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2008年5月4日

Facebookのメッセージングには緊急手当てが必要だ

Michael Arrington

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Facebookの中で「メッセージ」と呼ばれるメールが、個人用・仕事用を問わず生産性ツールとして使えなくなってきている。最初にFacebookに参加した頃はとくに問題はなかった。数人の知り合いがいるだけで、たまに挨拶を送る以外の用途に使うことはなかったからだ。

しかしとくに技術分野に関連する人々の間でFacebookの利用者が増え、メッセージのやり取りをすることも多くなってきた。多くのコンタクトと連絡を取るにはFacebookのメッセージングが唯一の手段となり、会話のやり取りをするプラットフォームとなってきた。TechCrunchに直接メールを送る代わりに、アントレプレナーたちは私をFacebookの「友達」に登録して、話を投げかけてくるようになった。

これらのメッセージを無視すれば、情報の鉱脈を全滅させてしまうことになるかもしれない。しかし機能が貧弱に過ぎ、Facebookのメッセージで行えるのは、「TechCrunchのアドレス宛にメールを送って欲しい」と可能な限り素早く伝えることだ。

スターターにとって、電子メールを開くのすらタイムラグたり得る。Facebookは成長するに従って全体的にスローになり、とくにメッセージングにおいて顕著になっている。私個人に関しては、メッセージのインボックスを開き、5~10のメッセージを新しいタブで開き、読み込みが終わった頃に見直してメッセージを読むといった具合だ。

Facebookのメールでは、転送する、フォルダーに入れる、タグを付ける、アーカイブするといったこともできない。メッセージの検索や、ソートも全くできない。なので昔のメッセージを見つけ出すことは事実上不可能だ。もし1日に20以上のメッセージを受け取り、新たなものが到着するたびにチェックすることができないなら、いくつかは読む前に次ページに隠れてしまい、永遠に失われてしまう。

もちろん最新の機能などついているわけがない。OutlookやMacのMailなどの別アプリケーションでFacebookのメールを読むために、POPやIMAPでアクセスすることはできない。添付ファイルも送ることができない。Facebookのユーザーに普通の電子メールアドレスを与えて、「メッセージ」を利用せずにメールを受信できるようにした方が良いのではなかろうか。どちらを使うかはユーザーが判断できることだ。

Facebookはメールに多少の変更は加えてきた。2007年8月には外部の電子メールアドレスにメッセージを送ることができるようになった。2007年12月には通常のメールアドレスに送る通知メッセージに、メッセージを付加するようになった(以前はメッセージのリンクをクリックしなくてはならなかった)。

しかしほとんどの機能については従来のまま放置し、チャットやニュースフィードの機能追加にフォーカスしていた。

Facebookにとっての最善策はAPIを通じてメールにアクセスする機能を持たせ、ソートや検索、その他メッセージを管理する機能をもったアプリケーションをサードパーティーに作らせることだろう。しかしその選択肢はないだろう。Facebookは革新的ではあるが公認されていない方法によってユーザーの抱える問題を解決するサードパーティーのアプリケーションに対して、あまり寛容ではないのだ。

しかし、何かが為される必要がある。Facebookはメールを、自らで、あるいはサードパーティーに依頼して修正しなくてはならない。「修正」というのは基本的な機能を追加することで、標準的なプロトコルを利用してメッセージのエクスポートを行うことができるようにし、Facebookのユーザーにメールアドレスを付与して外部からメッセージを読むことができるようにするということだ。

Facebook内部の人との交わした話に基づけば、既に作業は始まっている。しかしFacebook Chatの非常に閉鎖的な手法に基づいて考えれば、彼らができるだけ多くの行動およびデータを、Facebookサーバー内部に止めて置きたいと考えているのは明らかだ。この考えはぜひとも改めてもらいたい。Facebookメールを自由に、野に解き放ってもらいたいのだ。

私個人のメールの使い方が標準的でないのはわかっている。たいていの人は私と同様のフラストレーションを感じてはいないだろう。しかし、最終的には大勢のフラストレーションは私と同じレベルになる。この問題に対しては、後でではなく今取り組んだほうがはるかに良い。

それに…だ。もしFacebookがメールに関して真摯に取り組むなら、即座に、そして直ちにこの分野における有力プロバイダとなることができる。Yahooその他が狙っている、電子メール製品の周辺分野でソーシャルネットワークの未来を構築しようとする方向に乗り出す追い風となるだろう。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

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