Zillow、不動産抵当ローンの革新をめざす
Mark Hendrickson
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Zillowはアメリカ中の家屋について価格の推計を始め豊富な情報が得られるサイトだが、不動産を抵当にしたオンライン融資マーケットの革新を目指してこのほど「Mortgage Marketplace」をローンチした。
このマーケットは貸し手と借り手をオンラインで仲介する無料サービスだ。仕組みは旅行サイトのZicassoのものとよく似ている。(われわれのレビューはここに)。 借り手はいちばん基本的な情報だけを公開する。必要とするローンの種類、不動産の所在地域、推計価格、クレジット履歴、などだ。この際、借り手側は身元をいっさい明かす必要がない。これに対して正規の金融業者がそれぞれ条件を提示する。借り手は複数の業者の提示を一覧して比較することができる。興味をもった相手にコンタクトするのは借り手側で、Lending Treeのように貸し手側からコンタクトするのではない。
ZillowはHarris Interactiveによる調査を引用して、「借り手側の最大の関心は連絡先情報を明かさないですむことで、必ずしも最良の条件の提示を受けることではない」としている。どうやら貸し手は借り手の連絡先が判明すると融資の売り込みにいささか熱を入れすぎるきらいがあるようだ。そこでZillowのマーケットプレイスの最大のセールスポイントは借り手の身元を保護して、多少なりと借り手の立場を強化する助けになることだ。
このシステムには他のメリットもある。借り手は他の借り手が参考にできるよう、取引の後で貸し手について評価し、またコメントを残すことができる。またすべてのローンの提示が公開されているため、貸し手は競争相手の条件を知ることができるので、これも借り手に有利な条件を引き出す一助となる。ただし、貸し手にとっても大量の顧客候補者にアクセスし、条件を提示できるのだから悪い話ではない。
Zillowによると、同社のサイトは月間500万のユニーク訪問者を集めており、その1/5がローンを借りようとするユーザーで、2/3が家屋の売買の希望者という。アメリカの専門融資業者の3社に1社は毎月1回Zillowを訪問しているという。これだけのトラフィックがあれば、こういったサービスを始めるには理想的だ。当初のユーザーの獲得に問題はあるまい。
その他Zillowのトリビア。アメリカの9千万の家屋のうち8千万がZillowに掲載されている。そのうち7千万にZillowによる推計価格(zestimate)が付与されている。全米9千万の家屋のうち45%がZillowサイトから検索されている。サンフランシスコではこの率は90%にも上る。
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(翻訳:Namekawa, U)
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2008年 4月 4日 at 12:44 am