2008年4月30日

MSがLinux戦の手を休め、大きなボディロック的抱擁を仕掛ける

Erick Schonfeld

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linux-penguin-small.pngペンギン愛の目覚め? 長年Linuxを叩き、その優れた有用性を否定してきたマイクロソフトがこのところ戦術を変え、欧州規制当局をなだめる試みかもしれないが、もっとオープンになろうと努力している。今日(米国時間4/29)これから発表する新データセンター管理用ツールのベータ版では驚くなかれ、企業の一部がWindows以外のものをサーバーで動かす可能性も念頭に置き、Linuxフレーバー2種(Red HatとSUSE)、Unixフレーバー2種(HP-UXとSun Solaris)も全部ひとつの管理用コンソールからサポートできるようにした。この新ソフトの名前は「System Center Operations Manager 2007 Cross Platform Extensions」。うん、僕も覚え切れないね。

マイクロソフトがここで伝えようとしているのは、Linuxがどこにも去らないという認識に基づき、対Linux戦争の戦術を変えたということだ。つまりLinuxが倒せないなら、いっそMSソフトで全サーバーを管理できる方法をIT人向けに提供し、愛の真綿で締め殺しにしようというわけだ。が、HPのOpenview、Tivoli、BMCも既にその機能を提供しており、やや出遅れ感も否めない。 だがマイクロソフトなら価格と使い易さで競い、ここに攻め入ることも可能だろう。

オープン性と他のソフトウェアを抱き込むことは、発想としても素晴らしい。MS新データセンター管理用ソフトはWeb Services for Management やOpenPegasusをはじめとするオープン標準にも対応している。またさらにMicrosoftでは新バーチャリゼーション管理用ソフト「System Center Virtual Machine Manager 2008」も発表するが、そちらはIT管理者がMS独自のバーチャルマシンもEMCの人気製品VMWareのバーチャルマシンも両方とも管理できるものだ(現実の物理的サーバー1台の上で行う作業を効率良く沢山のバーチャルな作業に分割・差別するバーチャリゼーションは今やデータセンターでは大きな潮流となっている)。詳細が知りたい方はプレスリリース(英文)でどうぞ。

[原文へ]

(翻訳:satomi)

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