Salesforceの株価が、今日、10%上昇して過去最高を記録した(Nasdaq平均は1%ちょっとの上昇)。この会社の時価総額は$743M(7億4300万ドル)上がって$8.06B(80億6000万ドル)となった。どうしてこれほど跳ね上がったのか? じつはこの上昇を裏付けるような公開情報やニュースは何もない。
ある未公開株投資会社の関係者は、これがGoogleによる買収話に煽られたものだと言った。それに空売り筋(Salesforceはこの手の投資家が多い)はポジションをカバーするように動くだろうから、噂の効果を大きくする。今日の取引は292万株で平均より55%も高かった。
1週間前、GoogleとSalesforceは、Google Apps(Docs、Calendar、GmailとGtalk)とSalesforceのオンライン・エンタープライズ・アプリケーションとの広汎な統合を発表したが、それはある情報筋によれば、さらに重要な関係のためのテストに過ぎない、という。
もしGoogleがSalesforceを買収することになれば(お断りしておくが、われわれは未公開株投資関係者による噂以上の情報は得ていない)、利益の希釈化を回避するため、現金取引となる可能性が高い。Salesforceの株価収益率は319倍で、Googleの32.66と比べると目立って高い。シスコやオラクルも関心を持っているが、マイクロソフトは関心がないと言われている。
この噂で興味深いのは、われわれがシリコンバレー筋から得た情報はすべて、そんなことは起こりっこないとしていることだ。 Googleのコーポレート・デベロップメント・チームは今、別のもっと小さい案件でかかりきりだという。それに買収の前奏に過ぎないとしたら、わざわざ時間をかけて先週発表したような複雑な事業提携計画を練り上げようとするだろうか?
Salesforceの第1四半期の業績は5月6日に発表される予定。
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(翻訳:Namekawa, U)




