Googleの「悪をなさない」は「神聖不可侵のモットー」ではないとMarissa Mayer
by Michael Arrington on 2008年4月16日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Googleの有名な「悪をなさない」というモット-は初期のGoogle社員、Paul Buchheit (現在FriendFeedのファウンダー)が2001年に初めて使ったものだ。以来、これはGoogleが自らに課した行動の基準となってきた。その後、2006年にCEOのEric Schmidtが多少の手直しを加えた。当時、当局による検閲制度を受け入れて中国市場に進出したことを非難されたのに対して、Schmidtは「われわれは実際、悪の比較をしたわけだ。〔中国でサービスを〕全く提供しない方がより大きな悪だと判断した」と語った。いわば「悪を最小限にするアルゴリズム」が導入されたわけだ。

しかし、このモットーはGoogleの投資家向けサイトに麗々しく 掲げられている。Googleは依然としてこのモットーを100%支持しているようだ。

が、そうでもないのか? 先週、オーストラリアで行われたインタビューの中で、GoogleのMarissa Mayer副社長はこのモットーについて「別に選挙で選ばれたとか聖職に叙任されたとかいうようなものではない。(…)誰かがGoogleのやることが気に入らないときに<悪をなさない>を持ち出すのは簡単だ。あまりに簡単なのでGoogle攻撃のためにむやみに持ち出されている」と述べた。

ただし上の引用は連続したものではない。(…)の前は原文の第2段落、後は第3段落で語られている。

別にGoogleがこのモットーを捨てようとしているというわけではないだろう。Googleがこのモットーを最初に採用したときには現在に比べてはるかに目立たない存在だった。以来Gooleへの注目が高まるつれ、この約束を守れという声もうるさくなる一方だ。Mayerの発言はこれに対するちょっとした愚痴、ガス抜き以上のものではあるまい。 Googleはいまさらこのモットーを捨てるわけにはいかない(メディアの餌食になってしまう)が、守ることも日に日に難しくなっている。どうすればいいのか? 実際、あまり打つ手はない。自業自得だ。GoogleとしてはBuchheitがFriendFeedを創立するために会社を辞めるとき、このモットーも一緒に持って出てくれればよかったと思っているだろう。

(読者のAsher Mosesがこの発言を教えてくれた。感謝)

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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