【ライブ中継】Yahoo Q1、崖っぷち収支報告会見
Erick Schonfeld
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【日本語版編集部より】Yahoo Q1収支報告のスライドショーは本家TechCrunchサイトにてご覧ください。
Yahooの第1四半期収支報告が出された。まもなく電話会見が始まる。
5:03 ET: リスク等々の決まり文句
5:05 ET: Jerry Yang:Q1の数字には大変満足しています。Q1の収益とキャシュフローはわれわれの見込みを上回るものだったので、年間の見込みも上方修正します。この結果は、われわれの戦略の成果が出はじめたことをはっきりと表すものです。大部分のユーザーを引きつけ、大部分の広告主の役に立ち、最高のプラットホームを作ることができました。イノベーションへの投資も結果が出はじめています。MS提案、Q1の業績と戦略。
慎重に検討を重ねた結果、役員会の結論はMSの提案はYahooを過小評価しているというものでした。全世界でのオーディエンス規模、アジア、モバイル、スケール、ツール、テクノロジーでの戦略的地位など。当社役員会は引き続き提案を受け付け、いくつかの戦略の選択肢を検討しています。この議論の中でひとつはっきりしているのは、役員会、経営陣ともに株主の価値を最大限に高め、当社を低く評価するような条件には一切応じないことに全力を尽すことです。
業績。Maven Networks買収、AMP 広告プログラムのプレビュー、検索レレバンスの差の縮小。戦略:検索、ディスプレイ広告の両方で規模、収益ともに上昇。スターティングポイントに注力。収益目標の基準は、広告主にYahooでなくてはと思わせるようなサービス。ビデオとモバイル広告を検索とディスプレイ両方で。検索広告でのトップとの差は縮まった。われわれの最大のチャンスはディスプレイ広告にあります。ディスプレイ、スターティングポイント、AMPプログラムでリードしている。チャンスはたくさんあります。
5:14 ET: Sue Decker:長期目標は、消費者のスターティングポイントになることと、広告主のマストバイになること。スターティングポイントのアプローチでは戦略を3つ変更します。何百ものサイトのかわりに、このいくつかのスターティングポイントをウェブで最高のものにすることに絞って集中します。サードパーティーへのオープン化。Yahooサイトに導くだけでなく、みんなが欲しい物を提供するようにします。ユーザーにとって価値があり、他の誰かがスポンサーになるすばらしいコンテンツです。第3に、Yahooユーザーを友人、家族、コミュニティーに繋げること。別のソーシャルネットワークを作るつもりではありません。
われわれは3月に、検索のボリュームを10%伸ばすことが長期的な価値要素であることを明らかにしました。第1四半期ではそれを超えることができました。Yahooをトップと差別化できるような画期的な機能に集中しました。SearchAssistは、ユーザーが検索をすばやく完結できて、かつビデオその他のタイプの検索と統合されています。次の目標はOpenSearchで、Q2後半には検索インターフェースを開発者に公開します。Search Monkeyと呼んでください。さらにモバイル検索でも新しいことをやっています。OneSearchはモバイルユーザ向けです。今期は音声アクティベーション機能付のOneSearch 2.0を公開しました。
Comscoreのレレバンシースコアを直後のライバルと比べると72.9%対69%でした。Buzzについて。人気度指標を作るために投票を使います。120以上のパブリッシャーがベータに参加しています。ベータではYahoo.comからパートナーに向けて何千万という紹介リンクを送り出しています。comScoreによると最初の1か月で400万ユニークビジターが来ています。この膨大なスケールによってYahooがパブリッシャーにとって最高のパートナーとなり、ユーザーはさらに重要なスターティングポイントとし戻ってきてくれるはずです。数週間前にFlickrのビデオがスタートしました。Yahooのビデオアップロードは4倍に増えました。
Panama[広告システム]が所有、運用しているサイトの検索当たりの収益は米国内で10%上昇しました。クリック率もよくなりました。クリック単価も上がっています。この市場の効率はもっと良くすることができます。最低入札額を変更しました。最低10セントだった入札額の下限を取り払って、広告主に質への見返りがあるようにしました。サイトは技術面、潜在能力に関してPanamaの開始以来最高潮です。これはわれわれの3年後の目標である検索当たり収益の15%成長を達成するために重要です。
Googleとの試行。この結果どんな提携があるのかについて憶測するにはまだ早いでしょう。とにかく目標は検索収益を改善することです。ディスプレイ広告の全体的な価格は1Qにわずかに上がりました。これは広告枠を保証型から非保証型へのシフトしたためです。
検索広告とは違い、ディスプレイ広告のリーチは2大業者(Blue LithiumとRight Media)から購入しています。市場を単純化することによってディスプレイ広告の収益性を高めることができます。広告の管理方法を再構築しています。発表したAMPは、新聞社パートナーに内覧しました。Q3にスタート予定です。ディスプレイ広告分野の増収に繋がるはずです。ディスプレイ枠での見込みを加えると、すでに収益の向上が見えています。上昇傾向はさらに強くなるかもしれまん。
5:31 ET:われわれは今、最重要な広告カテゴリーである「ディスプレイ」分野のしくみを根本から変えようという境界にいると感じています。
CFO:2008年の収益展望とキャッシュフロー改善展望を再確認。Q1には従業員削減関係の$29M(2900万ドル)がありました。また、MSから押しつけられた提案に関連した外部広告主のためのコストが$14M(1400万ドル)計上されました。こうした項目を勘案した数字についてお話します。
われわれはビジネスの基準を次第に一般会計原則(GAAP)に基づく収入に移行させました。
フリーキャッシュフローは$647M(6億4700万ドル)
Q1にはAT&Tから$351M(3億5100万ドル)の一時所得がありました。これを除くと、 $297M(2億9700万ドル)。
$79M(7900万ドル)をYahoo株に再投資。
$166M(1億6600万ドル)を2件の買収に充てました。Maven NetworksとFoxyTunes。
Alibabaなどアジア企業は $13.8B(138億ドル)。あるいは1株あたり $10。 これにはAlibabaの所有するTaoboaその他の資産を含まず。AlibabaのIPOによる含み益が $141M(1億4100万ドル)。
GAAP(一般会計原則)による収入: $1.18B(11億8千万ドル)、9%アップ
GAAP収入―TAC(トラフィック獲得コスト)を除く:14%アップ.
グループ全体での検索:15%アップ
グループ全体でのディスプレイ:16%アップ
企業の広告予算は全体として減少するかもしれないが、オンライン広告が〔他の広告に比べて〕費用対効果が優れていることが、減少への歯止めとなるでしょう。
AT&TとRogersとの戦略的提携による広告収入シェアのモデルが影響している。ポータルとしての収入の減少の影響が出てくるでしょう。2008年全体では収入は頭打ちになる見込み。今年後期の対前年比では落ち込みが予期される。
アメリカ国内収入 TAC除外 17%アップ
国際 7% アップ
従業員 1万4800人
08会計年度の事業展望
決算を一般会計原則準拠(GAAP)に変更(人員、AT&T支払い、MSFT関連費用を除外)
GAAP: $7.2B(72億ドル) から$8B(80億ドル)
オペレーティング・キャッシュ・フロー: $1.1775B(11億7750万ドル)から$2.025B(20億2500万ドル)
フリー・キャッシュ・フロー:$900M(9億ドル)から $1.050B(10億5千万ドル)
CapEx:$675M(6億7500万ドル) から $775M(7億7500万ドル)
従業員:1万3800人。2007年末の1万4300人から減少。(600人の新規採用を含む)。
Q&A
Q:現在の長期財務計画では収入の伸びは20%とされている。これはオンライン広告の伸びを上回るが?
A: [ガイダンスの数字を維持する旨回答]
Sanford Bernstein:TAC〔トラフィック獲得費用=検索キーワード広告の掲載者に支払う費用〕はグロス収入に対する割合が減少しています。これは広告掲載条件がよくなっているのか、ネットワーク・ビジネス自体がスローダウンしているのか?
A: TACの率は全体として4%前後に下落しました。世界での平均的TACは依然7、8%ある。われわれはTACの率は依然上昇傾向にあると思う。われわれがネットワークでのディスプレイ広告ビジネスを構築している間にライバルも同様にしている。競争していかねばならない。
Q:Right Mediaと旅行その他の分野で不振なのでは?
Sue:われわれは余りスペースの広告を保証なしとしています。昨年秋、われわれはRight Media(余りスペース広告)でこの分野に参入しようとしました。われわれはクラス2(あまりスペース)広告で顕著な成長を見ています。収入、CPMともに大きく伸びている。この分野で収入はほとんど倍増しています。
Q:グループ全体(Owned and Operated)で20%から10%に減少していますが?
Decker:その通り。以前は20%の成長でしたが、現在は10%です。しかし、クリックスルーの収益に関しては十分満足していまっす。しかし将来、大きく期待できる要素は、このマーケットでのさまざまなローンチです。CPC入札価格の仕組みの変更が先週行われましたが、これは今期の営業成績には影響しません。
Mark Mahaney(Citigroup):アジアの関連会社について戦略面で質問。アジアのグループ企業は長年Yahooの重要な資産となってきたが、今後これらの資産、特にAlibabaとYahoo Japanについて何か青写真があるのか?
Jerry:Yahooの戦略的価値を考えるとき、われわれが中国と日本において築いた地位はいくら高く評価してもしすぎることはないと思います。二度と再現できるようなものではないでしょう。これは希少価値です。この点については投資家に引き続き重要性を訴えていきたい。
Q:AMP(広告管理プラットフォーム)ですが、他のネットワークが参加しようとする場合、アーキテクチャーはどれくらいフレキシブルでしょう? 誰かと検索でパートナーを組んだ場合は?
Sue Decker:AMPのアーキテクチャーの根本的なコンセプトは交換です。どんな広告ネットワークでも、オープンでさえあればAMPに参加して取引を始めることができます。Yahooの広告在庫を利用することもできます。われわれはプラットフォームをできるかぎりオープンにしており、他の広告ネットワークも同じようにオープンである限り、AMPのマーケットに参加することができます。
検索機能の部分についていえば、今日のAMPはディスプレイ広告用のプラットフォームです。われわれのロードマップにはさまざまな広告在庫、現在は検索広告と考えられているような広告もサポートしていこうという計画が織り込まれています。われわれは検索もディスプレイも今後次第に統合されていくと考えています。事実これがわれわれが双方の販売組織を統合した理由でもあります。
Q:国際オペレーションからの収入の増加は7%でしたが、これは何か一時的現象によるものですか? そうだとすれば割合は? またマイクロソフトの買収提案によって顧客が出稿を控えるようになっとすればその割合はどれくらいですか?
A:一時的現象ではありません。国際オペレーションの成長に関して実際に影響を及ぼしたのは質の悪いアフィリエイトを排除したことによるものです。ディスプレイの成長は力強いので、時間とともに改善するでしょう。.
Jerry:われわれのビジネスは引き続き非常に力強く運営されています。マイコロソフトの提案に伴う不確定な要素はありますが、われわれはそれに不必要に惑わされず、着実に本来のビジネスを進めています。ほとんど悪影響らしいものはありません。この四半期は非常に満足すべき成績でした。われわれにはこうした効した好成績が必要だとわかっていましたが。
Q:現在のアメリカ経済の弱体化はディスプレイ広告だけに影響していて、検索広告には及んでいないと思いますか?
A:旅行、金融、小売業では検索でもディスプレイでも変わらず弱いです。しかし、それ以外の分野では力強い成長をみせています。弱い分野では検索、ディスプレイを通じて弱い。 しかしインターネットはメインストリームの広告媒体へと成長しつつあります。それで1株あたり売り上げも15%の伸びをみせています。
Q:検索の売り上げをどうやって60%から70%も増加させることができたのか? また財務計画の収益予想を上方修正できたのは経費節減によるものか?
Sue:あなたのいう60%から70%というのが何を指しているのかよくわかりません。もしcomscoreの数字のことだったら、われわれはライバルとの比較テスト始めいろいろなフィードバックから数字を得ています。われわれがPanamaをローンチしたとこには差は100%近いと思っていました。われわれはアメリカ国内では差を30%詰めることができたので満足しています。あと、60%から70%が残っています。またアメリカ国内マーケットでの有料クリックも強い伸びを示しています。
Q:ディスプレイ広告の成長を促すために何をやっていますか?
A:主要なカテゴリーで引き続き1位を守ること。Shineのような新しいカテゴリーをローンチすること。われわれの長期の目標としては次の3年間にわたって12% の年間平均成長率を維持することです。BuzzにせよFlickrビデオにせよ、これまで発表されてきた新企画はすべてこのさらなる広告獲得という目標を達成するためです。
カンファレンス・コール、終了
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi + Namekawa, U)
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2008年 4月 25日 at 7:49 am