Googleに野心的なソーシャル・ネットワーク・プロジェクトが存在することは、まず9月初旬にこの記事で報じた が、さらに今週この記事 でフォローした。プロジェクトの正式名称はOpenSocial (このサイトは木曜にオープンする)で、われわれの以前の予想をはるかに超える広がりをもつものと判明した―デベロッパーは自分の選んだSNS(「ホスト」と呼ばれる)用にGoogleが提供する一連の共通APIを使ってアプリケーションを開発することができるようになる。
これはまた もうひとつ ソーシャル ネットワーク のプラットフォームを作る試みではない。最近、次から次へと新しいSNSプラットフォームが生まれてくるために、デベロッパーは困難な選択を強いられている。ソーシャル・ネットワークのためにアプリケーションを書き、メンテナンスするためには当然コストがかかる。単純にコストパフォーマンス上の制限から、大半のデベロッパーは一つか二つの主要なSNSだけを選び、他は無視することを余儀なくされている。
Googleが提供しようとしているのは、多くのネットワーク上で共通に作動するアプリケーシュンをデベロッパーが簡単に開発できる仕組みである。この試みを首尾よく成功させることができたら、Googleはまさに舞台の中央からネットワーク全体を支配できる。
何がローンチされるのか?
OpenSocialは、提携SNSの協力を得てGoogleが制定した以下の3組の共通APIからなる。 これを利用することによってデベロッパーはSNSの中心となる機能と情報にアクセスすることが可能になる。
プロフィール情報(ユーザー・データ) 友達情報(ソーシャル・グラフ) 活動情報(ニュースフィード、その他、実際の活動) OpenSocialプロジェクトの参加ホストは、このAPIを利用したコールに対して適切はデータを返すことを約束している。Googleは特殊な用法を含めてあらゆる場合を想定した網羅的なAPIを提供しようとはしていない。その代わり、最もベーシックな機能を提供することだけに集中している。特殊な機能やデータを必要とする場合は、それぞれのホストが提供する固有のAPIを直接利用することになる。
Facebookプラットフォームなどとは異なり、OpenSocialは独自のマークアップ言語を持たない。(Facebookはセキュリティー上の理由から、デベロッパーにFBML〔Facebookマークアップ言語〕の利用を要求している)。OpenSocialでは、デベロッパーは通常のjavascriptとhtml(これに加えてFlashコンポネント)を利用する。(またエンベッド・コンポネントも利用可能)。このGoogleのアプローチのおかげで、デベロッパーは既存のjavascriptによるフロントエンドのコード資産をそのまま、あるいは簡単な手直しを加えただけでOpenSocialに利用できる。つまりOpenSocial標準によるアプリケーション開発は、Facebookの場合と比べてさえ、ずっと容易になる。
アプリケーションは、それぞれのホストの課す制限の下で、プロフィール・ページ、キャンバス・ページの双方で完全に機能する。これと対照的にFacebookの場合は、ほとんどの機能をキャンバス・ページでしか許可しておらず、したがってウィジェットはプロフィール・ページでは制限された一部の機能しか実現できない。
OpenSocialは、広告の表示を許可するか、デベロッパーが事前にホストにアクセスの申請をする必要があるか(Facebookは申請する必要がある)等、ホストが課すさまざま制限の内容には関与しない。こういった制限はすべてそれぞれのホストの責任で設定し、強制するものとされる。OpenSocial API自体は最大限の自由度をもって設計されている。
ローンチ時点の提携パートナー
OpenSocialのパートナーは2種類ある。ホストとデベロッパーだ。ホストというのはSNSのことで、現在、Orkut、Salesforce、LinkedIn、Ning、Hi5、Plaxo、Friendster、Viadeo、Oracleが参加している。
デベロッパーにはFlixster、iLike、RockYou、Slideなどが参加。 このプロジェクトの意味するものは?
OpenSocialの発足のタイミングはこれ以上ないというくらい絶好だった。このところ、新しいSNSプラットフォームが登場するたびに、新しいマークアップ言語に対応せねばならず、アプリケーションのコードを書くにもメンテナンスするにも時間とコストかかることに対してデベロッパー側から悲鳴が上がっていた。誰かがこの無駄を省かせるシステムの開発に乗り出してくれなくてはどうにもならない状況だったのだ。(われわれもこの記事の最後 でそういう意味のことを提案している)。さらにFacebookがすべてを支配することへの恐れが、有力なパートナーをGoogleの陣営に集める結果になった。参加ホストSNSのリストは壮観だ。デベロッパーはさっそくこのAPIを利用したアプリケーションの配布に乗り出すだろう。
しかも、大急ぎで。Facebook Platformのブームでは、最初にアプリケーションを出したデベロッパーが非常にたやすくユーザーベースを確保できることが明らかになっている。これは早い者勝ちのゲームで、出遅れたプレイヤーは苦戦を強いられる。デベロッパーはOpenSocialという新たな金鉱を発見した。すぐに皆がここに殺到してゴールドラッシュが始まるに違いない。
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あらゆるオンラインビデオサイトが、ソーシャルビデオを金にしようと格闘するのを尻目に、誰もが家族や子どものビデオを世界に公開したいわけではない、という信念を貫いてきた英国の小さなスタートアップがいた。TechCrunchUK によると、今日(米国時間10/30)これが報われ、Mydeo は小売業大手のBest Buy から少数株式投資(取得数非公開)を受けた。Best BuyはMydeoのプラットホームを同社独自のビデオ共有サービスに使用する。Best Buy Video Sharing は定期購読方式のサービスで、ユーザーは自作ビデオをアップロードしてストレージとして使うほか、指定したビデオをウェブサイトやブログで共有できる。誰がビデオを見るかを制限することもできる。
すでにKodak製の写真共有サービスを持っているBest Buyは、写真とビデオのサービスを一緒にはしたくなかったのだが、驚いたことに米国には望みを叶えてくれる会社がみつからなかったという話だ。しかし、私の勘では、MydeoがMicrosoftのMovie Makerソフソウェアの上に構築されているので、Microsoftのレベルでいい紹介があったのかもしれない。Best Buyは全米最大の電機量販会社で、毎年全ビデオカメラの約1/3を販売している。重要なのは、そのビデオカメラを買った大半が、Mydeoのターゲットオーディエンスである家族や小事業で、Movie Makerを使うような人たちだということ。カッコよくはないかもしれないが、これが真相。
Mydeoの共同ファウンダーのCary MarchとIain Millarが、2005年にロンドン南西部の小さなオフィスと地元の助成金でスタートしたことを思うと、契約の詳細がどうであれ、これはふたりにとってすばらしい話だ。
Mydeo
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われわれがY Combinatorのヨーロッパクローン と呼んでいるY Europe から、最初のスタートアップSoup.io が出てきた。
Soup.ioは非常に手軽な「ライフストリーミング」サービスで、公開されているさまざまなソーシャルメディアのフィードのアグリゲーターだ。ソーシャルアグリゲーションをやろうとしているスタートアップは山ほどある(Spokeo、ProfileLinker、MyLifeBrand、Fuser)。Paul BuchheitのFriendFeed はかなり自動化されていて、現時点ではいちばん良さそうだが、Soup.ioも、手動ではあるが簡単に使える選択肢のひとつだ。
サインアップ不要で簡単にいろいろなサービスのフィードを組み合わせることができる。サポートされているのは、Flickr、Digg、Live Journal、Delicious、eBay、Stumble Upon、Twitter、Vox、YouTube、Zoomr、その他あらゆるRSSフィード。また、Soup.ioのブックマークレットを使うと、ウェブ上のコンテンツを簡単にフィードに追加して、ごちゃごちゃしたブログのようなものが作れる。フィードはすべて、カスタマイズできるプロフィールページに日付順に表示される。サインアップすると、友人と繋がって、友人のフィードを追ったり、フィードを自分のドメイン名にリンクできるようになる。
どの「ライフストリーミング」サービスも、ニュースフィードのパラダイムをウェブにあてがおうというものだが、Facebookのソーシャルネットワークでいうところの場所と目的とは意味が違う。ライフストリーミングサービスのほとんどは、単なるRSSリーダーか、そうでなければあまたのソーシャルネットワークを、ダサいメタネットワークで置き換えただけだ。それでも、ソーシャルサイトが情報を公開するようになれば、Soupのようなサービスは恩恵に預かって、問題はコンテンツを集め方ではなく、どうやったらその上に本当に面白いサービスを構築できるかということに変わっていくだろう。
Soup.io へFriendFeed へ
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これでブログコメント欄でのバトルがいよいよ激烈になる。今日、TechStarのIntense Debate が公開ベータをスタート、同時 にDisqus もスタートした。
Intense Debateのプライベートベータ は以前紹介したが、ベータから変わったのは誰でもサインアップできるようになることだけではない。コメントシステム全体も開放される。
新バージョンには、バプリッシャーが外部のコメントシステムに縛られることで感じる気持ち悪さを軽減するための工夫がいくつか加えられる。システムにはOpenIDのフルサポート、コメントの移行、コメントのフルフィードなどが含まれる。つまり、Intense Debateはパブリッシャーのユーザーのログインは管理しない。パブリッシャーは、プログコメントをすべてIntense Debateに移行することも、元のブログシステムに戻すこともできて、コメントデータを失うことはない。また、XMLが完全サポートされているので、いつでも必要なときにコメントを取ってくることもできる。
Intense Debateの独自のコメント拡張機能もアップグレードされ、これにはコメントスレッド、スパム対策、評判システム、拡張ユーザープロフィールのほか、Intense Debateを利用している全ブログにわたるコメントの追跡などが含まれる。ブログのカラースキームに自動的にマッチするコメントスキンや、専用ページに行かなくてもブログのメインページでコメントを展開したり折畳んだりできるオプションなど外観上の改善もある。全体的にSezWho よりも機能が豊富だ。SezWhoは連携やネットワーキングよりもユーザーの評判の管理が主。
DisqusとIntense Debate両社のコメントシステムは実によく似ている。いちばんの違いはDisqusはブログにフォーラムも統合する点だ。ただし、Intense DebateのユーザープロフィールはDisqusのかなり先を行っている。ユーザーが自分のプロフィールを誰が見に来たかを知ることができるほか、他のソーシャルネットワークへのリンクや、よくコメントする人のためのウィジェットもある。両システム間の相互利用も可能。ブログにとってどちらがいいかは、個々のブログオーナーの判断次第だ。
【訳注】以下の原文記事でIntense Debateコメントシステムを体験できます。
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ロサンゼルスのJibJab が伝統的な政治風刺 から事業を拡大 し続けている。最近、同社がリリースしたのはSendables というバーチャルの有料グリーティングカード。少し黒いユーモアのセンスがあって(私のような)たくさんの人に人気が出そうなサービスだ。上の動画はお気に入りのひとつだが、笑いが止まらない。
ユーザーは1件か2件のグリーティングカードをメールで無料で送ることができる。それを超えると、50セントから3ドルかかる。これは年間サブスクリプションを$14で販売し年間$85M(8500万ドル)のビジネスを展開する「American Greetings」に直接ぶつかる競合サービスだ。 JibJabが2つのラウンドで調達した資金は$10M(1000万ドル) にも満たない。
幽霊つながりでもう一つ。ハイテク関連の怪談をご存知の方はCrunchGear まで是非お寄せください。(ジャンプ先には幽霊ブランコのニセ動画も)
Crunchbase: JibJab
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米下院がインターネット非課税法案を7年間延長し、2014年まで有効とする法案(402-0)を可決 した。この法案は11月1日失効となるが、上院の方は先週木曜(米国時間)既に通過しており、あとは大統領からの最終承認を残すのみとなった。
下院の審議法案は当初(上院が)提案した延長期間より3年長い内容だ。それでも一部上院議員からは永久に非課税にすべきとの主張まで出た。
電話ベースのサービスの方はそれほどラッキーとはいかなかった。米連邦通信委員会(FCC)は例えば、公衆電話交換回線網(PSPN)に接続するインターネットサービスに対し、ユニバーサルサービス基金(Universal Service Fund)への寄附を義務付ける決定を下した 。しかし、通信サービスが完全にオンライン化に移行が進む中、この問題はますます泥沼化している。
あるニュース報道によると、仮に非課税のメモランダム延長が見送りとなった場合、帯域数コストは17%もの上昇になるらしい。
このインターネット非課税法案(Internet Tax Freedom Act=ITFA)は1998年に立法化されたものだ。連邦政府・州政府・地方自治体にネットアクセス課税と、競売税、帯域数課税、メール課税などネット限定の差別的課税を禁じている。最初の失効時には2004年のインターネット課税非差別法案(Internet Tax Nondiscrimination)で2007年までの延長が決まった。まあ、ネット課税は少なくとも中立を維持できそうだ、ということで。
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グーグルが自ソーシャルネットワーキング専用プラットフォームでFacebookに一騎打ちを仕掛ける一方、FacebookはFacebookで自ソーシャル広告ネットワークでグーグル潰しを画策している。その名もSocialAds で、正式発表は来週6日(米国時間)の「ad:tech conference」 ニューヨーク会場とも言われている。これは、グーグルが自社SNSのOrku向けオープンAPI新セットとサードパーティー製アプリの発表を当初予定していたと思われるXデイ の1日後。グーグル側の発表には数日の遅れ が出る模様だ。
SocialAdsとは何か? 実際の発表を見ないと何とも言えないが、これまでに知りえた(と思ってる)情報をまとめるとこうなる。:
SocialAdsでFacebookはリアルのマネーを稼ぎ出す。これは自サイトに出す広告と、間もなく公開が見込まれる広告ネットワークを通して実践する。(たぶん広告提携先兼新投資主 のマイクロソフトと共同ではないかと)
SocialAdsが目指すのは、グーグルのアドセンス的なものだが、広告出稿先のウェブページのテキストではなく、Facebookメンバー個々人の興味範囲やプロフィール情報をターゲットに広告を出すところがアドセンスとは違う。ターゲティングは、Facebook会員がソーシャルサイトに寄った際ブラウザにクッキーを埋めて行う。これは一度埋めると、SocialAdsをホストする他のサイトに行った時にもビジターの身分が特定できるようになる。
Facebookでは既にターゲティング広告の試験利用 を自サイトで行っている(Facebook Flyersプログラム経由で)が、こちらは会員プロフィールから収集した人口統計およびサイコグラフィック(心理統計)の情報をベースに行っている。 SocialAdsでは、このターゲティングがウェブ全体に拡大できるというわけだ。
みんなの自己申告の興味範囲や人口統計をベースにターゲット広告を出して、果たしてアドセンスのようなコンテクスチュアル広告やその瞬間の探し物が分かる検索広告よりリスポンスの確率が上がるかどうかは見てみないと分からない。 それにFacebookがそのような広告ネットワークを実際始めたところで、広告が出せるのはFacebook加入のメンバーに対してだけ。人数は大きい、成長もしている(Facebookの自社発表では会員5000万人)。でも全ウェブサーファーから見たらほんの一握りだ。一方グーグルのアドセンス広告はウェブ上だれでも見ることができる。 もっともFacebookのユーザー数も大きさは十分なので、ここに広告を出したい他のサイトもあるだろうし、広告主にとっては単に広告ネットワークが備わることで既存のFacebook掲載広告のリーチは今より拡大する、ということか。
かなり興味があるのは、広告がどういった形式をとるかだ。Facebookアプリのようにバイラルな広がりを見せるソーシャルアプリになるのだろうか? あとFacebookがソーシャル広告ネットワークを独自に始めるのか、広告提携先のマイクロソフトと共同なのか、それも要注目なポイント。
マイクロソフトのAd Center経由で広告を出すことも考えられる。もう車があるなら何故、再開発する必要が? 言うまでもないことだが、Facebookには契約上、米国内の全配信広告で(Facebookのサイト上でないものも含め)マイクロソフトと共同で進める義務があるのかもしれない。もしそうならマイクロソフトがFacebookに投じた$240M(2億4000万ドル)の投資はたちまちバーゲン価格になるだろう。
だが仮にマイクロソフトとの契約がFacebook.comに出る広告のみカバーする内容だった場合は、どうか? Facebook単独の事業なら自社が全権を握る広告ネットワークとして金融の未来が見えてくるだろう。既にその野望を示す兆候はある。
Facebookはマイクロソフトが米国内のみならず国際広告パートナーとなったと発表したが、マイクロソフトとのビジネス関係は海外広告の切れ端(つまりFacebookが自社単独で販売できない広告インベントリー)に拡大するに留まった。米国内では逆に マイクロソフトがFacebookの主な広告インベントリーを管理・販売している。結局、Facebookも自社独自の広告ネットワークを構築して管理できた方が、会社としてのバリューは上がるのだ。
Crunchbase: Facebook
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ブログも良いものになると調律の優れたフォーラムのようなもので、書き手が調整役として何か投稿して、スレッドを始める。まあ、祭り もあるけどね。
Y Combinatorが育成する新会社Disqus が2ヶ月の調律期間(ベータ)を終え、フォーラム比較を確かなものにするサービスを始める。コメントシステムの最適化を考える大所帯なブログにとっては助かる新サービスだ。
Disqusが提供するのは、ブログのコメントを最適化し、全モデレート可能なコミュニティフォーラムに統合化するjavaスクリプトのエンベッドコード(以下参照)やブログ専用プラグイン(Wordpress、Blogger、TypePad、MovableType対応)。要はSezWho やIntense Debate (このブログコメントシステムも今日パブリックベータを公開した)にフォーラムを足したようなものだ。似たようなフォーラム付きコメントシステムはTangler もおいおい提供 するようだ。JS-Kit のウィジェットや、CoComment のコメントトラッキングなど他のコメントシステムと違って、ブログ周辺にコミュニティを構築するところが違い。
インストール後は、自分が書く投稿すべてに新規スレがついてyourforum の自分専用のフォーラムに収蔵される。ブログのミラーにならぬよう、登録済みの読者は自分で新スレッドも投稿できる。ブログについたコメントは全て、フォーラムに投稿となり、その逆も然り。読者は自分専用のDisqusプロフィールか匿名で新コメントを投稿する。実用例は、Fred Wilsonのブログ が良い参考になる。
Disqusのコメント・システムにはスレッドと、コメント評価、ユーザー評価のレーティング、スパム規制、ユーザーIDの各機能が加わった。自分がつけた全コメント全部を置き換えてゼロからスタートしてもいいし、新記事へのコメントからアクティベートしてもいい。いざ使ってみて期待したものと違っていたら、プラグインをOFFにするだけで元のコメントに戻れる。
フォーラムは完全にスキンを変えることができる。RSSも可能。他のコメント主のスレッドやコメントをフォローすることもできる。更新情報やレスのメール通知があるのもフォーラムを頻繁に利用する人には嬉しいポイントだ。Disqusはしかし、単なるコメント主のコミュニティというだけでなく、フォーラムのコミュニティ。そのメインのサイトは、Disqus加盟の全ブログで今最もホットな話題、最新の話題が集まるハブとしての役割りも担っている。
ただフォーラムはもっと抜本的に進化させる必要がありそうだ。現在、全スレッドは同等に生成され全部一緒くたに全体カテゴリーに入ってしまっている。システムに必要とされるのは、最高のコメント主と最低なコメント主の層を分けることだ。優れたコメント主というのは、ブログのコメントでミニブログをやる傾向があるものだが、こういった貢献度の高い人たちにはフォーラムでも他より一段高いところにプロフィールのコーナーを置いてやるべきだろう。システムではこうした面も考慮しなくては。
Disqusなどコメント分野の各スタートアップ(Intense Debate、SezWho )がブロゴスフィアに多くの人を巻き込もうとがんばっているのは良い動きだが、結局どこも自分たちがサインアップするブログの水準は超えられそうもないわけで、各サービスとも独自の特徴を備えているなら、強豪する大手ブログコミュニティの数も実に多いのが現状だ。MyBlogLogのような他のブログコミュニティに対応するアドオンなら、プレゼンスを通してブログにインタラクティブな機能を追加できるし軋轢もずっと小さくて済むのだが…。スレッド付きコメントシステムが大きく成長するまでにはアドオン以上に複雑な問題が待ち構えていそうだ。
Disqusのコメントシステムを試してみたい方は「続き読む」でどうぞ。
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一般利用開始を記念して11月中は毎週アップロード最多の人にiPod Touchをプレゼント。
会社が抱える秘密の文書の一端を世界中の人とシェアしたい…という人も今日(米国時間10/30)からDocstoc にアップロードしてエンベッド対応のFlashプレーヤーで共有が可能となった。まあ、実際にはリース契約や雇用契約書、NDA(守秘義務契約書)、遺言書など標準的ビジネス書類が対象のサービスだ。
Docstocは広く一般に使われている書式・文書の共有レポジトリとして考案された。一般利用開始のプレスリリースも下のように、DocStocプレーヤーでサイトに貼れる。DocstocはTechCrunch40 参加企業で、ライバルはScribd である。
本日プライベートベータからパブリックベータとなり誰でも文書をアップロード・共有できるようになった。既にDocstocのサイトには全部で1万 2000点もの文書が出ている。アップロードは本数無制限。Docstocで受け付けているファイルフォーマットは以下の通りだ。: .doc, .xls, .ppt, .rft, and .pdf.
サービスをより多くの人たちに試してもらおうと、Docstocでは11月いっぱいコンテストを開催、毎週プロフェッショナルな書類のアップ ロード本数が一番多かった人にiPod Touchがプレゼントとなる(いい加減な繋ぎの文書はカウントされない)。 参加要件は(1)メンバー登録すること(登録はここ )、(2)一般向けに共有する書類をアップロードすること、(3)アップロードした書類は世の中みんなの利益になるものであること。 全ルールはここクリック 。
優勝者発表は毎週日曜12:00am PST、Docstocブログ に公表となる。 ユーザーはdocstersページ で「most docs this week(今週の最多)」をクリックすると、コンテスト中の自分の成績をリアルタイムで確認できる。
プレスリリースは以下のDocstocプレーヤーでどうぞ。:
スクリーンショットもちょっと貼っておこう。:
Crunchbase: Docstoc
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Kevin RoseとLeah Culverが手がけるPownce は、Twitterとファイル共有サービスを融合したようなサービスだ。そのPownceがついにAPIを公開 した。「API公開を予定している」と最初に発表してから3ヶ月後 のことになる。
Pownceは、6月後半にサービス開始。絶大な人気を持つKevin Rose(Digg、Revision3)が関係していることから、関心を集めたが人気は続かなかった。Compete とAlexa の両データは、ユーザーが興味を失うにつれ、トラフィックが大幅に下降している様子を示している。Alexaのデータではなんと80%低下となっている。PownceのAIRクライアントは、スタート時点では多数のバグがあった。Twitterが、幅広い分野において増加を続ける外部開発によるアプリの助けを借りて成長を続けているのとは対照的に、PownceではAPIが公開されていなかったために、その逆の結果を招いた。
外部ディベロッパーがPownceアプリ開発に興味を失うというレベルにまでは、ユーザーからの人気は落ちていない、とCulverとRoseは期待していることだろう。(API公開は)ユーザーの関心低下に歯止めをかけるため同プラットフォームに残された唯一の手段かもしれないのだ。
CrunchBase:Pownce へ
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仮想スポーツ賭博を手掛けるスタートアップ企業PicksPal がシリーズCラウンドで$3M(300万ドル)を調達した。前回の投資ラウンドに参加したBay PartnersやCanaan Partnersも今ラウンドに参加している。
PicksPalは、開催予定のゲームを対象にユーザーが賭けを行えるようにするスポーツサイト。無料で利用可能だが、賭けは現金を利用せずに行われる。対象となるスポーツは、NFLフットボール、プロ・フットボール、バス釣り、総合格闘技、バスケットボール、野球など。サイト収入は広告によるものだ。PicksPalは、セレブニュースにまつわる賭けを手がける関連サイト「PicksPop」を1月 にスタート。また、PicksPalのトップユーザー30人からの賭けのヒントを提供する有料サービス「Genius Picks」も運営している。
PicksPalはシリコンバレーに拠点を置き、これまでに$6M(600万ドル)を調達している。
(via PEHub )
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新サイト「Dig a Silicon Valley Girl 」は、ギークをユーザー対象としてDiggクローンを「hot or not」の世界に取り入れたサイト。シリコンバレーの女性のみに注目している。
一般からの審査を受ける「Valley Girls」はユーザーからの推薦による。もっとも「Valley Girls」の定義付けはかなり大まかなものだ。人気TV番組「Desperate Housewives」出演スターTerri Hatcherもシリコンバレー出身という理由で「Valley Girls」入りを果たしている。
現在、「Valley Girls」のトップページに掲載されているのはGoogleのMarissa Meyer、Pownce共同設立者Leah Culver、 そして前TechCrunchライターNatali Del Conteなど。
シリコンバレーの女性たちをDigg形式の美人コンテストのようなスタイルでランク付けするという概念は性差別主義的だと非難を受けそうでもあるが、私はその方向に話を持って行くつもりはない。もし、(同サイトに掲載されている)5人の女性の中の誰かがTechCrunchの本エントリを読んで、同サイトを不快に思った場合のために、サイトの連絡先ページはここ だと書いておこう。
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Yahoo は人気のあるWindows向けIMアプリケーションYahoo Messenger のv9.0を今晩(米国時間10/29)リリースした。全体として革命的な変化はないものの、いくつか有用な機能が追加されている。
いちばん目についたのは、オブジェクトがエンベッドできるようになったことだ。動画、画像、地図などをチャットの会話に貼り付けられるようになった。もうひとつ便利な機能がある。IMのやりとりにオンラインビデオやFlickrの写真のスライドショーを入れることができる。ただし、相手は一度に1人に限られる。
Yahooはまた友達リストなどユーザーインタフェースの改良も行ない、ファイル転送量の上限が1ファイルあたり2GBに拡大され、Norton AntiVirusによる転送ファイルの自動スキャンも追加された。VoIP通話には転送機能が追加され、新しいデザインのスキンが提供される。またユーザーはSMSメッセージをデスクトップ・クラアントから友達の携帯電話に送れる。またこのバージョンのYahoo Messengerはフィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、インド(ヒンズー語版)、ベトナムの6カ国向けに現地化され、サポートされる国の数は合計25となった
ユニーク・ユーザーの数でアメリカ最大なのはAOL、世界ではMSNだが、Yahooでは昨年AOLのユーザーの伸びがわずか2%だったのに対してYahooは19%も増加したと発表している。
私はYahooの担当者にYahoo MessengerをたとえばSNSのMash に組み込むなど、他のサービスと融合させていく計画はあるのかと尋ねてみたが、はっきりした答えは得られなかった。「Yahooは常にサービスの融合を考えている」といういささか漠然としたキャッチフレーズからYahoo MessengerとMashのハイブリッドのような 、何か実験的で新しい試みがもたらされると良いのだが。 チャット、IM、VoIPなど広汎な機能を統合して利用できるリアルタイムSNSというのは、Facebookその他に対抗できる非常に面白いサービスになると思う。それにMySpaceのSkypeへのアクセスの組み込み やFickrスタートアップのFlickIM との統合への対策にもなるだろう。
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Fora.tvというのはC-SPANのウェブ版を目指しているサイトだが、このほどAdobe VenturesとWill Hearstから$2M(200万ドル)の立ち上げ資金の出資を受けた。このサイトはハーバードの心理学者Steven Pinker や神経科医でNew Yorker への寄稿者でもある Oliver Sacks らの有識者による1500時間に上る講演、講義のビデオをすでに収集している。Aspen Institute、 Commonwealth Club、Councilon Foreign Relations、Long Now Foundation、それに加えてもちろんC-SPANなどの団体との提携によってビデオの入手を図っている。事実、CEOのBrianGruberは以前C-Spanでマーケティング責任者として働いていたことがある。彼はFora.tvを「インテリのためのYouTube」だとたとえてるいるが、同時にFora.TVは運営側による編集なしで専門分野を深く掘り下げた内容を扱う点、C-Spanに比較できることも認めている。しかしFora.tvが扱うのは単に政治だけではない。そういうのが好みのユーザーに向けて、科学、ビジネス、テクノロジー、文化の先端的な話題も扱う。
しかしいくら好みでも、1時間の講演をウェブで聞くのはつらい。そこでFora.tvでは講演を3分ずつのビデオクリップに分割、それぞれに索引をつけて、忙しい勉強家が必要な部分をすばやく発見してそこだけを見られるようにしている。どのビデオも索引づけと検索の便のために海外でテープ起こしされる。Gruberによれば「知的なコンテンツのビデオをどうやって現代の注意欠陥障害気味のせわしない現代人にとどけるか研究している」ということだ。ビジネスモデルは特定の話題についてのチャンネルにスポンサーを見つけること。料金は年額最低$100,000(10万ドル)。現在、Pfizerがスポンサーに加わっている。Gruberは「数は多くないが、他の手段では接することが困難なユーザーに接することができる」ことをこのサイトのセールスポイントにしている。(Gruberによればユニーク訪問者は月にわずか25万という)。
たとえいくらニッチなサイトであっても、ウェブ・ビデオ・サイトを構築するのに$2M(200万ドル)はピーナツのようなものだ。Gruberは向こう90日以内にシリーズAラウンドを実施してさらに$5M(500万ドル)を調達するとしている。
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MySpace は、音楽関連グッズにおける契約をZazzle と合意したことを発表した。これにより「MySpace内の600万を超えるミュージシャンやバンド」は、音楽関連グッズをMySpaceコミュニティ向けに制限無く販売できることになる。
今回の契約でMySpace内のミュージシャンやバンドは、MySpaceのプロフィールページに「Zazzle Merch Booth」ウィジェットを置くことで、関連グッズ製品を直ちに制作、販売できるようになる。また、Zazzleの「Model Realview(モデル・リアルビュー)」は、アーティストが制作したオリジナル・ブランドのグッズを実際のモデルが着用したように3Dで、プロフィール内で表示させることも可能だ。「Zazzle Merch Booth」利用により、アーティストは自作関連グッズ商品をZazzleギャラリー、自分のサイト、あるいはファンサイトやブログなどにも置けるようになる。
MySpaceによると、同契約は「音楽業界にて、アーティストと消費者両方に利益をもたらすツールとサービスを提供していく決意の表れ」の一部だという。
Kleiner Perkinsから資金調達しているZazzleは、土曜日 (米国時間10/27)に、Fox Interactive(MySpaceを傘下に置くNews Corp社の関連企業) 出身のJim HeckmanをChief Strategy Officerとして任命。そして、うわさによれば、二度目の投資ラウンド($30M:3000万ドル)を7月 に完了したと言われている。
CrunchBase:Zazzle へ
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Sequoiaから資金調達しているMeebo は今晩(米国時間10/29)「Meebo Platform 」を公開。これで、外部ディベロッパーがMeeboウェブチャットサービス用のアプリケーションを制作できるようになる。サンフランシスコで盛大なパーティを開き、何百人という親しい仲間を招いて祝うことにしている。
「Facebook Platform 」や最近発表された「MySpace Platform 」同様に、一連のAPIセットを公開。ディベロッパーたちが、ユーザー関連機能や情報にある程度アクセスできるようにしている。ディベロッパーは、アプリ開発にあたりFlashアプレットやJavascriptスニペットを利用できる。
MySpaceやFacebookと異なるのは、同プラットフォームは「来るもの拒まず」的にオープンというわけでは無いという点だ。同社は今晩、パートナー4社を発表すると共に、今後アプリとなる可能性を持つものを開発する目的でディベロッパーたちにサンドボックスエリアを公開する。「ユーザーエクスペリエンスをよりリッチにするだろう」とMeeboが考えるアプリは(ユーザー向けに)公開される。
「Meebo Platform」はディベロッパーたちが制作したアプリから収入を得られるようになっているが、それはまだオープンしていない。Meeboはアプリ中で広告を直接販売、そして広告収入をアプリディベロッパーたちと折半することにしている。
サービススタートと同時にパートナーである4サービスも発表された。すべてコミュニケーションベースのサービスで次のとおり。Tokbox (動画チャット)、Talkshoe (電話会議をあっという間に設定/利用可能)、Ustream (ライフキャスティング)、Pudding Media (PC間のVOIP電話)。
今後、次に予定されているのはゲームとその他のタイプのアプリ。基本的に、オンライン中の友だちにすぐアクセスできるようなアプリか、または、これらの友だちとインスタント・メッセージを通じてコミュニケーションできるようにするアプリなら種類を問わず成功するのではないだろうか。コミュニケーション・パートナーと共に、音声チャットあるいは動画コミュニケーションを外部プラットフォームでスタートする際の手助けになるものとして、友だちリストやオンラインでのプレゼンスを示す特性を利用できることになる。ゲームやその他のアプリとしては、チャット環境の中にゲームを単に埋込み、プレイヤーたちがリアルタイムでお互いにチャットできるようにするだろう。
Meeboはまた、ディベロッパーたちを対象に11月22日(米国時間)、同社のシリコンバレー・オフィスを開放する「オープン・ドア」開催を予定している。ディベロッパー達は、ごく気軽に同イベントに立ち寄って、アプリを披露し、自作アプリの今後の可能性についてMeeboサイドと話し合える、など。
Meeboのユーザーデータ について先週のエントリで取り上げている。
Meeboで利用できるTokboxアプリ一例を、参考までに以下画像として貼付けておこう。
CrunchBase:Meebo へ
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複数の情報源によると、ブログプラットフォームのWordpress.com の運営会社であり、オープンソース・プロジェクトのWordpress.org を傘下に置いているAutomattic が$200M(2億ドル)の 買収提案を蹴ったという。この提案では半額はキャッシュで、残りは買い手企業の株で支払われるとされていた。
Automatticは最近$1.1M(110万ドル) の資金を調達してから、今月に入ってアバターのスタートアップ、Gravatar を買収するなど大忙しだ。ComscoreによるとWordpress.comは2007年9月に世界で6300万のユニーク訪問者があった。これは5月の3800万から66%もアップしている。ただし、この会社の収入がどうなっているのか、私にはよくわからない。
もちろんオープンソース・ソフトウェアを扱って収益事業を成功させることは可能だ― RedHatの$4.1B(41億ドル) という企業評価額がよい例だ。また噂によると、MySQLが株式上場の準備 を進めているという。Automatticが$200Mの提案を蹴ったということは、独自に株式公開をするつもりか、あるいは、少なくともずっと高い買収金額を念頭に置いているのだろう。この決断が正しかったかどうかは先へ行ってみなければ分からない。
Automattic側ではこの記事に対するコメントを断った。
Crunchbase Automattic
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今朝のHuluのローンチ に引き続いて、NBC Universalの社長兼CEO、Jeff Zuckerの発言についての記事 があふれている。Zuckerは「メディア事業の収入をドル単位からセント単位に引き下げてしまった」とAppleを激しく非難した。
売り上げの分配をめぐってのいさかいが8月にこのカップルが喧嘩別れした 理由だった。その結果、この12月に期間満了後、契約は更新されないこととなっている。しかしHuluについての評価が高いことがZuckerにiTunesを非難する自信を与えたようだ。NBCUはApleから不当に扱われてきたとして詳しく例を挙げているが、それによるとiTunesのビデオダウンロードの30-40%(Zuckerは40%といい、Appleは30%としている)をNBCのコンテンツが占めているにもかかわらず、$2.99(Appleの情報では$4.99)への値上げをテストしようという提案も、iPodの売り上げの幾分かを配分せよという要求も拒絶されたという。Zuckerによると昨年NBCはAppleとのiTunesに関する提携でわずか$15M(1500万ドル)の収入しか得られなかったと述べている。
しかしダウンロード価格の設定が問題の中心だったようには思われない。NBCは最近Amazonとダウンロード販売に関して提携したが、価格はiTunesと同じ$1.99で、ドラマの1回分については$1.89だ。もっとも売り上げの分配比率は異なる可能性がある。しかしNBCが単なる金以上に望んでいるのはデジタルコンテンツの流通で主導権を取り戻すことだろう。
ZuckerはNBCのオンラインTV番組にすでに多数の視聴者がついていることを指摘し、NBCがオンラインで成功していることを強調している。Zuckerはテレビ番組の配信が10月だけで5千万回を数えていることを指摘、NBC.comを「われわれの世界における成功しつつあるケーブルテレビチャンネル」にたとえている。690万の視聴者に対して、10月の配信数は、最初の4ヶ月の合計配信数4200万 より800万回も多い。ただしこの数字はどちらも配信されたビデオの長短などの内訳は明らかになっていない。たとえばHeroesのような人気TVドラマには1週だけで1600万の視聴者がいる。
では、NBC Uの広告によるストリーミング配信のビジネスモデルはどのくらいの収益をもたらすだろう? もちろんこれは番組の製作コストと得られる広告収入のバランスよる。テレビの場合、ゴールデンアワーの平均的な1時間番組の広告収入は$3.46M(346万ドル)程度(世帯あたり41セント)になる。NBCはオンライン収入を公開しておらず、以前の発表ではオンラインとオフラインを合算している。Hollywood Reporter の記事は、15秒のプリロール・タイプのビデオスポット広告の平均的価格をインターネットで$25/CPM、ゴールデンアワーのテレビスポットで同じく1000世帯あたり$21と推定している。ただしもっとも購買力の高い18歳から34歳男性というターゲットについての価格はオンラインで$120、テレビでは$198にも達する。
こういった事情を総合的に勘案すると、やはりNBCにとっては自主独立の道を選んで正解だったようだ。
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Google Mapsとたいへん局地的なローカルニュースとユーザーコメントを合体させたらどうなるだろう? それがだいたい明日正式にローンチ(サイト自体はもうオープンしているが)するYourStreet だ。このサイトはユーザーの居場所を知るとその市内ないしご近所で起きたニュースを収集し、その地域のYourSTreetユーザーが投稿したコメント共に提供する。
たとえば、今日マンハッタンのダウンタウンのオフィスで(そう、われわれはとうとうニューヨーク支局を開設した!)このサイトをチェックしてみたが、GoogleMapでわれわれの近所にたくさんピンが立てられていた。そのひとつは「パンクは死んだ―しかし次のパンク万歳 」という記事で、以前流行っていたパンクロック・クラブCBGBの話だった。もうひとつはBuffalo News の記事で、われわれのオフィスから数ブロックしか離れていない場所で起きた建物の崩落 を扱っていた。なんでもそのビルは1906に有名な建築家Stanford Whiteが16歳のコーラスガールとの恋愛にからんで殺害された事件の舞台になったのだという。コメント欄で投稿者の1人は、マジソンスクエアパークの有名な屋外ハンバーガーショップについて「Shake Shackはいつ閉鎖される?」と尋ねていた。(あれは冬に閉鎖されるんだっけ?!)
YourSTreetは記事から都市名、街路名などを抽出して地理的情報を得るアルゴリズムを開発しており、これに基づいて緯度・経度を計算してGoogle Mapsにピンを立てる。現在は普通のGoogle AdSense広告を入れているが、上述のアルゴリズムを利用すれば、非常にキメ細かい地域広告を掲載することが可能になる。CEOのJames Nicholsonは「特定の所番地のレベルまで特定した広告を処理できる点がわれわれの強みだ」と述べている。YourStreetがユーザーを十分に集めることに成功すれば、たとえば地域のドライクリーニング店なども広告を掲載したくなるだろう。当初は単純なテキスト広告だが、YourStreetでは地域広告についても地図上に記事とは異なった色のピンを立てて表示することを考えている。
YourStreetはNicholsonの自己資金約40万ドルで創立された。彼の最近の会社Netventuresは1999年、CNETに$12M(1200万ドル)前後で買収されている。YourStreetはTechCrunch40のDemo Pit に出展している。
Crunchbase YourStreet
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別の記事(「EveryScape、街頭ビューに屋内ビューを加える 」参照)で、私はオンライン地図の分野でGoogle、Microsoft、Yahoo、さらには MapQuest との間で行なわれている競争を歓迎すると述べた。この競争における最新の機能の追加 はMicrosoftのLive Search Maps で行なわれた。数週間前 、とうとう3D鳥瞰図(下のビデオ参照)がリリースされたのに加えて、Microsoftは地図の基本的な機能にもアップデートを行なった。その一つとして、たいていの地図表示における大きな欠陥と私が常々考えている点が改善された。つまりドライブ経路の案内が不必要に詳し過ぎる問題だ。今回のアップデートでユーザーはたとえば最初の9箇所について「家を出たら2つ目の角を左に曲がって」といったタイプのわかり切った指示を省略して、経路案内を直接目的地の近くの自分の知っているフリーウェイ出口などから始めることができる。われわれを人間扱いしてくれたことでMicrosoftに感謝する。
この「案内省略」機能に加えて以下のような改良も行なわれた。
「行き過ぎました」を注意するランドマークがドライブ経路案内に加えられた。
交通渋滞の表示では従来の「赤」が「黒」に。交通の流れは4色(緑、黄、赤、黒)で表示されるようになった。黒は完全な停止状態。赤はのろのろ運転を表す。
一部のケースでは、Live Search Mapsは交通渋滞を考慮に入れて代替ルートを選択する。
ガイド検索でイェローページのカテゴリーが左側のパネルに表示される。「Judy’s Book」や「CitySearch」のような地域検索エンジンからの個別の店や企業の詳細情報が直接地図内に表示される。
3Dの鳥瞰図の表示を操作するのにXbox360のビデオコントローラーを利用する場合、フォース・フィードバックが有効になった〔ビルにぶつかるとコントローラーが振動してそれを伝える〕。その後、ビルを透明化して通り抜けることもできる。
Microsoftは(開発者がちゃんと認めているが) 直線を道路にそって描くのに便利な編集機能をGoogle Mapsから借用した。
やはり競争はよいことだ。下はこの4月から話が出ていた 3D鳥瞰図のデモビデオ。
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