今朝(米国時間3/28)、われわれは有力大統領候補John McCain上院議員のMySpaceページが「同性結婚を支持する」という新たな政治的声明によって「強調」された というニュースを紹介した。これはもちろんすぐに削除され、サイトは13時間後に修復された。ところが新しいサイトにはひどいスペルミス がある。GroupとあるべきところがGorupになっている。
このスペルミスが起きたときは、McCainの同性結婚に対する立場がくるくる変わったことに注目を引き付けてしまいはしたものの、単なる不手際として笑い話ですんだ。しかしまたこんなミスをするようでは、McCainはちゃんとした人間を雇えてないんじゃないのかと疑われかねない。最初の事件が今朝メインストリームメディアで取り上げられたので、たくさんの人間がMcCainのMySpaceページを見に来るはず。そしてこのずさんなページを見ることなる。Newsvine に詳しい記事がある。
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昨年11月、写真のスライドショーと音楽を同期するデスクトップクライアントのベータ版をローンチしたとき、われわれはFlipTrack を紹介した。今回Fliptrackは最初のラウンドで$1.5M(150万ドル)の資金調達に成功すると同時に新しいウェブ版のクライアントをローンチした。資金はエンジェル投資家のグループとMohr Davidow Venturesが提供した。新しい投資家には、FlipTrackの以前の親会社、Mac用音楽教育ソフトウェアのiPlayへの投資家が含まれている。
写真のスライドショー作成サービスは競争が激しい。この分野のリーダーのPhotobucket 、さらに新参の2社、RockYou とSlide が数千万ドルの資金を集めている。しかしFlipTrackはスライドと音楽の同期という独特のニッチを狙っている。
今回の新しいウェブ版エディタは、プロセスの大部分の自動化に成功、スライドショーづくりを非常に簡単なものにしている。FlipTrackでスライドショーを作るには、用意されている350曲の音楽のどれかを選び、一連の写真を自分のコンピュータまたはURLを指定、MySpace、Friendster、Flickr、PhotoBucketからアップロードするだけでよい。FlipTrackエディタは音楽のリズムに同期させて自動的に写真の切り替えタイミングを決定する。(下のデモスライドでは「Eye of the Tiger」という曲にのせてスライドが同期されている)。このシステムは写真を見せる間隔を決める点でたいへん優秀で、写真の数が少ない場合、曲を全部使いきらず、その一部だけに同期させる
新しいオンライン版のエディタは従来のデスクトップ版に比べて機能は簡素化されている。デスクトップ版では写真の切り替えタイミングを曲のリズムの一拍にまで自由に同期させることができたが、実際にはそこまでの機能は必要はない。代わりにオンライン版では写真の順序の編集(ドラグ&ドロップできる)、切り替え効果を含む各種効果などに機能の重点を絞っている。個々の写真に対して、キャプションを付けたり、クロップ、回転、パンなどの処理ができる。FlipTrackが提供する写真と写真の切り替え時の効果にはズーム、溶暗、さまざまな形状(花、ネコ、犬)などが用意されている。
新しいエディタはキーフレームと効果を指定する方式がビデオエディタによく似ているが、これには理由がある。FiipTackは実はビデオ編集をレパートリーに入れることを計画している。(われわれの「オンラインビデオエディタを比較する 」記事を参照)。 このビデオエディタはインディーのバンドのミュージックビデオ制作にすでに利用されており、スライド用のエディタはその簡易版なのだ。FlipTrackはレコードレーベルのNettwerkと提携しており、大手のEMIもファンが写真やビデオと楽曲をミックスして楽しむことを許可するよう、契約しているバンドに奨励している。FlipTrackでは現在BareNaked Ladiesのビデオコンテストも行っている。
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新しいサービス「BegForPost 」が戦いを挑むのは、広告主がブロガーに金を払って記事を書かせることで倫理的に問題のあるペー・パー・ポストサービス だ。
BegForPostにはペイ・パー・ポストの倫理的な問題は一切ないことが約束されている。金は払わず、ただ、書いてくれと頼みこむだけだから。
何ヶ月もかけて、なけなしの資金で立ち上げたスタートアップがもうすぐローンチという時。どうやってトラフィックを早く呼び込んで、サービスを成功へと押し上げるつもりですか。会社の宣伝のためにブロガーに金を払ってはいけません、ただ頼みこむのです。始めるのは簡単。画面の下にあるフォームに記入したら、あとはじっとインターネットのスターの座を待つだけ。成功はもうすぐそこにあります。
・ 完全無料
・ チキンハット禁止
・ 利害の対立禁止
・ うっとうしいリアリティ番組禁止
・ いきなり正式運用禁止
・ 買収の事前発表禁止
最初の「begger 」は「Sparkmeter 」という、「2008年大統領選挙」の分析支援ツール。TechCrunchでレビューしてほしいと要望している。これはいい。
ペイ・パー・ポストに関する以前の記事はこちら。 PayPerPostからBegForPostに宛てた「差し止め要求メール」が送られるのは時間の問題だ。
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Yahooは、Yahoo Mailユーザーの容量を5月から無制限にすることを発表した 。現在の容量は1アカウントにつき1GB(年間$20のプレミアムアカウントでは2GB)。今回の拡張によってGmail(2.8GBで拡大中)とLive.com Mail(2GB)を一気に追い抜くことになる。Yahoo Mailユーザーは全世界で2億5000万人で、オンラインサービス中トップ(Live.comは2億2800万、Gmailは5100万)。詳しくはメールサービス機能比較 を見てほしい。
Yahooのメール担当VP、John Kremerから今日(米国時間3/27)、この発表について話を聞いた。この容量制限(というより「無制限」)は、全ユーザーを対象にしたもので、新ベータ版 のユーザーだけではない、ということだ。
ユーザーはYahooの「乱用防止規約」に従って、「通常のメール使用方法」を守り、Yahoo Mailをオンラインストレージ代りにすることは禁じらている(Gmailをそういう用途に使うためのサービスがいくつか出てきている )。乱用したアカウントはすぐに削除されることはなく、Yahooから通知が来たり、アカウントが停止されたりするが、データはアクセスできる。
Kremerは、この無制限のストレージをユーザーに使って喜んでもらいたいと語った。容量を2GBにするために$20払ってプレミアムアカウントにアップグレードした人には、要求があれば払い戻すそうだ。
注目すべき過去データ:Yahoo Mailは開始後まもなく10年を迎える。1997年にローンチした時の容量はケタ外れの4MB。2004年には100MBに、2005年には1GBに増えた。
Yahoo Mailはこれで最高のウェブメール になったのだろうか。私はそうは思わない 。この発表を聞いた後でも。ユーザーインターフェースは最速最良(Gmailの方がいいとうユーザーも多い)だが、IMAPはサポートされていないし、POPとメール転送はプレミアムユーザーだけのサービスだ(GmailではPOPと転送は無料)。さらにGmailではメールにタグを付けられて、保存したメールを管理するうえで非常に役立っている。それでもYahoo Mailは戦う姿勢を見せているし、Gmailとの圧倒的なユーザー数の差は当分埋まりそうにない。近いうちにさらに機能追加するだろうと私は見ている。
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シリコンバレー拠点の「Coghead」は、$8M(800万ドル)のシリーズBラウンド資金調達したことを本日(米国時間3/27)発表する。同社は2006年3月、El
Dorado Venturesから$3.2M(320万ドル)の出資を受けた。今回新たなインベスターとしてAmerican CapitalとSAP Venturesが加わり、El Doradoも出資している。
Cogheadのローンチについて書いた のは2005年10月。これまでにもこの分野(Microsoft Accessに対比させて「オンライン Access」分野とも呼ばれる)のアプリケーションでは、Dabble DB 、Zoho Creator 、WyaWork などを取り上げてきた。他に関連する記事としては、「データ処理サービス5種を比較する 」見てほしい。この手のウェブアプリケーションが基調とするのは、プログラムを書けない人にでもデータ主導型のウェブアプリケーションを作れるということだ。
主な用途は、進捗管理から発注に致るあらゆる業務アプリケーションを作ること。Cogheadの他サービスとの違いは、ドラッグ&ドラッグのビジュアルな方式を採用して、開発に必要な専門技術をさらに少なくしたところにある。
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VOIP電話サービスのJajah が、サービス開始1周年を迎え、登録200万人突破を宣言(1月は120万人だった)、新CEOにTrevor Healyを正式に任命した。
Jajahとライバル数社の概況はコンシューマー向けVOIP徹底比較のエントリ が詳しい。
Jajahは一般通話と安いVOIPを繋げることで格安の長距離電話を実現したVOIPサービス。 かけたい相手のサイト(デスクトップ&モバイル)、Symbian クライアント、各種ブラウザ専用プラグイン、Google Gadgetで連絡先をクリックして電話をかける。1回限りの通話ならJajahのサイトで自分と相手の連絡先を入力してもいい。連絡先をクリックして電話をかけると、Jajahが自分と相手の電話番号に折り返し電話をくれる。そこからユーザーの電話専用ネットワーク(地上回線とケータイ回線)から Jajahのサービスにルートされて連絡先に繋がる、という流れになる。
Jaxtr やJanglと同じで電話番号は非公開に設定が可能だ。通話料金 は抑え目で1分2.8~3.2セントの価格帯。Jajahユーザー同士ならタダで電話がかけられる。
ファウンダー兼元CEOのRoman Scharfは質の高いサービスへのこだわりを再三強調してきた。同社の遠距離通話用エンジンは世界45ヶ国以上に計250台以上あり、通話にはその中からべストな情報キャリアをリアルタイムで選んで使っている。それやこれやも同社はライバルより控え目な$8M(800万ドル)という低予算で立ちあげた。
最近では大企業との契約に戦略の重点を置いており、現在同社のサービスを利用する企業はDell、Logitech、Symbianなど。このほどJoyentとも一体化が実現、今は大手デーティングサイトから匿名電話サービスの契約がとれるよう交渉中という(大手出会い系Match.comはライバルのJangl に契約をもってかれている)。
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次期大統領候補John McCainのオフィスでは、きっと今ごろ(米国時間3/27)、部下の誰かがこってり絞られていることだろう。
候補のMyspaceページ に使われたテンプレートは割とよく知られているもので、NewsVine のファウンダー兼CEOのMike Davidsonがデザインした(オリジナルはここ )。Davidsonは使いたい人がいれば誰にでもこのテンプレートのコードを配っているが、使用時には彼の名前をクレジットに明記することと、画像ファイルは独自の画像に差し替えることが条件。
ところがMcCainの担当者はDavidsonの名前をクレジットに明記せずにテンプレートを使ってしまった。もっと悪いことに、彼(Davidson)によれば画像も彼のサーバーのものを借用しているというではないか。つまり、McCain候補のサイトのPV分まで帯域数コストを余分に負担しなきゃならない。
そこで一発ギャフンと言わせたいDavidsonが今朝思い立ったのが小さなニセ選挙活動。(同性愛結婚反対で知られる)候補のサイトの画像を勝手にいじれるのをいいことに、連絡先画像をこんな文章に差し替えてしまったのだ。
本日より私は所信を変え、同性愛結婚…ことに激しく愛し合っている女性たち2人の結婚を全面的に支持することを、ここに宣言します。
このニュースはNewsVineのこちら にも流れた…。
これを聞いて真っ先に思い出したのがMicrosoftのケースだ。Microsoftもやはり、Flickrがホストする画像を所有者Niall Kennedyさんからの許可なしで ブログに使ったのだが、NiallさんがそれをH画像と取り替えたところMSのブログにそのままH画像が出てしまった。Niallさんとしては知的所有権の版権を守る重要性をMicrosoftに伝えたかったというが、それにしても「やり方が子どもっぽい」という声もあがった 。
今回はMcCainのMySpaceページである。その社会的影響度はMicrosoftブログの比ではない。DavidsonもH画像を出したわけではないし、他者の版権を尊重するよう相手に伝えながら、政治的な意見広告もやっている。担当者が病欠や昼休みでもなければ問題のページは速攻で削除されると思うが、どっちみちハックされたページはキャプチャしたので上においておこう。
【日本語版より】 初稿タイトル「ハック」は「厳密に言うとハックではない」という読者からの指摘を受け「強調」に変更されました。
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今年はじめ、複数のウェブサービスを一つのシンタックスで検索することの便利さ について述べた。その中で取り上げたサービスの一つYubnub は、まさにその点を実現するものだ。「Weather 90210」とたった一つのコマンドラインをYubnubに入力することで、Weather.comからの検索結果、あるいはその他多数のサービスからの結果を入手できる。
Twitter でも、ごく目立たない変更をAPIに加えることで間もなく同様の機能性を提供の予定。Twitterは、sms/テキストメッセージを利用したソーシャルネットワーキングサービス的な要素を持つものだ。 「今、何を考えているか」、「今、何をしているか」についてのテキストメッセージ送信に一日何時間もを費やしているユーザーからなるコミュニティは、急激にその規模を拡大している。メッセージを投稿したい場合、ユーザーは単に「40404」に送信するだけでよい。他のユーザーのとりとめない話に付き合いたい場合はそれも可能。ユーザーのお友達リストにいる人たちのメッセージは、ユーザー自身のTwitterページで、またはSMS経由でモバイル端末に送信して閲覧できるオプションもある。
Twitterで人気のある機能は、ある特定の友だちのみにメッセージを送信する「direct(ダイレクト)」。シンタックスはシンプルそのもの。「d [username] [your message]」を入力するだけでよい。
現在に至るまで、Twitter APIは「direct」メッセージへのアクセスを許可していなかった。今日(米国時間3/27)のAPI追加によって、Twitterの「direct」メッセージを受信できるようになる。「一体、この変更にどのような意味があるのか」? 率直に言うと「大きな意味合いを持つもの」である。
今回の変更でユーザーはコマンド(「direct message(ダイレクト・メッセージ)」)をユーザー名宛に送信できる。この場合のユーザー名は、“weather.com”というような単なるウェブサービスの名前でもある。例えば、Twitterユーザー名に“weather”が存在するとしよう。そして、この「weather」宛に私が「d weather 14202」というTwitterメッセージをテキストメッセージ、ウェブあるいはIM経由で送信する。Twitterユーザー名“weather”はこのコマンド(えっと、Twitter「direct message」)をAPI経由で受信。郵便番号「14202」の現在の気象情報を得るために必要なプロセスをサーバー上で走らせた後、私宛に「direct message」としてその内容(例: “d TechCrunch 現在の天気: 所によって曇り、気温50F。明日の天気: AM 曇り/PM 晴れ。最高気温: 55F 最低気温: 40F」)を折り返し知らせる。
また、例えば「Yankees(ヤンキース)」の試合の得点をすぐに知りたい場合に、リクエストを送信できる「score(スコア)」というユーザー名があるかもしれない。その他の例には「d 411 Starbucks 14202」を送信して、郵便番号「14202」地域内にある最寄りのStarbucksの電話番号を入手する、というようなものもあるだろう。
現在、SMS/モバイル関連分野でスタートアップ企業設立には多額の資金が必要となる。月ごとのショートコード にかかるコスト(月額500ドルから1000ドル)、SMSゲートウェイプロバイダーへの支払い、それに送受信共のテキストメッセージごとに0.03ドルから0.05ドル。それぞれ合わせると値がかさむものだ。しかし、今後もし、スタートアップ企業が自ウェブサービスのコマンドラインにTwitterを選択すれば、無料ということになる(Twitterが課金を始めるようになるまで、だが。)
すでに、お分かりのように、やや煩わしいのはメッセージを「d」で始めなければいけないということだ。しかし、Twitter内部では「d」に代わって「@」の利用を検討している。ぜひ、実現させてもらいたいものだ。現時点では、ユーザーは「@(ユーザー名)」を、他のTwitterメッセージに一般に公開して返事をする ために利用している。あるユーザーの「友だち」である場合、「友だち」が他のユーザーのメッセージに返事をしている場合など(そして、もともとのメッセージの内容を知らない場合)にはうっとうしいかもしれない。
朝方には、アップデートされたTwitter APIが、そしてAPIドキュメンテーションも今日の終わりまでには公開されるはずだ。
エディターからのメモ: 本エントリーはRingside Startup のSteve Poland によって書かれたもの。同氏は「Ringside Startup」において、VC、ベテランアントレプレナーからのアドバイスなどをふまえ、ウェブ分野に於けるスタートアップ企業の起業過程にある自身の体験についてブログしている。Steveの日々の暮らしはtwitter.com/techquilashots で、Michael Arringtonの日常についてはtwitter.com/techcrunch で知ることができる。
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MicrosoftがバックアップするZenZui が今朝(米国時間3/27)ローンチされた。これはモバイル機器からのウェブ閲覧をよりスムーズに行えるよう、ウィジェットを利用した新タイプのブラウザだ。このアプリでは、それぞれがウェブサイトを表示するウィジェットからなる6×6のグリッドが用意され、ユーザーはそのグリッドを自由に選択して、ズームインする。このウィジットは携帯用に表示を最適化されたウェブサイトで、必要に応じてユーザーがズームインすることができる。
プロモーションビデオ (上にエンベッドしてある)を見たところでは、ズームして同時に表示できるのは、1個から最大4個までのようだ。グリッド選択のための横移動とズーミングは(幸運なユーザーの場合)タッチスクリーンか、(そうでない大多数のわれわれの場合)キーパッドから入力する。このブラウザは現在のところWindows Mobile版だけだが、年内にJava 2MEとBREW版もサポートする予定。
ZenZuiのズーミングインタフェースはもともとMicrosoftのRedmond Research Labで開発されたもの。それが今回独立企業として展開されることとなった。同社はMicrosoft IP Venturesと提携しており、シリーズAラウンドで SeaPoint Venturesその他の投資家から$12M(1200万ドル)を調達している。またMicrosoftは同社の株の一部を保有している。
このサービスは全体として携帯ブラウザの起動ページ(deck placement)を増やす賢明な方法になっている。起動ページは携帯ブラウザのデフォールトに設定された一連のアプリケーションのことで、携帯電話でもっとも貴重なスペースである。携帯アプリケーションやサービスは、多くの場合、起動ページに掲載されることができるかどうかで成功と失敗が決まる。現在、起動ページへのアクセスは簡単ではない。というのはこの部分に何を載せるかは携帯キャリアのトップレベルでが決められており、多くの場合広告収入の分配とからんでいる。ZenZuiアプリケーションは、簡単に言えば、この起動ページを1個から36個(将来は1000個)にまで増やす試みだ。
もしZenZuiが現在の携帯キャリアのやり方―起動ページへの掲載に料金を取る―と同じことをするのでなかったら、たいへんけっこうだったのだが。つまりZenZuiというのは必ずしも携帯からウェブ閲覧する新しい方法というわけではなく、携帯でZenZuiというウェブサイトを閲覧する新しい方法、と考えたほうがよさそうだ。どのようにしてコンテンツをユーザーの携帯に流し込むか、マーケティング担当者や開発者向けの全体的な要約がこの表 にうまくまとめてある。
現在ZenZuiに登録されている36個のサイトのコンテンツは、パートナーのZillow、Eventful、Kayak、OTOlabs、Avenue A、Razorfish、Traffic.comなどから提供されている。ビジネスモデルは「すでに充分確立した CPAとCPM (われわれはCPZと呼んでいる―Cost Per Zoomの略)を用いる」とのこと。サードパーティーの開発を助けるために、ZenZuiでは広告収入をウィジット開発者にも分配する。 ウィジェット開発者は広告なしのバージョンも選択することができる。この場合は非営利団体からのメッセージが表示される。
ZenZuiは正しい方向への一歩だと思う。携帯電話の表示領域のコントロールを携帯キャリヤから取り戻すことに成功している。が、やはり依然として不必要なコストがかかっている―つまり広告だ。デスクトップコンピューティングがどれほどオープン規格の恩恵をこうむっているか考えてみるにつけ、携帯電話のプラットフォームもオープン規格の方向へ向かうべきだというのがわれわれの信念だ。
ウィジェットプラットフォームの例としては他にBlupulse (おそらくこれも広告ベース)がある。オープン規格に近い携帯ウィジェットプラットフォームとしてはNokiaのWidset とOpera がある。これのプラットフォームはどれも「ユーザーの携帯にどうやってインストールしてもらうか」という共通の大きなハードルに直面している。しかしデスクトップとの連携が密接になるにつれて、この障害も低くなっていくだろう。
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新しい電話管理サービスのスタートアップGrandCentral は順調な滑り出しをみせている。去年のDEMOでサービスのプレビューが紹介されたとき、われわれはGrandCentralを評価するレビュー記事 を掲載した。Rafe Needleman 他も同様の記事を載せた。
コンセプトはシンプルで、かつ日常多くの電話番号を利用しているユーザーには魅力的なものだ。GrandCentralはユーザーにその地域で利用できる電話番号を無料で提供する。ユーザーはアカウントに自分の従来の電話番号を登録してから、GrandCentralの番号を、電話をかけて来る連絡相手に周知する。相手がGrandCentralの番号にかけてくると、ユーザーがあらかじめ設定したルールに基づいて処理が行われる。相手が「ホワイトリスト(重要な連絡相手のリスト)」に載っている場合、通話は直接ユーザーの電話につながる。そうでない場合は、相手に名前を名乗るようメッセージが流れて、ユーザーは電話を取るかボイスメールに転送するか選択することができる〔お声拝聴機能〕。またGrandCentralはユーザーの既存の電話すべてに同時に着信させるので、ユーザーはどの電話機を取るか選ぶことができる。
GrandCentralは2週間ほど前にプライベートベータを終えたばかりだが、メインストリームのメディアの受けは上々だ。New York Times 紙のDavid Pogueが「これはインターネットと携帯電話のすばらしい融合だ」と絶賛した記事のおかげで、次回のベンチャーファンドによる資金調達ラウンドでの会社の評価価値は2倍になったにちがいない。Tim O’Reillyへの個人的なメールでPogueは「今日のコラムのテーマにしたGrandCentralだが、もちろん私自身で利用している。すばらしいサービスだ。これはぴったりあなた向きのサービスだと思うのでお勧めする!」
と書いてきた という。O’Reillyは続いてGrandCentralを評して「Web2.0的アドレスブックがついに登場か」と述べている。
NYタイムズの記事で多くの人が試してみる気になったようだ。先週いっぱいで、新しいGrandCentralの電話番号を知らせてくれて、以降この番号にかけてくれと頼むメールを10人ほどの知り合いから受け取った。しかし連絡相手全員に新しい番号を知らせ、それに変えてもらうのはやはり非常に面倒なプロセスだ。その上、名刺を作り直さなければならない等々、他のコストもかかることを考慮しなければならない。とういわけで、このサービス、私もテスト中だが、まだ連絡相手にこの番号を使うよう頼んではいない。
GrandCentralには修正を要する若干のバグがある模様
GrandCentralの新しい番号を使うよう私やその他の連絡相手にメールしてきた知人のうち、2人までも、数日後「以前のメールは取り消し」というフォローアップを送ってきたのには驚いた。GrandCentralの番号は無視して、以前の携帯その他の番号に戻ってくれという依頼だった。私はその両者にどうしてGrandCentralサービスを使わないことにしたのか尋ねてみた。
1人のユーザーは仕事で固定と携帯の両方を常に利用している人物だが、GrandCentralの機能は半分しか働いていないと言った。たとえば、ある連絡先の電話番号を「ホワイトリスト」に入れれば、名前を録音して待ったりせず、直ちに電話が通じることになっている。しかし発信元通知機能をオフにしてさえ、ホワイトリストに載っている相手の通話がすぐに通じないで待たされることが頻繁に起きたという。「名前の録音などをバイパスして直通で通じるはずの大切な客に失礼をしてしまった。そういう危険性は冒せない。うちのいちばん重要なお客さんが自分の名前を録音しているのが聞こえてきて、その電話が保留なっているのに気づき、直通で取るために大慌てで「1」のボタンを押す、なんてことが続いた。それから電話が全然通じないでボイスメールに回されてしまったと苦情を言うお客さんも出た。お客さんたちはボイスメールなんか利用しない。ウチのライバルを利用してしまうんだ」と彼は説明した。もう1人のユーザーは、転送と「お声拝聴」が機能しないため、いくつか重要な電話を受けそこなってしまったと話してくれた。”さらにこのユーザーによると、通話転送サービス、つまり電話がかかってきたときに「*」ボタンを押すと固定電話から携帯電話へスムーズに切り替えられる―オフィスを出て車に乗ろうとしているときなどに便利―というサービスは全然機能しなかったという。携帯電話を取り上げて通話を切り替えてもデスクの上の固定電話が鳴り続け、いったん受話器を上げて下ろすまで鳴り止まなかったそうだ。
この2人とも電話のヘビーユーザーで、1本でも電話を取りそこなうことができないような仕事をしている。つまりまだオープンなベータテスト期間中のGrandCentralを使うには適していないユーザーだったかもしれない。2人ともサービスがきちんと作動するようになったことが確認できればまた使ってみたいと言っている。
理論的にはGrandCentralはすばらしい。しかしこの種のスタートアップの場合、「ベータ」というのは文字通りに、注意して受け取った方がいいようだ。
なお、GrandCentralを利用してみた読者は、良い点、悪い点について体験をお寄せいただきたい。
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昨日新しいスタートアップの話を聞いた。電話番号とその番号に何回電話するか入力する。するとこのサービスは指定された回数だけその番号に電話をかける。
このサービスの名前も出さないし、リンクも載せるつもりはない。というのも、これにはなんら実用的な目的は認められないし、イタズラ電話を絶え間なくかけるのに悪用されるおそれがあるからだ。問題のサービスの起業家は、無くした携帯の場所を探し当てるのに役立つと称しているが、それなら別の電話からかければよいだけだ。その代わりに、この人物は15歳の子供が喜びそうな完璧なイタズラ電話ツールをこしらえてしまった。繰り返しを9回(これが最大)にセットして午前3時に人々の眠りを奪うのによさそうなサービスである。
われわれは実際にテストしてみた。たしかに機能する。まったくバカバカしい。
しかしここには教訓もある。TechCrunchはよく「紹介されるスタートアップの範囲が狭すぎる、もっとたくさん(あるいは全部)のスタートアップのプロフィールを掲載すべきだ」と苦情を言われる。もちろんたいていのスタートアップは「迷惑電話ツール」ほどバカバカしくはない―しかしそれでもわれわれがスタートアップをフィルタにかけるには合理的な理由がある。われわれは毎日、いろいろとあやしげなものを見せられているので、今回、たまにはそのひとつを皆さんにもお目にかけようと考えた。
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財務情報サイトがMarketWatch は近ごろ数々の新機能を追加した。検索では企業略号を1つづつ探さなくてよくなったほか、新しく、ユーザーによる株価予想システム「Market Perception」が加わった。
この予想システムは小さなウィジェットで作られていて、株価が表示されるページにはどこにでも置かれている。ユーザーは明日の株価が今より上がるか下がるかを選ぶ。選んだ後には全ユーザーによる投票結果が表示される。
得票の多かった株を日毎に見ることもできる 。
去年、株についてユーザーの意見を聞いて新しいコンツンツを作って、いずれは利益を得ようという試みがいくつかのサイトで行われた。どんなものがあるか私たちの記事をSocialPicks 、Motley Fool CAPS 、The Street’s Stockpickr などで見てほしい。
MarketPerceptionは今のところ非常に簡単なツールだが、同社によれば年内には機能を追加する予定だという。長期的には、この市場認知の人気投票を基にしたコミュニティ機能を作るのが目標。そうやってできたものは、今あるソーシャルネットワークサイトに、株価予想の精度やユーザーポートフォリオの成績を活かした順位システムがくっついたようなものになることは間違いない。
MarketWatchはDow JonesとViacomの協同で設立され、2005年1月にDow Jonesが$500M(5億ドル)で全事業を買い取った。昨年11月のユニークユーザー数が500万、月間ページビューが1億8000万だった。
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「Supernova 2007」のイベント「Connected Innovators 」の応募受付が始まった。私は去年のSupernovaからKevin Werbachと一緒にこのイベントのスポンサーになっていて、すばらしいスタートアップの面々 を参加者に紹介することができた。
しくみはこうだ。参加企業は自社の製品がいかに画期的で、噂ネタの価値アリかを要約して、4月27日までに申し込む。コンファレンス全体のテーマは「新ネットワーク時代はこれだ」。選ばれた12社はSupernovaの一般講演ステージでプレゼンをする。このプレゼンはTechCrunchでカバーする予定だ。選ばれた企業には参加費用がかかる。選定基準やマーケティング特典など、このプログラムの詳細についてはこちら 。.
以下、昨年のトップ12プレゼンター には見覚えがあると思う。Attensa、Ether、 Lifeio、 Netvibes、 PostApp、 PROTOMOBL、 Sharpcast、SoonR、 StumbleUpon、 Vpod.tv、 Webaroo、Zixxoの12社だ。
Connected Innovatorの発表は、6月21日、サンフランシスコのWestinホテルで行われる。
TechCrunchの読者には、Supernova 2007(6/20~22)の$200の早割ディスカウントが用意されている。希望者はtcreg@supernova2007.com にメールして、割引コードをもらおう。
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1週間前にローンチしたJustin.tv が着実に 人気を高めている。アイディアは単純だ。サンフランシスコに住むJustinと仲間たちの生活と、Justinが地元のスタートアップの関係者その他の人々に会うところをライブ映像で流し続けるというもの。24時間いつも数百人のユーザーがリアルタイムで映像を見たりチャッチしたりしている。ただ今現在、太平洋時間で午前2:46、126人がJustinが眠っているところを眺めている 。
Ustream.tv は24時間365日、ウェブカムを使ったライブ映像を配信するサイトを誰でも作ることができるサービスだが、Justin.tvがメディアで大いに話題になったことを利用しようとして、予定よりずっと早くローンチすることになった。これはいいことばかりではない―私が試してみたところではまだたくさんバグがあって全体の印象を非常に損ねている。あとUstreamは基本的なものでよいから、新しいユーザー向けに番組配信を始めるのに必要な機器のリストや手順をわかりやすく解説したハウツーガイドを用意する必要がある。
Ustreamのベーシックサービスは無料だ。誰でもコンピュータとウェブカムをインターネットに接続できる環境さえあれば独自のチャンネルを立ち上げてライブ番組をストリーム配信できる。視聴者はウェブサイト上で見ることもできるし、エンベッドコードを貼り付けて他のウェブサイトに表示することもできる。
いまのところ、UstreamはStickam に比べるとグレードが落ちる。Stickamは独自のライブウェブ番組(と、それを中心としたSNS)を作ろうとするユーザーにとってたいへん優れたツールだ。Ustreamは24時間いつもカメラを身に付け、Justin.tvみたいに、これから何をするかカレンダーに予定を公表するような番組を作りたいユーザーをターゲットにしている。
ただしこの間、Justin.tvがすでに大量のトラフィックを安定して処理できる強力なプラットフォームを作り上げてしまっている。だからJustin.tvが他のユーザーが独自の番組をホストするためのプラットフォームをローンチするのはあまり難しくあるまい。彼らはまだそうする意向を公表していないが、私の勘では、Justin.tvもUstreamに注目して、こういったサービスが成功しそうかどうか様子を見ていると思う。他の多くの物事と同様、ここにも「目新しい」という要素がある。将来の番組が視聴者を確保するには、非常に才能のあるホストが必要になるだろう。
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ウェブサイトの統計を手軽にチェックしたいなら新しくローンチしたPopuri を試してみるとよい。Google Page Rank、Alexa Rank、Googleのバックリンク数、Yahoo、Live.com、Technoratiのインバオウンド・リンク数、del.icio.usのブックマーク数、BloglinesのRSS購読者数などがたちどころに表示される。さらにドメインのwhois情報も見ることができる。
データが正しくないものものある(われわれのドメインの場合、del.icio.usとbloglines)。またサーバーがえらく不安定だ。しかしもう少しして物事が落ち着けば、このサイトはウェブサイトの基礎的統計数字をすばやく概観するのにたいへん便利なサービスとなるだろう。Firefoxユーザーなら、もうひとつデータ収集に便利なツールが提供されている。 SEO for Firefox というエクステンションだ。ウェブを閲覧しながらたくさんのサイトの統計を収集したい場合にはこのエクステンションを使うのが非常に効率的だ。
Popuriへのアドバイス:複数のドメインを入力すると基礎的統計データの比較表を生成する機能が欲しい。それと、検索結果それぞれにPopuriがパーマリンクを発行してくれると便利だ。Statsaholic はこのデータを大いに取り入れるといいのではないだろうか。
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Zimbra は今週後半にも新しいオフラインのデスクトップクライアント、Zimbra Desktop をローンチする。Zimbraのオンランサービスのユーザーは、ブラウザを通じてオフライン状態でもZimbraメールやその他のアプリケーションを利用できるようになる。
私はポッドキャストでZimbraの共同ファウンダー、CEOのSatish DharmarajにZimbra Desktopについてインタビューした。この内容は近くTalkCrunchでお聞かせする。
オフラインでウェブアプリケーションに(同じくらい重要なことだが、ウェブ上に保存されているデータにも)アクセスするのは今、大きな注目を集めている分野だ。Firefoxは、Firefox 3ではローカルに保存されたデータにオフラインでアクセスを可能にすると発表している。Scrybe のような新しいスタートアップもオンライン/オフラインの同期の実験に取り組んでいる。Adobe (と、そのライバル ) は ちょうどApolloプラットフォーム をローンチしたところだ。 開発者はApolloを利用するとHTML、javascript、Flashのコードをオフラインで、ブラウザの外で利用することができるようになる。
これらの製品の多くはまだ開発中 (Firefox 3) か、ローンチされたばかり、またはプライベートなベータテスト(Apollo、Scrybe)の段階にある。Zimbraはオフライン機能を処理する独自のコードを書き上げており、ユーザーはZimbraをブラウザで開きさえすれば、オンライン状態でもオフライン状態でも同様にアプリケーションを利用することができる。
Zimbra Desktopはクロスプラットフォーム (Windows、Mac、Linux)かつクロスブラウザ (Firefox、IE、Safari)対応だ。Zimbraのウェブアプリケーションとすべてのユーザーデータはクライアントコンピュータ(データベースにはApache Derbyを利用する ) に保存可能で、データはオンラインモードになったときにリアルタイムで同期が取られる。
Zimbra Desktopはブラウザにドラグ&ドロップ機能をサポートしていない (たとえば、ファイルをメール画面にドラッグしてきて添付するなどl)が、将来のバージョンでは提供していく予定だという。
Zimbra Desktopを含めてZimbraのソースコードはすべてオープンソースだ。 他のウェブアプリ開発者もZimbraがどういう仕組みを作り上げたのか、詳しく調べてみる価値があるだろう。
Zimbraは最近有料利用者が600万人を超えたと 発表した。同社はサンフランスコに本拠を置いているが、インドにも従業員10名のオフィスがある。過去3回のラウンドで合計$30.5M(3千50万ドル)の資金を調達しており、当面さらなる資金調達の必要性はまずないだろうとしている。
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インターネットベースの検索・予約システムを活用することによって現実世界のサービスはずっと効率がよくなる。今日ではイベント、各種会場、ホテル、航空会社、レストランその他のビジネスはそれぞれさまざまなベンダーのソフトウェアを利用して独自の予約サービスシステムを構築することができる。またOpenTableはレストラン専用の予約システムでいい仕事をしてきた。Skype Prime とEther の2つはユーザーが電話ベースで提供するサービスに対して予約処理、料金請求をオンラインで行うプラットフォームだ。
しかし、さまざまな企業やイエローページなど地域ベースの事業が、(プログラミングの知識を全く必要とせずに)簡単にプラグインとして利用できる汎用の予約処理サービスのプラットフォームは、まだ誰も作っていなかった。そういったプラットフォームが実現すれば、消費者は日常利用するサービス(テニスのレッスン、歯医者、美容院、マッサージ、クッキング教室、等々)の予約がずっと便利になる。可能性としては、毎日数百万の処理件数が考えられる巨大な市場である。
ちょうどまさにこの目的を目指し、企業にオンライン予約サービスを提供すべく、2社のスタートアップが先陣を切ろうと努力中だ。
Genbook サンフランシスコとオーストラリアに本拠を置くGenbook はRody Mooreによって創立された。Neo Technology Venturesから昨年、$2.2M(220万ドル) の資金を調達してサービスの開発にあたっている。
Genbook自身のサイトにはあまり情報がないが、上記の資金調達の際のプレスリリースによると。地域の企業に対してリアルタイムのオンライン予約サービスを1件あたりいくらという料金ベースで提供しようとするものとされる。サービスはオンラインディレクトリや地域のビジネスの検索エンジンを通じて配信され、企業側は処理された予約1件ごとに料金を支払うことになる。
Libersy
アムステルダムに本拠を置くLibersy については情報はもっと豊富だ。同社はシリコンバレーに移転中だが、去年1年はステルスモードで運営されていた。パイロット版を5月にヨーロッパで提供開始する予定。一般公開時期は2007年第3四半期を目標としている。現在までにエンジェルファンドで50万ドルを調達している。
ファウンダー、CEOのKarin Loeffenは今日(米国時間3/25)の午後、私に開発中のサイトを覗かせくれ、サービスの概要を説明してくれた。 Libersyは、ユーザー企業のプロフィールを作成し、提供するサービスについての情報(カテゴリー、説明、料金、キーワードまたはタグ、など)を登録する集中的なポータルとしての機能を構築しようとしている。デザイン自体はまだ荒削りだが、Ajaxを利用してページの再読み込みを最小限に止めようとするなど、機能の狙いは正しい。ユーザーがLibersyシステムに登録すると、「これを予約する」ボタンをウェブサイトに追加する(スクリーンショット参照)ことができる。ボタンをクリックするとミニ予約ページに誘導される。Lebersyはユーザー企業に自社サイト内で直接予約処理を行うためのエンベッドコードも提供する予定。
この予約機能は、検索エンジンや地域の企業・サービス案内ページなどを通じても提供され、Libersyのサービスが中央のポータルをつとめる。ユーザーはサービス提供する事業者を地域、料金などで検索することができる。Libersyはユーザーによるサービス提供者の評価、意見の収集などにも積極的に取り組んでおり、ebayタイプのフィードバックシステムを作ろうとしている。(この点、可能性としてはRapleaf との提携にメリットがありそうだ)。
Libersyはまた企業に代わってクレジットカードとpaypalによる支払い手続きを処理するサービスも提供していく予定。収入としては、サービスを提供する相手先企業から小額の月ぎめ料金を徴収するか、あるいは、それに加えて同サービスを利用して成立した予約内容の料金の一定割合を徴収することを予定している。
同社は現在シリーズAの資金調達ラウンドを完了しようと準備中。
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2週間とちょっと前、われわれは「文書のYouTube」ともいうべきScribd のローンチを伝えた。このサイトはその時点でかなりのトラフィックを集めていたが、たいていのスタートアップと違って1日、2日でトラフィックが急激に落ち込んでしまうことはなかった。
Scribdには毎日10万近くのユニーク訪問者がある。現在までに8600のユニーク登録者があり、1万2千の文書がアップロードされている。(うち35%は匿名)。Scribdチームによると、トラフィックは米国内からと国外からがほぼ半々となっているという。(約半分が英語以外の文書)。ことに目立つユーザーとしてはBuilder (こと、Bill Allin)がおり、113の文書をアカウントにアップロードしている。その中のひとつ、「なぜ知的な人間は不幸になる傾向があるのか 」は大きな反響を呼び、Diggにも載ったし、Adam Corollaのモーニングショーでも紹介された。
Scribdは小規模なスタートアップが事業を立ち上げる際のお手本といっていい。サービスは本質的にバイラルな性格を持ち、ユーザーインタフェースはばかばかしいほどシンプルだ。投稿も閲覧も匿名でできる。投票システムにより、面白い文書は上位に表示されていっそう他のユーザーの目にもとまりやすくなる。また、このシステムはGoogle検索と相性がいいらしく、多くの文書が検索結果の上位に表示されている。
やはり著作権者からの苦情は出ている。Scribdに対してはすでにDMCA法に基づく削除要求が25件出ている。どのケースでも文書はただちに削除され、問題は友好的に解決している。それでもかなりの量の著作権侵害の文書がサイト上に残っており、ScribdはWilson Sonsini Goodrich & Rosati 法律事務所(YouTubeも契約している) に著作権問題の法的処理を依頼している。ただしYouTubeに比べるとScribdはこの種の問題にもっと容易に対応できそうだ。ビデオコンテンツと異なり、多数の個人によって書かれる文書の量は圧倒的に大きいので、違法なアップロードに頼る必要性はずっと少ない。しかもテキストベースの文書の著作権侵害は、マルチメディアコンテンツの場合に比べて発見が容易だ。
近くScribdは文書をエンベッドする際のサイズを調整可能にしたり、文書の公開範囲をグループに制限するなどの新機能を追加してユーザーインタフェースの改良を図る。
下に載せたのはScribdの社内データによるローンチ以来のトラフィック。この内部データはAlexaの数値 とおおむね合致している。
Scribdはベンチャーファンド、Y Combinator が投資している会社のひとつで、ファウンダーはTrip Adler、Jared Friedman、Tikhon Bernstamの3人。
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大勢のギークが自分たちの生活をライブで公開するとなれば、そういう生活をびっくりさせて自分のコンピュータの安全地帯から眺めようという誘惑にかられるイタズラものが出て来るのは避けられない。だからローンチまだ4日目のJustin.tv にすでにけっこう可笑しいイタズラがいくつかしかけられているのは驚くにあたるまい。
いちばん傑作だったのは―水曜日の午前1:40、誰かがJustin.tv の公式な携帯のidをどうにかして手に入れて(番号はサイトで公開されている) 、サンフランシスコ市警に「ノースビーチのアパートで人が刺された」と通報、Justin.tvの住所を告げた。
上にエンベッドされたビデオに録画されているが、警察は直ちに反応し、ピストルを構えてドアから突入してきた―が、そこで見たものはラップトップとウェブカムを持ったギークの一群が床のそこここで、びっくり仰天、震えあがっているところだった。この一部始終はライブで何百人ものユーザーが見たようだ。
翌日には消防署に同じようなイタズラ電話をかけたヤツがいる。6台のでかい消防車が駆けつけた。残念ながらこれはビデオに取られていない。
当然ながら警察と消防は愉快に思っていない。justin.tvからの緊急通報は以後、警察・消防が出動する前に折り返し確認の電話を必要とすることになってしまった。
幸い、サンフランシスコの警察・消防はその後このくだらないイタズラに付き合わされずにすんでいるようだ。
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Synapse Corporate Solutionsが同社のオフィス・スイート 「SynapseLife 」売却を決め、昨日(米国時間3/22)、eBayに売り広告を出した。これを以ってSynapseもデットプール 送りとしよう。
これがそのオークション だが、スターティングプライスは$50K(5万ドル)とある。小さな企業が会社を畳んだり、低迷する技術を売り払うとき、eBayの競売はとても安上がりで便利な手段だね(Kiko やZookoda の前例を見てほしい)。 Zimbra やScrybe のようなオフィス管理アプリジェーションほど強力でもないし、かといってGoowy ほどヒップでもないSynapseLifeは、この間に挟まれて苦労続きだった。
共同ファウンダーのDaniel Rustは、この売却を潮に、競争の激しい法人ソリューション市場から離れ、ナイトライフ専門SMSアラートサービス「Down2Night 」に専念できるだろう、と話している。Down2Nightは、ユーザーの地元商店街の特別イベントや特価セールの耳寄りな情報をアラートで教えてくれるサービス(対象エリアは今のところサンフランシスコとシアトルの2エリア限定)。
同社は社員4人+契約社員数名。SynapseLifeは昨年7月から手掛けてきた技術だが、その販売バリューは大体がアプリケーション技術に帰属するところから生まれそうだ。サービスとしてはユーザー4,500人を確保している。
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