無料で楽曲とFlickrのマッシュアップを行う個人営業のサービス会社「MyPlayList」(今月の初出)が会社を市場に出した。ただ一捻りあって、株式の過半数(51%)をグッド・ホーム(良き持ち主)に無料で提供すると言っているのだ。
同社を立ち上げたフランス在住イギリス人AngentBleuは以下のように書いている。:
このアプリには人気デスティネーションになる可能性が絶対あると信じてます(同じ業界のアプリケーションはどこも非常に大きなチームと天井破りのバリュエーションを抱えています)が、このプロジェクトは自分ひとりの手で管理できるようなものだとは僕も思っていません。
今までは外部から出資も受けず一人孤独に“独立系デベロッパー”として自分の小さなアプリケーションを開発してきましたが、このアプリがひとり立ちできるまでブートストラップする(自己資金で続ける)のは趣味でやるならいいんですけど…。― 既に大変な成功を収めたディスラプティブな企業のアーキテクトとしてやってきた経験から、僕も新台頭のテクノロジーの前に立ちはだかる困難が山ほどあることを痛いほど実感中です。
そこでビジネスや政治の野心がゼロの僕としては、そんなもので苦しむぐらいなら、今まで通り自分が一番好きな開発とハック、これを主体にしっかり取り組んでいきたいんです。特に今は他にも、この業界のゲームを変えるぐらいすごいと思うプロジェクト(ビジネスモデルは実証済みの事業です)もいくつか開発中なので。
そんなわけで、こちらも進んで株式の51%を譲り、MyPlayListのコントロールをフルに預けられるパートナーを探すことにしました。これと引き換えに、さらに大きくダイナミックかつエキサイティングなチームの一部に組み込んでもらうことが条件です。 そういう環境なら僕も未知の可能性を秘めた事業の開拓・開発に(サポートを得ながら)引き続き取り組んでいけると思うし、その方がディスラプティブな会社の“管理”の重荷を背負うよりマシだと思います。
個人が匿名でやっているスタートアップは、次段階に事業の飛躍を図るところで金融と人材の両面で毎度ハードルにぶつかるものだ。 彼の場合、計算されたリスクだが面白い実験だと思う。事前の現金投資も受け取らずに誰か他人に会社のコントロールを受け渡して平気な人がどれぐらいいるか僕には分からないけど、その点、AngentBleu氏はサイトを次段階に引き上げてくれるチームになら進んでコントロールを譲るし、その方が彼自身の利益にもなると踏んで賭けている。
詳しくはこちら。興味のある団体の方は簡単に提案概要をまとめ、宛て先「support (at) myplaylist (dot) biz 」までお送りください。
[原文へ]
(翻訳:satomi)




