最近行われたFCCによる700MHz携帯周波数帯のオークションで、Googleはこれまで運動してきたオープン化に関するルールが確保されるようにするためだけに、誰が勝とうともGoogleが政府に$4.6B(46億ドル)を少々超える額を支払うというリスクを負った。オークションにはVerizonが勝ったが、ではこの周波数帯で構築される将来のワイアレスブロードバンドネットワークでは、あらゆる機器およびあらゆるアプリケーションが使えるようにしなくてはならないのだろうか?
GoogleはVerizonが抜け穴を見つけ出すのではないかと危惧し、Verizonにルールの遵守を徹底させるよう、金曜日にFCCに請願を行った。抜粋して引用する(末尾に全文を掲載した)。
委員会の「オープンアクセス」ルールにより、Cブロックのライセンスにおいて「利用者の選択する機器およびアプリケーションの利用を制限してはならない」ことは明らかである。また、このルールは「電話機の持つ機能を制限してはならない」ことも明示している。したがってこのルールによって、利用者に対してアプリケーションの機能を制限する電話機を販売してはならず、またこのルールはCブロックのライセンスを利用するすべてのものに適用されるものである。
この明確なルールにもかかわらず、Verizonは同社の電話機をオープンアクセスから切り離す立場を取ってる。Verizonは同社以外から購入した機器を使ってオープンプラットフォームにアクセスする利用者には”Door No. 1″を使わせ、同社から購入した機器を使う利用者には”Door No.2″を使わせることができると信じている。
Googleの主張は偏執的なものだろうか。実はそういうわけでもない。ルールには大きな抜け穴がある。すなわちVerizonはネットワークのパフォーマンスに悪影響を及ぼすと判定した機器およびアプリケーションをブロックすることができるのだ。
どちらにしてもVerizonは、オークションに勝利した後、オープンアクセスルールをどのように遵守していくのか明らかにはしていない。オークションの勝利に満足してはいないようだ。オークションの前にはルールの撤廃を試みてもいた。
また、Verizonが昨年秋に既存ネットワークの「開放」をアナウンスしたときも、結局のところ二層構造のものだった。Verizonの通話やアプリケーションが優先的な扱いを受け、他の利用者はネットワークで区切られた別の場所に追いやられていた。Verizonの言い分は(もうおわかりか)やっかいな未承認アプリケーションおよび装置がネットワークを混乱させるのを回避するためというものだった。
Verizonが700MHz帯のネットワークを構築する際に、同様の論理でオープンアクセスルールを骨抜きにしてしまっても驚くには値しない。Googleはいろいろと申し立てを行うことはできる。しかしそれが役に立つとも思えない。
(Photo by Jurek Durczak).
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(翻訳:Maeda, H)
