メジャー・スポーツ業界は、ホワイトスペース〔テレビ放送のデジタル化に伴って生じる周波数の空白帯域〕の使用はワイヤレス・ヘッドフォンの利用を妨害し、結果としてスポーツイベントを損なうと主張、Googleの「WiFi 2.0」計画に反対の意向を表明した。
National Football League、Major League Baseball、National Association forStock Car Auto Racing、National Basketball Association、National Hockey League、National Collegiate Athletic Association、PGA Tour、およびESPNを代表するSport Technology Allianceは、FCC(連邦通信委員会)を訪れ、ホワイトスペース・ワイヤレス機器の販売を行おうとしているIT企業に対し、ワイヤレス・ヘッドフォンと干渉しないことを証明するよう義務づけることを要望した(すでにワイヤレス・ヘッドフォンはホワイトスペースで使用されている)。Sports Video Groupのエグゼクティブ・ディレクター、Ken Kerschbaumerは、派手な言い回しで次のように議論している。
われわれは、携帯装置がライブスポーツイベントにもたらす致命的な混乱と妨害を深く憂慮しております。こうした装置は、コーチや主催者が使用しているヘッドセットのような無線通信システム、レフェリーがペナルティや判定を告げるマイク、ジャーナリストが選手やコーチにインタビューする際に使用するマイクを使用不能にするものです。…無線ホワイトスペース機器が引き起こすいかなる障害も、米国のスポーツイベント番組に重大な損害を与え、何億というスポーツファンに悪影響を与え、これらのイベントから得られる完全な感興の享受を不可能にするものです。もしFCCが無線マイクの保護に失敗すれば、スポーツファンが真の敗者となることは疑いの余地はありません。
このグループは、とくにGoogleの提案を攻撃対象としている。この案では、従来の無線マイク利用者に、ホワイトスペース機器の通信を抑圧する「ビーコン」の購入と設置の負担を負わせているのが不当だと主張している。
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(翻訳:Namekawa, U)




