有サイト業界でのスタンダードになり得るかもしれない。動画画質改善の品質は同社のサンプルページあるいはYouTube上にあるMotionDSPユーザーページで見ることができる。違いは大したものではないが、消費者に選択の余地がある場合、どちらを選ぶかというのはあきらかだと思う。

MotionDSPはアメリカ軍から資金を得たプロジェクトとして、UC Santa Cruzで1998年にスタートした。最初のサービスは3デュアルコアサーバーを利用し、リアルタイム画像改善(長さが1分間の動画は、画像改善にも1分 が必要という意味)を提供することだった。システムの価格は3万ドルからだが、ほとんどの大企業は大口契約を希望するだろう。

同社の代表者は、将来的なサービスには電話やラップトップ・コンピュータ上で解像度改善を図るチップも含むかもしれないと話した。彼らによると、同サービ スのアルゴリズムが動作するものなら何でもプラットフォームになる可能性があるという。これまでに、50万ドルのエンジェル投資を受け入れ、年 内、おそらく11月中にシリーズAの資金調達を完了予定だ。

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Monitor110、マーケットモニタリングのために、新たに$11M(1100万ドル)調達
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by Marshall Kirkpatrick on 2006年10月31日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

僕たちが9月に取り上げたローンチ前のウェブモニタリングサービス「Monitior110」は、シリーズCにおける資金$11M(1100万ドル)を既存の投資家と新しく入った投資家から調達したことを月曜日に発表。同社は3年間の開発を経て、来年(2007年)始めにも一般購読の提供を開始予定。これまでの資金調達は合計$20 M(2000万ドル)になる。

現在、5000万にのぼるサイトから情報を収集、レリバンシー(関連性)を分析、そしてほぼリアルタイムに近いペースでカスタマーにアラートを送信。ブログ、ディープWeb(大規模なバックエンドデータベースが動的なコンテンツを生成するウェブサイト。通常検索エンジンにインデックス化できない情報)、それに静的ウェブの更新を中心とする。専門性の高い評価は重要な機密情報源だ。Draper Fisher Jurvetsonが今ラウンドでの資金調達をリード、Ron Conwayが最も人目を引く新投資家。投資家からの資金はこれまでにほんの少ししか費やしていない、と同社はいう。投資マーケットでのベテラン、AIギークのDavid J. LeinweberもMonitor110の顧問会に加わった。

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PayPerPost、今度は馬鹿げた目くらましを開始
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by Michael Arrington on 2006年10月31日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

TechCrunchの前回のPayPerPostについての記事へ のコメントの多くは、このサービスのビジネスモデルを音楽業界における payola [ラジオのDJに金を払って曲をかけてもらうこと=米国ではこの事実を開示しなければ違法]のようなものだとしていた。PayPerPostはブロガーに何らかの商品について記事 を書かせるために金を払う。その事実を情報公開するかどうかは任意とされ、多くの場合ブロガーは製品にプラスの評価を与えるような記事だけを書くことを義務づけられる。この会社は今や十分な資金を得ており、ライバルがいくつも 出現している。このウィルスはどうやら当分居座ることになるようだ。

PayPerPost がブロガーに金を受け取って書いているという事実の公開を義務づけるようになるなどと期待しないほうがよい。それどころか、PayPerPostに関する 話題づくりを狙い、かつ人々の注意を肝心な部分―金を貰って記事を書いている事実の告知―からそらす目くらましが始められている。

CLASS=shotタバコ会社が大金を出して実施したタバコの害についての調査を思い出させるが、PayPerPost は月曜日、DisclosurePolicy と称するサービスを始めた。情報公開基準を作成するツールと、コンテンツ製作者の自由と読者の期待する透明性との微妙なバランスに関して適正な基準を議論するためのフォーラムを提供する” のだそうである。

DisclosurePolicy はユーザーが質問に答えていく形式で情報公開ポリシーを作成する。このPayPerPostのポリシーをブログに掲載したブロガーにはPayPerPostから$10が支払われる。

一見良いアイディアのように思えるかもしれない。PayPerPost は支払いを受けていることを、ブログ内のどこか別のページにではなく、その記事中に目立つように表示するよう求められる。しかし同時に PayPerPost はポリシーの文言、特に「報酬を受けている」ということの定義をを巧みに工夫して、あらゆるブログにバイアスがかかっている (だから PayPerPost だけがそんなに悪いわけではない)と示唆している。これがその3つの選択肢だ。ブロガーはこの3つのうちから1つを選ばねばならない。

このブログは広告やスポンサー契約による支払いを受けておらず、報酬を受けて内容を掲載することも行っていません。われわれはまったく独自に記事を 作成しています。しかしながら、われわれは背景、職業、宗教、政治的見解または過去の経験からの影響を受けているかもしれません。

このブログは金銭による広告やスポンサー契約による支払いを受けておらず、支払いを受けて内容を掲載することも行っていません。しかしわれわれは無 料のサービス、旅費、イベントのチケット、その他の形による報酬を企業ないし組織から受け入れており、あるいは将来受け入れることとしています。

このブログは金銭による広告やスポンサー契約の支払いを受け、支払いを受けて内容を掲載し、あるいはその他の形での報酬を受け取っています。

これではPayPerPost のブロガーからNew York Timesまで、その中間も含めて、全員が3番目のポリシーを選択する他ない。つまりこの文言では広告料金を受け取るのと料金を受け取って記事を書くのが 同じこととして扱われているからだ。さらに広告その他一切報酬を受け取っていなくてもブロガーは「背景、職業、宗教、政治的見解または過去の経験からの影 響を受けているかもしれません」と断らなくてはならない。

こうやって肝心な線をぼやかそうとする―ブロゴスフィアに汚染を持ち込むのを容易にする一方で公共のために何か良いことをしているような幻想を振り まくというのはPayPerPostも商売が上手である。しかしこれはブロゴスフィアに対する公共の信頼にとって非常に危険な展開である。こんなものにブロガーが誰もひっかからないよう祈りたい。

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Brightcove、小規模ビデオパブリッシャーのためのネットワークをスタート
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by Marshall Kirkpatrick on 2006年10月31日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

注目のビデオスタートアップ Brightcove が Brightcove Network をスタートさせた。これは小規模なビデオパブリッシャーのためのビデオ配信と収益化のためのネットワークだ。Brightcove は現在までにWarner Music Group、Wall Street Journal、New York Times、MTV web video servicesのような大手メディアのためにウェブでのビデオ配信サービスの契約を結んだことで注目されている。新しい Brightcove Network は2004年の設立以来の目標としていた方面に多くのコンテンツを振り向けようとしているように思える。

Brightcoveのユーザーがサービスが提供されるのを待っている間にYouTubeがこの分野を盛り上げ、ニーズを満たし、買収されてしまったの で、新サービスのベールが外されてみるといささかアンチクライマックスの感じがする。それでも、僕の考えでは、長期的にみると、小規模なビデオ製作者の配 信チャンネルとして現実性のある道を開いたのではないかと思う。ローンチの夜にまだトップページが空っぽだったからといってこのサービスを見捨てるのは早 過ぎる。カテゴリーのタイトルをクリックして内容を見て Brightcove の概要をつかんでもらいたい。

もし100万ものビデオのチャンネルが実現したとしても Brightcove はその新しいインフラの中心に場所を見つけるだろう。この会社はそうするための手立てとなるコネを十分に持っている。同社のファウンダー Jeremy Allaire は Flashを開発したMacromedia社の元CTOで、ColdFusionの開発元Allaire Corporationの共同ファウンダーでもある。 Brightcove は2005年3月、$5.5M(550万ドル)に上るシリーズA の資金をGeneral Catalyst Partners と Accel Partners から調達している。また去年の11月には$16.2M(1620万ドル)を AOL、Hearst Corp、IACから調達しているが、このラウンドをリードしたIACの会長 Barry Diller は Brightcove の取締役でもある。この会社はどこかのガレージから現れたスタートアップなどではなく、すでに多数の大手メディアをクライアントにしてビデオ配信サービスを提供している。われわれBrightcoveについての記事はここに。この会社は今度はロングテールに照準を定めたようだ。

Brightcove Network に加わると、ビデオ製作者は自分のサイトにアップロードされたビデオに関して、Brightcove のウェブサイトを購読者を募るショーケースのチャンネルとして利用することができる。またビデオを誰が閲覧した場合でも広告収入の50%、有料ダウンロードの場合(AOL Videoのような提携サイトで購入された場合を含む)、料金の70%がビデオ製作者の取り分となる。Brightcove のサイトは今日の時点で相当変化している。従来の業界向け(business to business)ランディングページというよりむしろエンターテインメントサイトに近づいていた。ランディングページはひどいものというのが僕の第一印象だったが、小規模ビデオサイトの製作者が投稿してくる作品の内容がどんなものになるか今後に期待したい。

Brightcove からオンラインでフルバージョンの広告入り無料ビデオが手に入る。パブリッシャーがそう望んだ場合は、DVD 画質でWindows Media DRM に汚染されたファイルがダウンロード購入できる。Brightcoveではディレクトリやコミュニティー内にあらゆる長さのビデオがあると主張しているが、他の有名どころのどのサイトに比べて20分から60分の長さの作品が多いのではないだろうか。

同 社では著作権のあるビデオの投稿の問題に関しては、DMCA(デジタルミレニアム法)の免責条項に全面的に頼る方針だ。つまり正当な著作権者からの要求が あればそのビデオを削除するが、YouTubeやGUBAのように著作権を侵害して違法に投稿されたビデオを積極的に検索、発見する手段は講じないという ものだ。

広告はいろいろな形式で表示される。ビデオの冒頭、最後、オーバーレイ、同期バナーとしてビデオプレイヤーの横に表示される場合もある。無料のBrightcove Network のアカウントではあらかじめ定めらたフォーマットで広告が表示される。製作者のプレミアム・アカウントの場合、希望の広告フォーマットを指定することができる。

もし Brightcove の言うことを信ずるならば、YouTubeの話のなかでよく言われるほど著作権[を侵害するビデオの投稿]は大きな問題ではなく、メインはあくまで消費者 発信型ビデオであり、しかもまだそれは始まったばかりだという。Brightcove は増大しつつあるセミプロ、上級アマチュアのビデオ製作者のマーケットを対象しているが、それと同時に小企業もネットワークに傘下することに意義を見出す だろうと考えている。同社では主要なライバルはローエンドではGoogleビデオ、ハイエンドのビデオ製作者向けでは NBBC (われわれの記事)だという。僕は最近資金調達に成功した Podshow もライバルのリストに加えるべきだろうと思う。Blip.tv、VSocial、VideoEggも加えるべきかもしれない。ユーザー投稿の動画の最後に静止画像で広告を入れているサイトRevverについて良いことを言いたいところだが、Brightcove はハイクラス版のRevverというところだ。機能も豊富、有料ダウンロードもあり、AOLとも提携しており、なんといっても資金が潤沢だ。

BrightcoveのファウンダーAllaireは、彼がTelcom TVと呼ぶIPTVと別のオープンな手段、彼がビデオのインターネットと 呼ぶものの違いを強調する。Allaireによれば「Telcom TV は従来のテレビ番組の延長上でケーブルテレビ、衛星放送の必然的な発展に過ぎない。これに対して多様なプラットフォーム上で小規模なビデオ製作者によるビ デオが無数のオンラインビデオチャンネル上に登場しつつあり、こちらがはるかにエキサイティングなモデルだ」という。Brightcove Network の開始は、Allair のビデオのインターネットというビジョン実現のための宣言とも言えよう。

優れた管理ツールとインフラがあったら、高品質で収益を上げることが期待できるきるほど質の高いビデオを作ろうとするユーザーに対するマーケットは大きい だろうか? ぼくは大きいと思う。あるユーザーはコンテンツに広告を載せるだろうし、別の誰かはビデオを1本あたりいくらの有料で販売するだろう。またある者はさらに 自分たちの独自のブランドのビデオプレイヤーにメッセージを載せるテクノロジーをライセンスするだろう。僕はBrightcove はこうしたいろいろなグループのユーザーすべてに対して比較的容易に対応できると思う。ビデオ製作者のコミュニティーがBrightcove を中心として形成されるかどうか、今後に注目だ。

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TopTenSources、$3.5M調達、Blogniscientを買収
by Michael Arrington on 2006年10月30日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする


Massachusetts州の人力ブログダイジェストサイトTopTenSourcesの親会社である Top10Mediaは、Highland Capitalを筆頭とするベンチャーラウンドで$3.5M(350万ドル)を調達した(TopTenSourceについての以前のわれわれの記事は こちら)。同社はまた、TechMemeスタイルのブログニュースダイジェストのBlogniscientの買収も発表する。 BlogniscientやTechMemeなどの競合を比較した記事は 2005年10月と、もう一回 2006年2月に書いた。

Top10Mediaはさらに、 2006年6月にStyleFeederを買収している。

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MySpace、著作権者保護の方向へ
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by Michael Arrington on 2006年10月30日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

MySpaceは月曜日(米国時間10/30)に、カリフォルニアのベンチャーGracenoteと提携し、MySpaceのメンバーページにある著作権付き音楽を見つけて、公開されるのを防いでいくことを発表する。これは同社として、DMCAの削除通知に応じることに加えて、さらに著作権保護に前向きな姿勢を示すものだ。YouTubeも今年、同じような発表 をしているが、こちらは単に著作権物の公開を止めるのではなく、著作権者に対して、ビデオの使用を許可してそのまわりに挿入される広告から収入を上げることを勧めている。

著作権物、特に音楽はソーシャル・ネットワーク成功のカギを握っている。MySpaceには300万以上のバンドがページを持っていて、今や MySpaceでのプレゼンスがバンドとして事実上の必須条件になっている。競合のBeboも、スタートから1年ですでに30万以上のバントが利用していると最近発表した。

近ごろのニュースによれば、YouTubeの著作権侵害の温床タダ乗りもそろそろ終焉を迎えているようだ。すでに、日本のメディア・クリップ3万本や、Comedy Centralの番組クリップを削除する「要望」に応じている。これは噂ではあるが、テレビ番組のマーケティング部門が匿名でコンテンツをアップロードしてYouTubeでの露出を稼ぐ一方で、その同じコンテンツに対して法務部門が削除通知を発行したこともあるとか。今ではテレビのコンテンツをオンラインネットワークに流すことの価値($1.65B[16億5000万ドル])は誰でも知っているから、著作権者たちも一度立ち止まってどのようにして[その価値あるメディアからの]分け前に預ることを考えはじめているところだ。

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LeWeb3、12/11-12 パリにて開催
by Ouriel Ohayon on 2006年10月30日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

TechCrunchは今年12月11、12日にパリで開かれるLeWeb3を共同主催する。これはSix ApartのLoic Le Meurが 企画しているイベントだ。2日間のコンファレンスでは次世代のウェブやモバイルサービス、バーチャルゲーム/コミュニティ、新旧各メディアなどさまざまな トピックについて話合われる。昨年の会にはウェブ企業家や、キーパーソン、ブロガーなど25ヶ国から450人が集結した。

豪華講演者陣はヨーロッパ中心(SkypeのNiklas Zennström、FonのMartin Varsavsky、などなど) に揃えられ、多くのベンチャーたちは招待をうけ[自社サービスの]お披露目を行う(興味のある人はstartups wikiで登録してほしい)。プログラムはオンラインで見られ、追加の講演者が確定し次第更新される。

初日の晩にはどんちゃん騒ぎパーティーも開かれる。Michael Arrington、TechCrunch UKのSam Sethi、それと私自身ももちろん参加する。今年のヨーロッパで最大、か最大級のウェブのイベントになるだろう。

ブロガー、ベンチャーキャピタリスト、エンジェル、ベンチャー、ジャーナリスト、インターネット熱狂者まで1000人の参加が予定されている。参加 費用は11/11までに申し込めば300ユーロ(約 380ドル、付加価値税別)、それ以降は500ユーロ(約630ドル)。参加費には朝食、昼食、パーティー費用も含まれる。参加登録は現在受付中。

イベントの詳細がわかるブログの他、コンファレンス用のwikiもある。

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BlueTie、無料Ajax統合メールサービスをリリース
by Michael Arrington on 2006年10月30日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

CLASS=shot2ニューヨークに拠点を置くBlueTieは先週、非常によくできた Ajax使用のホスティング型メールサービス・スイートをリリースした。このサービスは洗練されている。会社は1999年の創立以来、ISPなど数百にのぼる パートナーを通じてこのサービスを顧客に販売している。新サービスは「顧客視点」にたったメール・ソリューションで、無料版とプレミアム版がある。

この分野はすでに、ZimbraGoogleMicrosoftYahooAppleGoowyFolderaなどの競合がひしめきあっている(ただし、「競合」の定義を広げて単なるAjaxのウェブメールも入っているし、GoowyはFlashのアプリケーション だ)。それでも、人のメールアカウントを手中にする、というのはいい商売になるようだ。BlueTieによれば、1人が1日にメールに費やす時間は平均 4.6時間で、もっとずっと長く使う人がたくさんいるという。他のどんなソフトと比べても、メールはビジネスのワークフローの中心であることは間違いない。

CLASS=shot上に挙げた競合の中で、MicrosoftのOffice LiveとZimbraを除いては、BlueTieほど幅広いサービス(メール、カレンダー、アドレス帳、IM、ファイル・ストレージ)を提供しているところはないし、Zimbraはホスティング型のアプリケーションではない(自社サーバーにインストールしなけれならない)。Folderaは同じような機能を持つことになるだろうが、まだローンチしていない。

個人も、企業もBlueTieのサービスを気に入る人は多いだろう。無料の上に、しっかり使い込まれている。私のテストではメールアプリケーション は非常に具合よく動いていた(しかも速い)。同社はプレミアム版の販売と、無料版の広告で収益を上げる。広告は、サービスに組み合まれたもので、例えば、 Orbitzと提携して旅行サービスを提供する予定だ。

なお、私はBlueTieの競合Folderaの役員に名を連ねている。

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私のCarsDirectでの新車購入体験
by Michael Arrington on 2006年10月29日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

数ヶ 月前に私は新しい車を買おうと決心した。しかし私は何が苦手といって自動車セールスマンとの交渉より苦手なものはないのだ。連中はまずこちらの名前と電話 番号をメモする。ディーラーから帰って一日二日するとセールスマンが電話をかけて来始める。「その後どうですか?」と尋ね、ディーラーに再度足を運ぶよう 勧誘する。2度目のディーラー訪問から本格的な売り込みが始まる。最初に会ったセールスマンが「ナイスガイ」役で、あなたに代わってボスから良い条件を引 き出そうといっしょうけんめい努力する。ボスは悪玉で、偉そうに構えて客を萎縮させ、値切る気をなえさせ、さらにアップグレードを勧めてくる。使い古され た心理的トリックだが、なにしろ向こうは毎日毎日何百回となく繰り返してきたのだから、練習は完璧である。客としてはこういう交渉の重荷が車を買うときの さまざまなコストに付け加えられる。

そこで3度目にはこういうディーラーでの交渉は止めにして、私はCarsDirectか ら車を買うことにした。私は他のサービス、Autobytel や Costcoの良くできたシステムもチェックしてみたのだが、CarsDirect の価格が一番安かった。以下に、CarsDirectからの車の購入の全過程(情報収集と試乗を含む)のメモをお目にかける。

私の車の購入体験は3日にわたり、まったくストレスなく、ディーラーとのコンタクトも最小限ですませることができた。

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Rocketboom: ダウンロードはZe Frankのほとんど10倍
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by Marshall Kirkpatrick on 2006年10月29日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

ビデオブロガーのZe FrankRocketboom のプロデューサー、Andrew Baronといわゆる「ナードの喧嘩」を戦っている。Frank の言い分によると「Rocketboomの[ダウンロード]数は水増しされており、Frankたち他のブロガーがはるかに低い数字になってしまうため、広告営業に支障が出る」と。両者を電話取材して言い分を聞き、また Rocketboom のトラフィック記録を調べてから、僕の意見をポッドキャスト分野の数人の専門家にぶつけてみたところ、彼らも僕の分析に同意した。

Baron が数字を誇張しているとしも、それほど大きくではないと思う。大雑把な数字としてはまずまず正確なのではないか。ただし、これは話の入り口にすぎないのだが。

Baron によると、Rocketboom は1話平均30万回ダウンロードされている。Frank は自分のショー(“The Show”と呼んでいる) には3万人の視聴者がいると言っている。Rocketboom は通常のウェブに加えて4種類のプラットフォームTivo、iTunes、 Hellio、携帯電話向けに配信されている。視聴者の数を絶対的に正確に把握するのは不可能だが、 僕が確認できたチャンネルからのダウンロード数だけで1話ごとに15万から20万はある。

それでは、確認できなかった経路でのダウンロード数を加えると、総数はBaronのいう30万に近づくだろうか? 僕の考えでは、たぶんBaron の数字は、多少の水増しがあるとしても、概算としてまず正確ということで受け入れていいだろうと思う。Ze Frank 自身、この分野は全く新しいので正確な分析が手に入らないことを強調している。

言い換えれば、Baron のショーの視聴者はBaronが主張するようにFrankのショーの10倍まではいかず、7-8 ぐらなのかもしれない。とにかく概算としてそんなものだ。Business Week の Heather Green は Blogspottingに さっき投稿された記事で、ぼくが利用したのと同じデータに基づいて、全然反対の結論を導いている。しかし実際の問題は広告営媒体としての価値なのだ。 Rocketboom が25万だろうと30万だろうと、Frank のダウンロードが 3万しかないことに変わりはない。重要な点は、 Rocketboom はある面で(たとえばページビュー)で弱くても、ダウンロード数となれば非常に高い得点を上げていることだ。Green も指摘しているが、Amanda Congdon の離脱も結局のところダウンロード数の大きな減少には結びつかなかった。

肝心な問題

ユーザーと収入が経費を賄うのだからもちろん重要には違いない。しかしここには単なるこれらの数字以上に重要な要素が多数ある。ダウンロード数はそ のままショーを見た視聴者の数ではない。画面の再生ボタンを押したユーザーのうち、どれくらいが[最後の]広告を見るほど長く視聴していたかも分からな い。Ze Frankも使っているRevverのような番組内に挿入される伝統的な広告と、Second Lifeをベースにして最近Rocketboomが電池を充電してリサイクルする会社のために行ったような革新的なCMの間には大きな差がある。

Pageview の推定はたいへん難しく、特にマルチメディアの場合ほとんど不可能に近い。たとえばこのAlexaholic のグラフで はZe Frank が Rocketboom を軽く打ち負かしており、 TechCrunch はその両方を合わせたよりずっと大きいように見える。Rocketboom の統計については、このショーの内容は一般向けで、だからユーザーはどこにもいる。このショーを見に来るのに特別な理由はいらない。Rocketboom のダウンロード数はTechcrucnの購読者やページビューよりずっと多いはずと思う。もちろんわれわれの方はRocketboomと異なり、非常に専 門化した話題を扱うサイトではあるが。

視聴者が番組にどういう印象をもつかがもうひとつの重要な問題だ。Jeane Sessum は視聴者の「好感度」を測る基準があっていいと主張している。Robert Scoble は「忠実度」の指標も測定される必要があるとしている。

Ze Frank の視聴者は数百ものコメントを残すし、コンテストに参加する。自分たちで作ったビデオクリップを投稿し、資金を寄付する。Rocketboom へのコメントははるかに少ない。以前、僕のガールフレンドはZe Frankのショーにハマってしまって、1週間というもの端から端まで全部見ていた。ぼくも一緒に見て大笑いしたものだ。Rocketboom のショーがこれ限りもう2度と見られないとなっても僕は別に構わない。Ze Frank のコンテンツの方がずっと好きだ。

しかしそれでもRocketboom のコンテンツはFrankのショーのほとんど10倍もダウンロードされているという事実は残る。また、Andrew Baron の説明も受け入れる―Rocketboom は配信後の番組についてはほとんど何の制約も加えていない。単に利用可能なあらゆるチャンネルを利用して番組を配信するだけだ。逆にFrank は読者に対して視聴者数を正確に把握したいからYouTubeのようなサービスに番組を投稿しないようにはっきり呼びかけている。Rocketboom はビデオブログのリーダーとしての優位性があり、安全策を取っているし、アンフェアだという見方もあるもの、魅力的な女性の起用というカードもうまく使っ ている。

Ze Frank や他のビデオブロガーが彼らが今やっているような方法でサイトを運営していけるようにすることが重要だ。視聴者数は、この分野への広告費がなぜ減速気味な のかという問題の一部をなすかもしれないが、Rocketboom があのように有名だからといって、他のビデオブロガーのサイトが広告媒体としてちっぽけなのものだと誤解させるようなことがあってはならない。ここでは ゲームのルールは変化するし、変化し続けるだろう。.

トップクラスのビデオブログを見たい場合は、もうすぐ発表となるVloggies 賞のサイトをチェックしてみよう。.

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比較記事:オンラインのフィードリーダーを徹底比較!
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by Frank Gruber on 2006年10月29日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

編集部注:これは日本語版公開前2006年3月30日に掲載された記事です。

シンジケーションがweb 2.0運動の中核概念なら、シンジケートしたコンテンツを効率よく消化していくソリューションとして最も広く受け入れられているのはフィードリーダー。無数のサイトと情報ソースを絶えず監視し、情報を一箇所にまとめてほぼリアルタイムに最新情報をアップデートしていくフィードは、時短に欠かせないツールだ。

リーダーもタイプはいろいろ。ウェブベースのもの、デスクトップ、Outlookベースのものまである。本稿ではウェブベースのものに絞ってみた。取り上げたのは大手サービスと、News Alloy、Gritwire、Attensa、FeedLoungeなど優れた機能とパフォーマンスを備えた新規スタートアップまで。月額5ドルのFeedLounge以外、全て無料のサービスだ。

ウェブベースのフィードリーダー

検証の対象は以下9サービス。(各サービスの過去記事はTechCrunch記事インデックスを参照されたい)

MyYahooはウェブベースのリーダーの中では最も広く使われているサービスだが本稿では割愛した。同様にRSS読み取り機能付きポータルやバーチャル・デスクトップ・アプリケーションの性格が強いLive.com、Google IG、Netvibesも対象から除外した。RSSのヘビーユーザーが求めるのは、業界対応の強さを備えた上記のようなアプリ。MyYahooはフィードを素早く読み取りたい人、ケータイやハンドヘルドで出先からネットにアクセスしてフィードを読みたい人にとっては素晴らしいオプションだが、膨大な情報を日々消化するユーザーのニーズに対応する機能は揃っていない。

これら9つのフィードリーダーを取材して感じたのは、この業界の技術開発は競争がとても厳しいことだ。ベースの機能だけ比べてみた場合、一番の注目株はRojoとBloglinesの2つである。

私個人の独断に基づくフィード負荷テストではGoogle ReaderとFeedLoungeに軍配。テストでは各アプリが特定フィードをどれだけ効率良く拾えるかを見るためフィード5件のロード所要時間の平均を測定し、リーダーを5段階で評価した。有料サービスは月額使用料5ドルのFeedLoungeだけ、というのが興味深い。ここはパフォーマンスの評価も高いが、それ以外にFeedLoungeが無料のライバルに差をつける要素は何なのだろう。 FeedLoungeやAttensa、Gritwireが軒並み提供している3領域のディスプレイ、これを信奉するユーザーが多いのは事実だが。

Web 2.0機能

サンフランシスコ拠点のRojo(注釈:ブログプラットフォーム企業Six Apartにより買収された。詳しくはこちらの記事を参照)はTechCrunchで以前取り上げた。ここがWeb 2.0の本星なら、タッチの差で2番手につけているのがNews Alloyである。News Alloyはタグ付け、評価付けほか、コンテンツのリポジショニングに欠かせない各種機能(例えばDiggやdel.icio.usへのリンク投稿ボタンなど)を網羅している。

ユーザー評価機能: 評価システムを備えたリーダーも何点かあるが、私見ではRojoの“Mojo”に勝るサービスは無いように思える。Mojoというのはユーザー発信型レビューを意味する用語。人気のソーシャル・ニュース・アグリゲータのdiggのような機能で、フィードにアイテム(URL)を入力すると、お気に入りの記事をMojoし[評価を]をアップさせることができる。NewsGator Onlineにも“Latest Buzz”というユーザー発信型コンテンツの機能があるが、これはNewsGator内の記事リンク数を測定・表示する機能を指す。一方、News Alloyの評価システムはRojoのように、記事評価数の合計を割り出してくれる。

タグ機能: ユーザー発信型タグからタグクラウドを生成するのがRojoなら、Google Readerはこれと全く同じ機能を”ラベル”という名前で提供している。FeedLoungeも検索・探知のメカニズムはタグ機能だけ。 News Alloyでは各投稿のタグ付けも可能だ。

ソーシャル面: RojoとGritwireは“contacts”機能つき。ユーザーはコンタクトリストにある自分のネットワーク内の人たちと情報を共有することができるという風に、ソーシャルな側面を備えている。

フィード探知 & レコメン機能: テキサスに本社のあるソーシャル・メディア企業Pluckは自社Web Edition内にFeedFinderという機能を構築し、従来より優れたフィード探知を実現した。Rojoではレコメンのフィードが画面レイアウトの右上に表示される。

今後登場予定のフィード

注目はAttensa(本社・ポートランド)でプロフェッショナルかつクリーンなUIを備えたリーダーが特長。まだ揃っていない機能も多いが、フィードの読み取りはかなり速い。Attensaの製品ディレクターMatthew Bookspanに話を聞いてみたところ、Attensaはウェブベースのフィードリーダーに改良を加えた新型を間もなく公開するという。そうなると比較チャートでもかなりいい線に行くと思われる。Attensaはさらに、ケータイやハンドヘルドで読み取りができるモバイル対応のリーダーも間もなく公開を予定している。(注釈:2006年5月2日にAttensa Mobileとしてすでに公開されている)。

シカゴのすぐ北に本社のあるGritwireの主力はflashベースのフィードリーダーだ。高性能で、Rojoのような統合化されたソーシャル・ネットワーキング機能も網羅した。コンタクトリスト採用により友だち同士でフィードの共有が可能。 Gritwire共同創設者兼COOのIan Carswellによれば同社のリーダーはweb 2.0機能が盛りだくさんという。早く使用感を試してみたいところだ。

News AlloyはAjaxベースのリーダーを提供している。パワーユーザーが喜ぶような機能をバッチリ備えている。私の主観的なフィード負荷テストではスコアが思ったほど伸びなかったが、MikeがTechCrunchで書いたレビューでは、その他の動作環境はかなり速いという結果が出ている。

機能比較チャート

上記チャートは各リーダーの比較調査のまとめ。直接全企業に取材したわけではないので細かい点は記述漏れもあるだろう。 新たな情報が入ればアップデートしていくので、とりあえずの現況チェック表と捉えて欲しい。割愛した競合他社も多い。ウェブベースのリーダーは数え上げればキリがないので本調査では業界の主力と思われるサービスに絞ってみた。

総論

パフォーマンスで選べばGoogle ReaderとFeedLounge。テストした中では最速だった。アプリに多機能性を求める人にはBloglinesとRojoだろう(Rojoは”Web 2.0″機能でBloglinesを凌ぐ)。

とはいえNetNewsWireやFeedDemonといったデスクトップのフィーダーのベスト版にスピードと軽快さで追いつくサービスはまだ今のところ現れていない。というところで。

本稿はSomewhat Frankという素晴らしいブログを書いているFrank GruberがTechCrunchからの取材依頼を受け特別に寄稿してくれた。Frank、ありがとう!

アップデート: 2006年3月31日にチャート更新

【日本語版コメント】
日本語フィードリーダーの比較
Bloglines:
UIはシンプル。「人気ブログ」「おすすめブログ」リストは全世界ベースなので英語記事中心。閲覧中の任意のページをフィード追加するブックマークレットあり。(IE、Firefox用。Firefox用ブックマークレットはOperaは公式にサポートしていないが、内容は汎用のjavascriptなのでOperaでも作動する)。サイト内のフィードを自動検索、フィードの個別プレビュー可。追加の使いやすさではダントツ。 Ask.jpのブログ検索と連動されており、検索後ワンクリックで登録できるのは〇。

Livedoor Reader:
Ajax使用の人気ウェブ型リーダー。「おすすめ(テーマ毎のおすすめフィードを集めたフィード集をOPMLで提供)」「人気記事」が充実。「おすすめ」「登録数ランキング」「レートランキング」「注目度ランキング」からフィードをワンクリックで追加でき、話題のサイトに出くわす確立が高い。各ランキングのフィード全てをまとめて登録することもできる。LivedoorのソーシャルブックマークClipへの登録もワンクリックでできる。

はてな:
「おすすめ」「人気記事」あり。ソーシャル機能あり。「アンテナ」に登録したサイトはワンクリックでRSSに追加でき、また各記事をワンクリックでブックマークに追加できる。それ以外はURLコピペで購読。リーダー上にブックマーク数が表示されているなど、ブックマーク、それにはてなの他機能との密な連動が〇。

Feedpath:
おすすめ・人気記事ランキングなどは存在しないが、シンプルなUIと“過去記事アーカイブ”、“表示順”、“文字の大きさ”と表示のオプションが多く〇。ブログオーナーをターゲットにした仕様で、購読している記事からワンクリックでブログ投稿できる。閲覧中の任意のページの登録と、(引用したい部分をハイライトし)ブログに投稿できるブックマークレットあり。リーダーの新着情報をデスクトップで知らせてくれるダウンロードツールが用意されており、またクロス・ポスティング可能なブログエディター付き。

Goo:
ウェブ版以外にインストール型デスクトップ版と携帯版がある。ローカルでブログ記事を書いて投稿できる。興味あるキーワードを登録しておくと、関連記事をニュースやブログから自動的に集めてくれるのは〇。

Excite:
人気RSS有り。機能は普通。ただしユーザー自身がブログを作る場合はいちばん簡単。フォーム入力完了と同時に投稿可。TechCrunch日本語版の記事が改行されずに表示されてしまう。

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CPAショッピング検索のJellyfishが$5M(500万ドル)調達
1 コメント
by Andrew Myer on 2006年10月28日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

ウィ スコンシン州Madisonのショッピング検索エンジンJellyfish.comが、Kegonsa Capital PartnersとClyde Street Investmentsから$5M(500万ドル)調達したことを先ほど(米国時間10/27)発表した。今週は本当に2.0系サイトの調達続きの忙しい 週だ。Jellyfishは千店舗以上の店頭に並ぶ商品を検索し、 各購買ごとにCost-Per-Actionベースで報酬をJellyfishに還元する仕組みを採用している。ユーザーにはそこからJellyfish が成功報酬の“最低半分”を支払う。検索結果には各店舗商品のベース価格とCPA還元率が表示され、そこから購買者が負担する最終価格も分かるというわけ だ。 Jellyfishでは、これを名づけてValue Per Action (VPA)モデルと呼んでいる。

Kegonsa Capital Partnersと同社ファウンダーBrian Wiegand、Mark McGuireは、今年はじめ同社の立ち上げ費用として初期のシードマネーの投資を提供している。価格比較ベースのショッピングサイトは両手に余るほどあ るが、ここまで面白い仕組みを実現したサイトは他にないのではないか。アフィリエイト収入の共有そのもの新味はないが(例えばKulistFatWalletの紹介記事を参照されたい)、これをクラスつきで実践しファンドまで調達したのだから素晴らしい。

サイトの実用化が進めば、ベース価格も今より下がり、コミッションを上げることも可能だろうと同社では期待している。Vivek PuriがStartupSquadという秀逸なブログの中で同社のサービスを実に分かりやすく解説している。彼によれば今ラウンドは2週間前から調達完了の手続きに入っていたらしい。ショッピングレビューが専門のRetrievo、ViewScore、Wizeのサイト比較レビューも是非ご一読されたい。

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VSocial、ホワイトラベルビデオソリューションを投入
by Marshall Kirkpatrick on 2006年10月28日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする
もし、これまでに動画共有サイトVSocialを チェックしたことがあるなら、そんなに大したサービスではないと思ったかもしれない。粗末なUIは新たな落選者的な印象を与えていた。今週、サイトはリニューアルしてカスタマイズされたホワイトラベルビデオプレイヤーとして真剣に収益化を図っている。 Ron ConwayとConsor Capitalから$1.5M(150万ドル)を調達、VSocialは短編ビデオで中間的なプライス設定を目指す。動画ネットワーキングサイトでの高まる需要の中でうまく収益化できるかもしれないが、僕がどれくらい快く思うかどうかはわからない。同社の初期のショーケースをみても、安定性、デザイン面からも決して良いわけではなく、僕にとってはどうも魅力的だとは言いがたい。おそらく最近の資金調達でサービス内容は改善されたかもしれないが、同社 は2002年以来ビジネスを行ってきている。GooTubeのようなサービスの出現により、多数の企業が取り残されたように感じ、手っ取り早く間に合わせ 的なビデオネットワーキングコンポーネントを求めた結果のように僕には思える。

これは僕の意見に過ぎないけれど。以下のサービスモデル例をクリックして、自分自身でどう思うか決めてほしい

同社は3つの異なるサービスを提供。一つめはVConnect MyBrandと呼ばれるもの。本レベルでのサービスはパブリシャーのロゴをプレーヤーに追加し、さらに透かし(wathermark)をビデオ内に挿入し、それに自サイトへ誘導(゛call to action”)するリンクバックが付けられる。MyBrand playerは商業目的、利用は月額75ドル。VSocialの広告パートナー達は動画の再生前(Preroll)、再生後の広告表示(post roll)、またはテキスト広告を掲載可能。収益はVSocialとビデオパブリシャー間で折半される。

二つ目のサービスはVConnect ProPublisherという。同社はこのレベルのサービスを、動画機能を持つ小規模サイトにとってターンキー(一括)・ソリューションであるという。サービスは月 額500ドル、それに30%の広告収入の分配。モデル例にはChevyページのガソリン消費軽減についてがあげられている。僕がサイトをチェックしてみた時 にビデオが見られたことはない。VSocialドメインになっているし、もし、これが小規模サイトにとっての(スイッチをオンにするだけのように簡単に利 用できる)ターンキー・ソリューションというのなら、ひどくまずいデザインだ。

トッ プレベルのサービスはVConnect for Enterprise Communities。ストラテジーの中心にビデオを据え、事前構築されたソーシャルネットワーキングサービス。ラテン系ビデオネットワーク Voytv.comの機能の全てはVSocial提供によるもの。かなりの機能が備わっているし広告にも事欠かない。料金は月額5ドルから10ドル、プラ ス15から20%の広告収入。簡単な動画/ソーシャルネットワーキングソリューションを求めている企業にとっては利用価値があるかもしれないが、利用決 定の前に、ソフトウェアがしっかりしたものかどうかを時間をかけて、じっくりと見極める必要があるだろう。

この種のサービスに需要があるのは明らかだ。また、同種のサービスをより優れた方法で提供している他のサービスが存在するとも思う。KickApps過去記事) をチェックして、近い将来提供される、よりよい見栄えの動画ネットワークソリューションについて取り上げた記事を読んでみてほしい。著作権で保護された動 画かどうかを探知するテクノロジーが一般化し、これら動画ネットワークのホワイトラベル・ソリューションの標準コンポーネントになったら、その時には本当 にこれらが到達したと知るだろう。

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Simply Hired、検索条件「ゲイ」、「犬好き」、「環境に優しい」、「母親」の他に「年齢」を加える
by Michael Arrington on 2006年10月28日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

CLASS=shotSimply Hired は一部Fox Interactiveが出資する人気のある求人情報検索サービスで、New York Timesが後援する宿命のライバルIndeed.com、に対していい勝負をくりひろげている。週明けの月曜日、Simply Hired は今回は50歳以上専用の新しい検索エンジンを発表する予定。これは現在すでに提供されている犬、母親、同性愛者、環境などに対す会社の態度が検索できるエンジン のシリーズに追加される。

高齢者に優しい求職検索サービスはすでに公開されており、こちらでアクセスできる。Simply Hired は「アメリカには7700万人のベビーブーマー世代がおり、彼らは今年で60歳になろうとしている。この世代が労働市場から放り出されるという危機が迫りつつある。われわれはこれら熟年市民が働きつづけたいと望む場合、できるかぎりの手助けをしたいと考えている。」と述べている。

私はこれらの専門化された検索エンジンが気に入っているが、それぞれのエンジンごとに独立して検索を行わなければならないことに気付いた。だからたとえば 熟年、同性愛者の母親が犬を飼っていて、環境に優しい会社に職を求めている場合、5回検索を繰り返して、結果を照らし合わせなければならないことになる。 Simply Hired では横断的な検索機能を近々サポートする予定だとしている。現在, Simply Hired には500万件の求人情報が掲載されている。

Simply Hired についてのわれわれの記事(英語版) (日本語版)。Indeed の記事はここに

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TechCrunch NYイベントアップデート 順番待ちリストオープン
by Michael Arrington on 2006年10月28日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする
2006年11月16日開催のTechCrunch New Yorkパーティ参加定員450人の枠が4時間程で定員に達してしまった。当日参加しない人たちもいるだろうから、順番待ちリストを追加ゲスト用に今オープンした。
クールなのは、リストに名前を記入するだけで、まだパーティ会場のBEDに 入り込む余地があるということ。順番待ちリストのゲストは当日会場6階からすぐ上の階にあたる屋上へのアクセスが解放される。パーティの間中、屋上は一般客にも 公開されているが、大人数の人たちを収容するに充分なスペースがあるという。それに、寒い時期にはしきりで囲い込まれるため、屋内にいることになる。屋上スペー スはBEDクラブの他の部分とまったく同じように機能する。もし、当日、パーティ会場にいれば、申し込みのみで当日姿を見せない人たちの数に基づき、順 番待ちリストに名前のある人たちから会場内に招き入れるつもりだ。それに、私自身もパーティ中しばらくの間は、屋上エリアでみんなと一緒に過ごすつもり、という のもお約束する。だから、もし、順番待ちリストに名前を記入出来なくても(BEDはこのリスト定員を150ゲストに制限している)、一般に公開されている 屋上スペースでも一晩中、(楽しめる)盛りだくさんな内容になるはず。
150人という順番待ちリストもあっという間に定員に達するだろうから、その点、前もってお詫びしておきたい。順番待ちリストに申し込みできなかった場 合、以下スポンサーエリアのConduitチケットコンテストをチェックしてほしい。パーティのチケット5枚をプレゼント中だ。より多くの人にパーティ参 加を可能にするために、私たちが他にすることと言えば、シリコンバレーのTechCrunch 7の時のように、パーティ期日近くにチケット数枚をチャリティーオークションにかけることだけだろう。この件についての順番待ちリストへのリンクなどの詳細はメイン登録ページにある。また、イベントについてのお知らせ詳細それにメインと順番待ちゲストリストへのリンクも追加した。

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Maya’s Mom、エンジェル投資を調達後、ローンチ
by Michael Arrington on 2006年10月28日append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Palo Alto に本拠を置く Maya’s Mom は Yahoo Answers と Facebook をミックスしたような両親向けサイトだ。われわれは今年の4月に紹介した。このサービスが昨日(米国時間10/26)ローンチした。すでにかなり豊富なコンテンツがある。

両親/家族向けにソーシャルネットワークサービスを提供するサイトは他にも存在する。(われわれがカバーしただけでもMintiFamsterFriendsForFamiliesがある)。しかし Maya’s Mom は一般的なソーシャルネットワーク機能は二の次で、むしろユーザーからの疑問に他のユーザーが助言を与える機能に焦点を合わせている。

Maya’s Mom の核心は“Talk” セクションだ。Mintiのような投稿フォーマットを用いず、Maya’s Mom ではユーザーはどんな質問でも自由に質問することができる。質問は匿名でもよいし、コミュニティー全体に向けても、あるいは特定の友達だけに向けてもよ い。ユーザーはRSSフィードを利用して最新の質問を購読することができる。質問はタグで分類され、重複をチェックしたうえで掲載される。回答は自由な キーワードで検索することも、タグで呼び出すこともできる。もしすでに誰かが同じような質問をしている場合、Maya’s Mom はユーザーをその質問に対する回答に案内する。ユーザーは関心のある質問のリストを作り、新しい回答が寄せられるたびに通知を受け取るようにすることもで きる。

Maya’s Momは初期のベンチャー投資にTrue Ventures、Jeff Clavier、James Currier、Caterina Fake、Geoff Ralston、Raymond Stern、Michael Tanneなど強力なエンジェル投資家を集めたことを誇っている。Maya’s Mom のブログはここに。この会社名はどういう意味か不思議に思うかもしれないが、ファウンダーの Ann Cradyの娘の名前だ。息子の Derick が将来どうして自分の名前をつけなかったのかとひがまないかと心配。

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