1月DEMO会場でのデビューを境に開発者以外の普通の人でも突如リッチなFlashのウィジェット作成を可能にしたブラウザベースの素晴らしいツール「Sprout」がv1.5をリリース、また便利になった。
Sproutはサードパーティーのサービス群も統合化したところが将来性のあるポイントのひとつだ。パブリッシャーはウィジェット開設の際、自分のウィジェットにPollDaddyの世論調査だとか、Yahooのマップなど追加することができる。同様にウィジェット化できるウェブサービスはまだ無数にあることから、SproutではSDK公開に踏み切った。これは単なるツールから事実上のプラットフォームへと変貌を図るものだ。
そして、SDKの可能性を見せつけるかのように同社ではサポート対象をTwitter、Seesmic、Googleのフォーム(Google Spreadsheetでユーザー情報を収集できるもの)へと拡大してきた。今後は他のサービスも追随に乗り出すことが予想される。
SDK以外にも、ウィジェットの各種パーツ利用時に使えるシンプルなアニメーション・エフェクトも追加したので、例えば誰かがクリックしたりホバリングするとパーツのイメージが傾斜したりブラーになる設定も可能となった。シンプルな「UNDO(元に戻す)」機能も追加となったが、適正なレイヤーの方はまだ出ていない。
Sproutは順調に力を蓄えており、そのケーパビリティについて評判が広まれば、将来は非常に旨みのある買収対象になる可能性も。ソーシャルなメディア・広告の時代にあってSproutはマーケターが夢見るツールなのだ。Sproutではウィジェットそのものがパブリッシャー向けの広告の役割りを果たしてくれるので、自社サービスから利益を出す面でも苦労しないだろう。また、SDKも出たことで多くのスタートアップから注目も集めそうだ。
同社によるとウィジェットの掲載先は30%がMySpace、20%がFacebook、25%がそれ以外のソーシャルメディアサイト全般。Sproutでウィジェットを作る業種別ではレーベル&アーティストが一番多く、続いて多いのが宗教・非営利団体・集会・イベントという。実物が見たい方はUniversal Musicのサンプルウィジェットをどうぞ(自動的に音楽が流れるので残念ながら埋め込みはできない)。
[原文へ]
(翻訳:satomi)

