ヤフー、広告アルゴリズムを変更
Erick Schonfeld
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ヤフーはサーチ広告の価格引き上げをやっただけなのか? 昨日(米国時間4/17)ヤフーがスポンサードサーチのキーワード入札最低価格を撤廃し、広告入札システムに重大な変更を導入した。従来、最低入札価格はキーワード当たり10セントだったが、今後は広告主の質、キーワードの価値という2つの要素を基に最低入札価格も従来よりダイナミックに設定するようだ。
理論上は広告のクリック頻度が高い広告主には、その見返りとして最低入札価格も低くする。 ただしキーワードの過去の人気度も勘案するので、価格が競り上がった過去実績のあるキーワードの最低入札価格は他より高くなるようだ。 このように最低入札価格が状況に応じてダイナミックに変動するため、特定のキーワードの最低価格は広告主サイドもいざ入札してみるまで分からない。
サーチ広告主の一部からは、最低入札価格がひと晩のうちに2~4倍に跳ね上がったと、もう非難の声も出ているが、現段階ではおとぎ話のような根拠に欠ける批判だ。今回の変更がヤフーに何か実質的な影響を及ぼすかどうかについては、今四半期末まで待ってみないと分からない。
今回の動きで興味深いのは、ヤフーのキーワードは多くの場合、特に激しい競り合いもなしに最低価格で買い取られていることが伺える点。それというのも結局ひとつのキーワードに入札する広告主が2社以上あるんなら、最低入札価格など問題にはならないからだ。 となると、取引市場としてヤフーの広告競売システムの効率性が心配になってしまうのだが。-市場が市場として存在するには入札者は最低2人は必要だ。
逆に最も高いクリックスルー率(CTR)を誇る広告主は、他より低い価格でキーワードが買い取れるポジションに行き、CTRの高い広告主の最低価格にも手が届かない広告主が増える。
それでもやはり取引きの活発な市場とは言えない。 例えばTechCrunchが“スタートアップ”という単語に最低入札価格6セントの権利を貰ったとする。で、シリコンバレーの弁護士事務所が同じ単語に最低15セントからしか入札できないとしよう(←僕がでっち上げた架空の数字だ)。するとTechCrunchは丸1日6セントでその単語を買い占めることができるが、それもこの弁護士事務所が最低価格15セントを入札しない限りは…の話である。そのシナリオでいくと、全員共通の最低入札価格がある時より競争は減ることになるが、たぶんヤフーとしてはYahooサーチに出す広告のクオリティー改善が先決で、競争市場を創出する方はさほど重視していないのかもしれない。
ヤフー広告主の方で価格が上がった人はいる? 下がった人は? ヤフーにとってこれは良い決定? それとも悪い決定だろうか? コメントでご意見お寄せください。
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(翻訳:satomi)
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