Archive for 3月 2008
携帯位置情報共有のLoopt、 Verizonに採用される
by Mark Hendrickson on 2008年3月29日

Looptは友達の現在位置を教えてくれる携帯SNSだが、このほどVerizonと提携し、このキャリヤの各種の携帯へのソフトのインストールが可能になった。Verizonは位置情報機能を備えた携帯機種をもっとも多くそろえているキャリヤなので、Looptにとっては今回の提携は大きな一歩といえるだろう。

まだ実際にLooptが使われているところを見たことがないという読者も多いだろうが、Looptは同社のテクノロジーを少しでも多くのキャリヤに利用してもらおうと努力を続けている最中だ。Looptは主要なフィーチャーを「位置情報共有機能」と呼んでいる(「位置情報追跡機能」ではなく)が、この機能を生かすためには、携帯端末に位置情報取得プログラムがインストールされていることが必要になる。ユーザーが携帯を使っていないときに位置情報が取得できるよう、このソフトはバックグラウンドで動作することが望ましい。位置情報の提供は多くのキャリヤで個別の有料契約が必要な機能となっているので、Looptはキャリヤを1社ずつ回ってインストールの承認を取り付けてあるかねばならない。

VerizonはSprint Nextelとその子会社Boost Mobileに次いでLooptの公式サポーターに加わった。Verizonに位置機能を備えた携帯をいちばんたくさんサポートしている他、BREW携帯OSをベースにしているので開発環境としても良好だ。このためLooptをVerizonがサポートする20の機種、LGChocolate、MOTORIZR、Z6tv、GzOne Type-S、などに緊密に統合することが容易になっている。

ユーザーはLooptの使用料として月額4ドルを支払う必要がある。Looptは4月以降、Verizonのバーチャル・ストア「Get It Now」からインストールすることができる。

マウンテンビューを本拠にするLooptは3回3回のラウンドでで合計$17M(1700万ドル)を 調達している。ここにはY Combinatorによるシード資金の出資も含まれる。ライバルにはuLocateMapMyTracks(こちらはGPSを利用する)がある。

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(翻訳:Namekawa、U)

「音楽税」計画の詳細―訴えないでやるから金を払え
by Michael Arrington on 2008年3月29日

われわれは昨日(米国時間3/27)、世界第3位の音楽レーベル、Warner Musicがアメリカ居住者に月5ドルの音楽税をかけようとしている計画を知った。

計画の内容の一部は前の記事に書いておいた。業界のベテラン、Jim Griffinを雇って計画の受け皿となる新しい団体を設立させようとしていること、他のレーベルにも参加を呼びかけるらしいこと、などだ。Griffinのアイディアは、月5ドルの音楽税(インターネット・ユーザー全員のISP料金に上乗せされる)で年$20B(200億ドル)の金をかき集めようというのだ。Griffinは「これは強制ではない」とほのめかしている。彼はまた「〔音楽税というが〕実は税金ではない」として次ぎのように述べている。「われわれはこのプロジェクトを政府に運営させたり、あるいは一部でも介入させたりするつもりはまったくない」。 Griffinはまた料金を支払いたくないパートナーのために広告収入で運営される下部組織を設けることについても論じている。

音楽税を払ったユーザーはインターネットのあらゆ通常の経路(BitTorrent等のP2Pネットワークなど )から合法的に自由に音楽をダウンロードすることができる。

厳密な意味で言うならGriffinはウソは吐いていない。しかし事情に通じた情報源はいくつもの問題点を明らかにしている。そういった細部に加えて、Griffinの提示するあいまいな全体像は、まさに古典的な「みかじめ料」にそっくりである。われわれは昨日、Warnerの計画を描写するためにこの言葉を使ったが、 細部が次第に明らかになってくるにしたがって、手袋のようにますますしっくりと当てはまる。

これが連中の本音だ―金を払ったら訴えないでやる

この音楽税は、事実、強制ではない。しかしこれは誤解を招く言い方だ。一般ユーザーにインターネット接続を提供しているISPにとっては、この計画に参加するかしないかは任意である。しかしひとたびISPが参加すると決めたら、すべてのユーザーの毎月の料金に上乗せされて一括徴収されることになるだろう。

ではなぜ ISPはこの計画に参加を承諾するのか? 主として損害賠償の責任を逃れるためだ。この計画の核心は「金を払ってくれた相手は訴えないでやる」という約束である。Griffinはこの点について記事の中で次のように触れている。「ISPは自社のネットワーク上で起きるファイル共有に基づく責任の回避を求めている」。

この計画が実施に移されれば、大学や短大が真っ先に参加するだろう。料金を単に授業料に上乗せするだけで損害賠償訴訟に引っ張りこまれる危険が回避できるのだから。Griffinは次に一般向けISPに売り込む。ISPが加盟すれば、ユーザーとしては、たとえインターネットから音楽のダウンロードをしていなくても、音楽税を払わずにすますことはできない。だから音楽税が「任意」だというのは、大学に行っておらず、インターネットも利用していない限り支払いを強制されることがないという意味に過ぎない。

広告収入による運営云々に至っては批判をかわすための目くらましにすぎまい。計画が実現する頃にはどこかに捨てさられていると思う。音楽をBitTorrentでダウンロードしてiPodにコピーするユーザーを対象にした広告ビジネスが成立するはずがない。その過程のどこに強制的に広告を表示することができるというのか?

したがって結局、計画の核心はISPに対する「ユーザーから音楽税を徴収してわれわれに払えば著作権侵害の責任を問われることはない」という売り込みだ。政府が不介入であり、かつ捜査当局や裁判所が民事・刑事両面にわたって著作権侵害の摘発に熱心であることがムチとなってGriffinがISPの参加の説得に成功することも考えられる。これは政府が支援する強請だ。それ以上でもそれ以下でもない。

こんな計画が万一実現したら音楽のイノベーションに与える悪影響は測り知れない。絶滅の危機が目前に迫っている音楽レーベルとしてはこんなうまい話はないだろう。それ以外の全世界にとって、これは考えられうかぎり最悪のシナリオだ。

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(翻訳:Namekawa, U)

Craigslist、多国語サポートで国際化対応の強化へ
by Michael Arrington on 2008年3月29日

Craigslist現象は継続中だ。それが英語圏だけではなくなる

Craiglistは毎月のユニーク訪問者2700万(EbayのKijijの訪問者はこれに対してわずか230万/月)とアメリカの案内広告マーケットを事実上支配している。しかしこのサービスは今のところ英語しかサポートしていないため国際展開では弱かった。Kijijiは世界市場でも2位だが、ぐっと差を詰めている

今回Craigslistはイタリア語、フランス語、ポルトガル語、ドイツ語で利用可能になった。 〔世界で一番難しいとされるる〕バスク語や〔スタートレックの〕クリンゴン語ももうすぐ利用できるようなるかも :-)

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(翻訳:Namekawa, U)

Amazon、オンデマンド出版に自社オンデマンド印刷の利用を義務付け
by Duncan Riley on 2008年3月29日

amazon.jpgAmazonはオンデマンド出版に関して、今後自社のオンデマンド印刷サービス「BookSurge」で印刷した本以外取り扱わないと発表した。

オンデマンド印刷を利用した出版ビジネスはここ数年好調だ。 LuluBlurbその他のオンデマンド出版社は負担となる在庫をもたないことで経営の効率化を実現している。しかしオンデマンド印刷に関しては誰にせよAmazonと競争するのは不可能だろう。

Amazonのこの決定によって書籍の価格は上昇するとWall Street Journalは伝えている 。Amazonの「BookSurge」は他のオンデマンド印刷サービスと比べて料金が高い。

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(翻訳:Namekawa, U)

音楽税―音楽産業、新たな強請りタカリを計画中
by Michael Arrington on 2008年3月29日

アップデート: 音楽税については、ここにもっと詳しい情報がある。

ミュージシャン自身もバカらしいことを言っているかもしれないが、音楽レーベルは危険なまでに愚かで、音楽産業にこれ以上の損害を与える前に止める必要がある。典型的な例がこれだ。録音された音楽に課金していた時代が間もなく終わると知っていながら、Warner Musicは音楽税を導入する運動を始めている。

音楽税が提唱されたのはこれが初めてではない。Peter Jennerは2006年にヨーロッパでそういう主張をしたし、Trent Reznorも去年同じこと を言った(Songwriters Association of Canadaもそうした)。Mathew Ingram ももう一つの例だ。

しかし、Warner Music は単に音楽税について話すだけではなく、業界のベテランJim Griffinを雇い、新団体を創設し、そこにユーザーから集めた金をプールしてアーティストと著作権者に配分しようと計画している。ユーザーに対する訴訟はうまく行っていない。(Portfolioによれば、RIAAは昨年5400通の警告書を送付、うち2300件と和解し、応じなかった2465件を訴えた)。

目標? 誰からなしに月5ドルを徴収する。つまり年間$20B(200億ドル)のツケを払わせるようという計画だ。今日の録音音楽業界の規模(100億ドル)はこれで2倍になる。

AkamaiのDavid Barrett(これは彼個人の意見であってAkamaiを代表するものではない)はこの問題について興味ある見方をしている。彼はこの計画を「選択の余地なく全員に加入を強要するのだから強請に等しい。現在すでに無料で手に入るものについて人々から金を取ろうとしても手遅れだ」と評している。私も同感だ。音楽税は典型的な「みかじめ料」ビジネスだ。

2ヵ月前に私が書いた ように、音楽税は音楽産業の最後の拠りどころとなり、既存の業界秩序を維持しようという最後の企てとなるだろう。そのとき書いたのは以下の通り。

音楽税は音楽におけるイノベーションをつぶす

欲しくもない人にまで音楽を買わせることで、この問題は解決できない。そんな仕組みから生まれる動機は不純なものでしかない。売上や利益が保証されれば、新しいことをやったりニッチ市場を相手にするインセンティブなどなくなってしまう。これは音楽の死を意味する。

音楽業界はどんなタイプや品質の楽曲を出そうが、売上規模は一定になる。革新的なことをするインセンティブは消滅するだろう。あるのは市場シェアの奪い合いだけで、市場の拡大やあまり人気のないニッチを相手にすることはなくなる。レーベルが新ブランドを立ち上げて新人アーティストを育てるなどというのは過去のこと。既存の大物にできる限り稼がせて、あらゆる新しいレーベルやアーティストやソングライターの市場参入を阻止するだろう。新規参入は限られた原資の取り合いが激化するだけだ。既存のプレーヤーによる談合は目に見えている。

レーベル各社はすぐにこの収益では事業が立ち行かないと文句を言って、増税を要求するだろう。上がったものは二度と下がらない。

前にも言ったことだが、死にかけた産業の復興を政府に頼るという発想は、必ず(必ず)ろくなことがない。今回に関していえば、歴史に残るばかばかしくて危険でどうしようもないアイディアだ。

もしこんなことが起きれば、今日の音楽産業に新地平を切り開いている、尽きることのない創造と破壊のエネルギーは涸れてしまう。優秀なミュージシャンはいつでも金儲けの方法を見つけ出す。それ以外の連中は音楽を趣味として追求し、(やれやれ)食っていくために定職に就かねばならないだろう。だがもし音楽税が課税されたら、そうしたイノベーションは死に、収入と利益が保証されることで革新のニーズも、市場も競争もまた死んでしまう。音楽税は、これから満開を迎えようという花を散らしてしまう最も確実な方法だ。

そう、開花期なのだ。音楽産業の企業にとっては最近は恐ろしい日々だろうが、創造性とイノベーションの黄金時代が間近に迫っていることは明らかだ。それはすべて、インターネットが音楽に対して完璧に近い流通メカニズムであることから生まれている。音楽レーベル死すべし。願わくば、これ以上の損害を与えないうちに。

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(翻訳:Namekawa, U)

Zohoのビジネス向けサービス続々登場―今度は請求書のオンライン発行だ
by Michael Arrington on 2008年3月29日

Zoho は、1、2ヵ月に1本のペースで新製品のローンチを続けている。次にリリースされるのは、オンラインで請求書を発行するサービスだ。これまでに出たフルラインの 「Officeスイート」(Word、Excel、Powerpointなどのオンライン版クローン)など16本の業務別アプリケーションに加わる。Zohoのアプリケーションは、無料またはライバル製品より非常に安い価格で提供される。

他のアプリケーションには、ウェブ会議や最近リリースされた人的資源管理のポータルがある。これはリクルート活動、組織図づくり、人事関係の帳票づくりなどをサポートするる。

オンライン請求書発行ツールはこれが初めてでではないのはもちろんだ。しかしZohoの価値は、同一ブランド、一回のログインで、ますます増えつつあるが、非常に豊富なサービスが提供されるところにある。この請求ツールは、月に5件の請求までは無料。有料パッケージは最高月35ドルまで各種ある。

どのZohoアプリケーションが無料で、どれに有料バージョンがあるかを簡単に知るには、このリストを参照。左が無料、右側が有料版があるもの。

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(翻訳:Namekawa, U)

ウチの会社がTechCrunchデッドプール入りして、私が貰ったのはこのつまらないiPodシャッフルだけ
by Mark Hendrickson on 2008年3月29日

自分の会社がdeadpool入りしていいことなんか一つもない。いや待て、本当にそうだろうか?

Blake Machadoは2週間ほど前にわれわれが開催したYouTubeの発表内容あてコンテストの栄えある優勝者だ。彼は「ウェブでの影響力をいっそう高めるためにYouTubeは一連の新しいAPIを公開する」と正しく予測した最初の参加者だった。賞品はiPodシャッフル。

ところが、なんとYouTubeの発表した分野は、Blakeの会社、先ごろdeadpool入りした「Stage6」が狙っていた分野だった。受賞後、Blakeがわれわれに明かしたところによると―

皮肉なことに、正しく予測して賞品がもらえたのはよいが、ほろ苦い結果となった。私はStage6の製品開発担当マネージャーをしていて、これこそまさにわれわれがYouTubeに対抗し、あわよくば大成功を収めようと狙っていた分野だった。万事がうまくいっていればわれわれは2月にリリースできたはずだったのだが。いやはや。

そこで失意の彼を慰めるべく、われわれはiPodにデッドプール入り記念の文句をエッチングして残念賞とすることにした。Blake、受け取ってくれたまえ。

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(翻訳:Namekawa, U)

Handipoints―現実世界の家事手伝いと連動した子供向けバーチャルワールド
by Mark Hendrickson on 2008年3月29日

読者の子供がWebkinzClub Penguinにハマっていて家の手伝いをさせることができないようだったら、バーチャルワールドへの新規参入者Handipointsを試してみるといいかもしれない。

ファウンダーのViva Chuは「家の手伝い日課表」をオンライン化したら面白いし、いっそう効果的になるのではないかと考えて2007年1月にHandipointsをスタートさせた。彼が作ったサイトには2つの部分がある。一つは子供が家事をどれだけ手伝ったか両親が記録する部分、もう一つは子供が遊ぶための擬似3次元のバーチャルワールドだ。

実はこの2つの部分は、こどもに家事をさせる効果的なインセンティブとなるよう、密接に関連して構築されている。 子供が何か家事(自分の部屋を掃除する、ゴミを出す、歯を磨く、リンゴを食べる、など)をこなすたびに、2種類のポイントが与えられる。一つは「“handipoints」と呼ばれ、このポイントでNerfガンとかその他オモチャなどの現実世界のアイテムと交換できる。もう一つ、ボーナス・ポイントはオンライン世界でバーチャル・アイテムを買うのに使うことができる。両親は役に立つお手伝いに対して、どのタイプのポイントをいくら与えるか決めることができる。

子供がhandipointsを現実の物品(あるいは金銭)と引きかえることができるシステムを設定するのは簡単だ。AmazonのAPIを利用したバーチャルショップを開設するだけでよい。しかしバーチャルワールドを魅力あるものにするカスタマイズ―環境、活動内容、アイテム、他のユーザーなどが設定できる―にはそうとうの努力が必要になる。

Webkinzと同様、子供たちはバーチャルワールドを歩き回ってあらかじめ用意されたセリフ集を利用して互いにチャットができる。(テキストを直接タイプするのではなく、リストの中から適当なものを選ぶ)。これは不適切な行為を防ぐための措置だ。同種のものと比べてグラフィックス優れており、機能もなかなか洗練されている。アイテムを買ったり他のメンバーと会話したりするほか、現実世界のゲームをしたり、映画を観たりすることもできる。(これらを楽しむにはポイントが必要)。

Handipointsは Charles River Venturesとエンジェル投資家、Keith RaboisGeorges HarikGady NemirovskyRobert FaniniAydin Senkutから$800k(80万ドル)を調達している。2007年11月からベータ版が公開され、現在のユーザーは15万で、家族あたり平均3.5人のユーザーがいる。(つまり親が1人と子供が2人という内訳だ)。このサービスのほとんどのバーチャル・アイテムは無料だが、Handipointsでは両親が子供に与えるためのプレミアム・アイテムを有料で販売することを計画している。

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(翻訳:Namekawa、U)

ステルス・スタートアップのGlassdoor.com、シリーズBで$3M調達
by Duncan Riley on 2008年3月28日

glassdoorcom.jpgGlassdoor.comは Benchmark CapitalがリードしたシリーズBのラウンドで$3M(300万ドル)を調達した。

このカリフォルニア州サウサリト所在の会社については詳しいことがほとんどわかっていない。 ファウンダー、CEO のRobert Hohmanは以前Hotwire.comの社長だった。チーム・メンバーにはZillowのCEO、Richard Barton、Expediaの幹部だったTim Besseなどがいる。PEHub はこの会社は雇用条件専門のSNSではないかと推測している一方、Rent Bitsの推測は不動産関連だ。

同社は厳重なステルス・モードで運営されており、自社サイト上にも、「われわれのサービスはとてもユニークで作るのが楽しい」という以外 内容についてのヒントは掲載されていない。しかしサイトでは2008年初頭に運用を開始すると予告していながら、現在まだダミー・ページしかできていないところを見ると、このミステリー・サービスの中身が何であれ、すでに開発は遅れぎみになっているのかもしれない。

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(翻訳:Namekawa, U)

CBS、HDストリーミングをテスト中
by Michael Arrington on 2008年3月28日

CBS、HDストリーミングをテスト中

CBSが今日、サイトのラボページでHDプレーヤーといくつかのクリップをリリースした。現在、CBSはH.264/AVCフォーマットの480pでストリーミングしている(プログレッシブダウンロードではない)が、もうすぐ720pと1080pもリリース予定だという。

Huluや他の企業もHDストリーミングのテストを始めている。例えば、Huluのいくつかの番組は、オプションで480pフォーマットで視聴可能だ。また、いくつかのクリップは720pでも見ることができる。

アップデート:このCBSの発表内容はHuluが提供するビデオの質と比べてどうか、ということについて、HuluのCTOのEric Fengと話す機会があった。

今、Huluは360p、480p、720pという3つの質のレベルを提供している。最初の2つのレベルはストリーミングで、3つ目のレベルはプログレッシブダウンロードだ。CBSは480p以上でまだ何もストリーミングしていないため、これらの新テストは驚きに値しない・・・今のところは。しかし、たとえCBSが720pかそれ以上でストリーミングを始めたとしても、消費者が得をすることはそれほどないかもしれない。Fengによれば、米国におけるブロードバンドのダウンロード率の平均は1秒当たり1.9mbで、HDビデオ(通常、ウェブ上で720pかそれ以上と考えられている)は1秒当たり2.5mbだという。そのため、CBSが720pでストリーミングしようとするなら、おそらくバッファリングの問題にぶつかることが多々あるだろう。

Huluのビデオ全てで480pと720pが利用可能ではないことを書いておかなければならない。特定の映画のみ480pで、そしてわずかのサンプルだけが720pで視聴できるのだ。バンド幅と処理能力を使い過ぎるという理由で、今現在Huluは1080pを展開することを計画していない。

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(翻訳:Megumi H.)

New York Postの勘違い――MicrosoftのYahoo代替役員リストが全てまとまる
by Erick Schonfeld on 2008年3月28日

今朝(米国時間3/27)、New York Postがこんな見出しの記事を掲載した:

マイクロソフト、未だ役員決められず
YAHOO役員の名はまだ!

その後その記事は、シリコンバレーにはMicrosoftが決めるYahooの現執行部に代わる取締役になりたい人物はいない、と示唆している。それはYahooインサイダーと、この検索の巨人と組む他の人たち両方との関係が悪くなることを恐れているからだという。我々は2週間前に代替役員リストに載っているかもしれない候補の名前を集め始めたが、これは初耳だった。

しかし、誰もJerry Yangや他のYahooの内部関係者(残留組)を恐れていない、というのが悲しい真実だ。New York Postは取締役候補として検討され辞退された数人の個人名を暴露したかもしれないが、それで「本当はソフトウェアの巨人には取締役候補がいない」証拠と思ってはならない。というのも、実際、Microsoftは候補者を決めていて、それに選ばれた人は招聘されれば役員になることをすでに了承しているからだ。これは候補者のひとりに確認済みだ。

では、なぜMicrosoftはいまだに取締役案を明かさないのだろうか。それは取締役を務めてくれる人を見付けられないせいではない。それどころか、Microsoftが静かになってしまったのは、MicrosoftがYahooとの契約提携交渉の真っ最中だからなのだ。修正提示価格は1株あたり$34以上、という予想は事実に基づいている。もしその契約が目前に迫っているなら、新しい取締役の候補者名を出すなどという敵対的なことをするのは無駄だ。実際のところ、候補がいないということは契約がまとまるチャンスが高いことを意味している。もしMicrosoftが今後数日のうちに候補者の公開を決めたら、交渉がうまくいっていないことがわかるだろう。

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(翻訳:Megumi H.)

香港の億万長者、Facebookに$40Mを追加投入
by Erick Schonfeld on 2008年3月28日

facebooklogo2.gif億万長者にとっての$40M(4000万ドル)というのはどんなものなのだろう。香港の巨大通信企業Hutchison WhampoaのLi Ka-shing会長が、Facebookの株式を少なくとも$40M(4000万ドル)追加取得したことを、電話会見の中で明かした。これは同氏が以前投資した$60M(6000万ドル)に続くものだ。

これでLi Ka-shingがこの米国ソーシャルネットワーキングサイトに投入した金額は、少なくとも$100M(1億ドル)になった。同氏がMicrosoftと共に最初にFacebookに投資したときから、同社の企業価値$15B(150億ドル)に変化があったかどうかは明らかにされていない。われわれは、変っていないと予想している。

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(翻訳:Nob Takahashi)

インターネットに増える慈善家。Intentはウェルネスに特化
by Michael Arrington on 2008年3月28日

何週間か前、ロサンゼルスのスタートアップIntentについて調べる機会があった。この夏に正式公開を予定している会社だ。Intentは営利目的のスタートアップなのだが、ファウンダーに言わせると会社の目標は(大義にも似て)、収益を上げつつ人々を助けることにあるという。

Intentのファウンダーには、Deepak ChopraのMallika Chopraのほか、Sarah RossSal Taylor Kyddが名を連ね、ライフスタイルサイトと医療サイトの間のニッチを埋めることを狙う。ウェルネスコンテンツの目的地や、提携プラットホーム、自分のやりたいこと(個人的、社会的、精神面、環境面など)を共有しようと思っている人たちのためのブランド付ハブなどだ。サイトには、ウェルネス分野の著名人や、医療従事者、メディアのパーソナリティや大衆文化の偶像らによるコンテンツが置かれている。現段階では、それ以上は語られていない。

同社は、Richard Wolpertほか、匿名出資者によるエンジェルラウンドで「$1M(100万ドル)に満たない」資金を調達している。Intentのブログはここにある。

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(翻訳:Nob Takahashi)

中国のIMポータルTencentにとって「金は少額取引にある」
by Erick Schonfeld on 2008年3月28日

tencent-logo.png中国では、金はウェブ広告にはない。少額取引にある。少なくともTencentの場合はそうだ。中国最大のインスタントメッセージネットワークを運営し、最大級の総合ポータルサイトでもある会社だ。Tencentには、QQ IMサービス、QQ Show(韓国のCyworldをモデルにしたアバター型ソーシャルネットワーク)、QQ Pet(バーチャルペットポータル)などのサービスがあり、世界第21位、中国ではBaiduに次ぐ第2位のウェブ資産だ(1位と2位は交替を繰り返している)。comScoreによると、Tencentの2月のユニークビジター数は6620万人で、Baiduに50万人及ばず、New York Times Digitalが運用する全サイト(NYTimes.com、About.com、Boston.comとその他多数の新聞サイト)の合計よりも1000万人ほど少ない)。

Tencentは上場企業だ。2007年の収益は$523M(5億2300万ドル)、営業利益は$224M(2億2400万ドル)だった。これは利益率にして43%になる。一方Yahooの営業利益率は10.4%だ。

この利益率の違いの主な理由は、広告収入が収益のわずか13%しか占めていないことだ。残りは、デジタルグッズやオンラインゲーム等、中国のウェブサーファーが喜んで金を落とすサービスの少額取引や、モバイルサービスによる収益だ。Tencentの収益の内訳はこうだ。

インターネットサービス(デジタルグッズ、ゲーム、少額取引):$344M(3億4400万ドル)(66%)
モバイルサービス:$110M(1億1100万ドル)(21%)
オンライン広告:$67M(6700万ドル)(13%)

総収益:$523M(5億2300万ドル)

デジタルグッズは中国のウェブ企業にとって大きな収益起爆剤だ。米国ではわずかな例外(バーチャルワールドとオンラインビデオゲームのバーチャル経済)を除いて、ウェブサーファーはデジタルグッズにまず金を使うことがない。これは文化なのか、変わることがあるものなのか。広告以外にもウェブで儲ける方法がある、というのを覚えておくことは大切だ。

tencent-vs-nyt-chart.png

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(翻訳:Nob Takahashi)

初の「マシンリスニング」API、Echo Nestから発進
by Mark Hendrickson on 2008年3月28日

「マシンリスニング」というのは、コンピューターのプログラムが、音声信号を人間と同じように解釈できる、という概念。つまり、ある歌がテクノかブルースどちらのジャンルに属すかを聞き分ける、という意味だ。さらに、曲のテンポやつなぎ、ハーモニーなどの特徴も検出する。

この技術には明確な用途がいくつかある。同じサウンドの曲や、誰かの好みだとわかっている曲に似た曲のコレクションを作るのに使える。最適なチョイスと順番からなる完璧なミックステープ(プレイリスト)を作るアプリケーションも考えられる。

The Echo Nestは、マシンリスニングをWeb 2.0に持ち込もうとしている会社だ。MITの博士課程の学生2人が設立した会社で、政府の研究費をもらっている。本日(米国時間3/27)、同社が最初の「Musical Brain」APIを発表する。これは、音楽関係のウェブサイトの検索、推奨、対話性という3大要素を改善しようというものだ。

最初のAPIはシグネチャー分析に特化したもので、Mashery経由で公開され、特定の曲に関する情報の入ったXMLファイルを取得するために使用する。この機能を紹介するために、This is my jamという〈概念実証サイト〉が作られている。好きなアーティストの名前をいくつか入れると、自動的に曲を集めてきて、その音響的特徴に最適な順番に並べてくれる。

Echo Nestは全APIを非商用プロジェクトに無料で開放するが、商用サイトからは使用料を徴収する。また同社では、各APIを紹介するためのサイトを計画しているが、この技術を使った消費者向け目的地サイトを作る予定は今のところない。

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(翻訳:Nob Takahashi)

ComcastとBitTorrentが仲直り
by Erick Schonfeld on 2008年3月28日

best-buds.jpg数多くの批判と、法的圧力訴訟の末、Comcastが下した決断は、ユーザーがピアツーピアでBitTorrentファイルを共有することを禁止するのはあまりいい考えではなさそうだ、というものだった。たとえBitTorrentが「インターネットのトラフィックの50%」に相当する帯域食らいだとしても。BitTorrentのファイルだけを締め出すのではなく、Comcastではもっと広範囲にわたって、同社のネットワークに負荷を与えるあらゆるアプリケーションやトラフィックの元に注目することにした。BitTorrent側は、Comcastやその他のISPと協力して、BitTorrentストリームをもっとうまく管理する方法を支援する。

どう、ちょっといい話だと思わない?

(写真提供:foundphotoslj

関連記事:日本のISP、ファイル共有を禁止へ

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(翻訳:Nob Takahashi)

ブログ用コンテンツ推奨エンジン? 使えるかも…
by Mike Butcher on 2008年3月28日

今日(米国時間3/27)アルファ版をスタートしたZemantaは、ヨーロッパのスタートアップで、自社開発の意味解析エンジンを利用して、コンテキストに関係のあるリンクや画像、関連コンテンツ、タグなどの推奨を行うWordpressのプログ用機能を開発した。いずれは、分野に特化した推奨(ハイテク、SEO等)を行うサードパーティー用のタブとも統合する予定だ。要するに、ブログ記事を書き始めると、Zemantaがそれを見ていちばん合いそうなリンクをテキストに追加する。ユーザーはそれを編集できる(ほとんどのブロガーが間違いなくやりたがること)。さらに、関連記事へのリンクも作ってくれる。この種のアプリケーションが、学術用や企業用のコンテンツ管理システムによくみられるが、ウェブ用にはこれまであまり出てこなかったのは、非常にCPUや資源を食う技術だからだった。ZemantaはAkismetと同じように、コンテンツを高度に解釈することによって何をすべきかを判断するウェブサービスAPIだ。

FirefoxとTypePad、Wordpress、Bloggerで動作するデモをダウンロードできる。アルファ版なので完全なものは期待しないように。

Zemantaのチームはスロベニア出身で、昨年のSeedcamp(ロンドン拠点のY-combinator型インキュベーター)に参加して出資対象に選ばれた6社の中の1社だ。最近$1.5M(150万ドル)のシードラウンドをEden Venturesのリードで行い、The Accelerator Group経由でSaul and Robin Kleinも参加したことを発表した。ファウンダーはAndraž ToriとBoštjan Špetičの2人で、私が昨年Seedcampで会ったいずれも非常に精力的な若者たちだ。その後、経験豊富なCEOとして招いたAleš Špetičは、以前のO’Reillyの著者で、スロベニアのITインテグレーターでCEOをやっていた人物だ。ちなみにZemantaのこんなストーリーは今のヨーロッパのスタートアップによくあるケースで、実に「ロンドンと新ヨーロッパの出会い」的だ。


ZemantaのWordpress用プラグインのティーザービデオVimeozemantaより。

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(翻訳:Nob Takahashi)

Chris Pirillo、オープンソースの大規模なコンテンツ・マネジメント・システムのプロジェクトを開始
by Duncan Riley on 2008年3月28日

Chris Pirillo〔Gnormdexのオーガナイザーなどで知られる〕は新しい大規模なオープンソースのCMSプロジェクトを発表した。これはウェブサイトから利用できるツールを「ギークでなくても使えるようにする」のが目的だという。(上にPirilloのビデオによる発表を掲載した)

このプロジェクトはオープンソースのDrupalフレームワークの上に構築される。

ギーク向け説明:Drupalはコア自体きわめて強力なうえに、よく機能しているすばらしいコミュニティーによる貢献のモデルを持っている。そこで私はひとつInstallProfileを制作してみようと思い立った。 (アクセスが容易で、マイクロフォーマットされていて、高品質な)美しいテーマと、どんなウェブ・コミュニティーにもインストール可能かつ、必要とあらば最適化されたDrupalをサポートしているどんなサーバにもホストできるようなプリセット・ビューもすべて完備していているようなセットだ。これによる利益はもちろん明白すぎるほどだろう。それもコミュニティー・プラットフォームのためのフレームワークというだけじゃない。よく言われるように「スペックが問題じゃない、実装が問題なんだ」…だからとにかく取り掛かろうじゃないか。

私はこの発表の後Pirilloと少し話してみた。彼が目論んでいるのはさまざまな目的に使えるオープンソースで誰にも使いやすいエンドユーザー向けコンテンツ・マネジメント・システムのセットを実現することのようだった。もう少し詳しく説明すると、たとえば今使っているウェブ・サーバにインストールするだけで突然それがDiggスタイルに変身したり、あるいは写真共有サイト、コミュニティー・フォーラム、 ブログなったりするソフトウェア・パッケージだ。さらにFacebook風のSNSにもなれば、FriendFeedスタイルのサイトのクローンが生まれてどんどん増殖していく、あるいはさらに以上のようなさまざまな機能を自由に組合せることもできる。ここで従来のソリューションと大きく違うのは次のような点だ。まず、いろいろな機能をカスタマイズするするのにコードに触れる必要がない。たとえばデザインの中で色を変化させたいとしよう。すると色を管理しているモジュールを対話的に操作するだけで、いっさいコードを書き直すことなしにサイト全体のカラースキームが自動的に変化する。

このプロジェクトはDataPortability.orgの運動を尊重、OpenID、OAuthのベストプラクティスとなることを目指す。さらにOpenSocialもサポートする。

一番重要なポイントは、自由さと柔軟性を確保するという点にある。自由というのは選択の自由、成長の自由、離脱の自由(あるシステムを出るときに自分のプロフィール情報をを持って出られること、あるいは容易に他のシステムにエクスポートできること)などのことだ。柔軟性というのは、どんな新しいツールが登場しても、それをユーザー、あるいはユーザーグループがピックアップして適切な位置に追加できる能力をいう。

Pirilloは、開発に携わるコミュニティーの環境もプロジェクトそれ自身も、営利企業の不当な影響力や使用制限などをいっさい排除して、完全なオープンソースで構築していくことを約束している。ただしさまざまなパートナーとの提携の可能性についてはよろこんで話合いに応じるとしている。

Adam Kalseyがプロジェクトを取りまとめている。Pirilloはいろいろなアイディアを出し、できれば開発作業にも参加してくれる人を求めている。 活動情報をまとめた最初のDrupalの「activity stream 」はここに 。アイディアは立派な賞賛すべきものだが、いささか呆然とするほど間口の広いプロジェクトだ。しかし相変わらず理想主義なChrisは今夜私に「成果物の引渡しのときにはげ現実的にならなくてはいけないが、夢を語るときにはでっかく語ろう。そして必ず世の中の役に立つようにしよう」と語った。

もう一つのCMSシステム、Weblogs, Inc. の共同ファウンダーBrian Alveyが開発中のCrowd Fusionの紹介はここ

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(翻訳:Namekawa, U)

Google、アースアワーを支持して画面を(バカバカしくも)黒くする
by Michael Arrington on 2008年3月28日

イスラエルのGoogle はエネルギー節約の意識を高めようという世界的なイベント、アースアワーに賛意を表するために画面のデザインを黒一色にした。不審に思ったイスラエルのユーザーのために、Googleはこのページを設けて趣旨を説明している

イスラエルのGoogleユーザーの皆さんは今日、Google.co.ilサイトのトップの灯りが消されたのに気がついたことと思います。これは「アースアワー」と呼ばれるエネルギー消費の節約のための意識を高める国際的なイベントに賛意を表したものです。

2008年3月27日木曜日、アースアワーではイスライエルの皆さんに8:00pmから9:00pmまでの1時間、灯りを消すよう呼びかけています。

Googleは日ごろからの環境問題への人々の意識の啓蒙とエネルギーの効率化に取り組んでいます。Googleはアースアワー・キャンペーンを強く支持し、その一環として今日、トップページを黒くしました。これを機に国際的に大きな成功を収めているアースアワーに当地でも注目が集まり、エネルギー問題への意識が高まること願っています。

Googleはありとあらゆる「グリーン」なことに関心を持ってきた長い歴史がある。

もちろんここで、それではエネルギー消費を抑える( blackle参照)ためにGoogleはずっとトップページを黒くしておくつもりなのだろうかという疑問が出てくる。実はGoogleはこれについてすでに調査しており、画面を黒くするのはむしろ逆効果だと語っている―モニタの画面を黒くすると消費電力は増えることが多いのだ。

Googleが自分で引用した研究によれば、画面を黒くすることでイスラエル中の電力消費がむしろ増えるというのは皮肉だ。しかしもちろん最大のポイントは「気遣っているという姿勢」なのだ。

アップデート:アースアワーはサンフランシスコでは(イスラエルをのぞいて)、3月29日の午後8時から始まる。皆電気を消すのを忘れないように。もしGoogleがアメリカでも画面を黒く塗るようだったら、そのために余計な電気が必要なのだから

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(翻訳:Namekawa, U)

Omnisio―ウェブ上の他人のビデオを自由に切り貼りできるサービス登場
by Mark Hendrickson on 2008年3月28日

ここ数年でインターネットのビデオは娯楽としてたいへんな普及をしたが、まだまだ一般ユーザーがビデオを作るところまではいっていない。ビデオを見て、コメントして、もし気に入ればSNSやブログにエンベッドするというのがせいぜいだ。現在は一般ユーザーにももちろんビデオを撮ってアップロードする能力はある。しかし大半のユーザーはそんな手間はかけない。

Omnisioはそういったわれわれあまりクリエイティブではないタイプにもビデオ制作のオプションを与えてくれるサービスだ。一般ユーザーがオリジナルのビデオ・コンテンツを作らないのは時間や手間がかかりすぎるからだが、Omnisioは他人の作ったさまざまなビデオを素材に、マッシュアップしてオリジナル・コンテンツが作れるツールを提供する。

Huluと同様、Omnisioユーザーはまずウェブ上のビデオクリップから好きな部分を切り出す。(現在サポートされているサイトは YouTube、GoogleVideo、Blip.tv)。次にそれらの素材クリップを組み合わせて新しいエンベッド可能なコンピレーション・ビデオを作ることができる。一連の作業はごく簡単だ。まず対象のビデオのURLをコピー&ペーストしてからスライダーを動かしてどの部分が欲しいのか、始めと終わりを指定する。ここで一つだけ問題を発見した。このツールは(妙なことに)スタート位置を指定するスライダーを思ったところに動かせないのだ。このスライダーは8秒間隔で飛び飛びにしか動かない。終点を指定するスライダーにはこういう問題はない。

<div><a href="http://www.omnisio.com" onclick="javascript:urchinTracker ('/outbound/www.omnisio.com');">Share and annotate your videos</a> with Omnisio!</div> <p>

もう一つOmnisioがオンラインビデオの世界に持ち込んだのが新しいコメントシステムだ。ビデオの視聴者はビデオ画面の中にポップアップする吹き出しタイプの窓にコメントを書き込んで表示できる。正確に言えば、この機能はOmisioの独創ではない。iminlikewithyouのユーザーならこの機能にはとうの昔からお馴染みだ。しかし面白いことには変わりない。それにYouTubeの大群衆に邪魔されずに内輪の友達同士でビデオにコメントをつけて遊べるには具合がいい。

最後に、Omnisioの開発チームは現在スライドとビデオを統合し、興味ある人々にタグづけしてハイライトする技術の開発に取り組んでいる。このプレゼン・ソフトは簡単に言えばビデオの中にスライドショーを同期させるものだ。スライドはビデオの下のドックにサムネールが表示され、クリックすることで自由にそのコマが表示される。

OmnisioはY Combinatorからのスタートアップの一つで、ファウンダーはRyan JuneeJulian FrumarSimon Ratnerの3人。彼らはオンライン・ビデオに新基軸を加える計画なので、さらに新しい機能の追加が期待される。

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(翻訳:Namekawa, U)