「先駆者」たちもGoogle、Facebook、SkypeよりMicrosoftを使ってるけど、時間にするとどのくらい?
by Jason Kincaid 2008 年 5 月 9 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

IT分野の「先駆者」たちがコンピュータを利用するとき、どのようなアプリケーションやウェブサイトをもっとも利用するんだろうか? 答えはMicrosoft Outlook、Microsoft Office、およびMSN Messenger等で、一般の人たちとほとんど変わらない。これはRescueTimeという生産性計測ツールで、デスクトップ上で実行されるすべてのアプリケーションの利用時間を計測したデータに基づくものだ。Y Combinatorの出資によるスタートアップが、30,000人のユーザ(ほとんどがIT分野の「先駆者」たち)から集めたデータを特別に見せてくれた。総計475,190人時になる膨大なデータで、実際の利用状況を示している。

Gmail、Facebook、およびSkypeがなかなかの数字を示しているが、Microsoftのデスクトップアプリケーション群の後塵を拝している。但しMicrosoftのウェブサイトは全く統計に表れていない。つまりは「先駆者」たちの間でも、まだデスクトップアプリケーションが支配的で、ウェブアプリケーションが日々の利用率において徐々に地歩を固めつつあるといったところ。OutlookとWordに続いてGmailが3位、Facebookが6位、Google検索が10位、iTunesが11位、そしてSkypeが16位となっている。

Googleの全アプリケーションおよびサイトの利用時間を足し併せると、統計データに含まれるコンピュータ利用者利用時間の17%を占めることになる。しかしMicrosoftのアプリケーション利用時間を足すと41%になる。つまりはGoogleにもまだ追いつくために努力の余地があるということだろう。

免責条項:ここに掲載しているデータは科学的なものというわけではない。データのほとんどは「先駆者」たちのものだが、これは私たちの利用開始に先立って、いったい何が便利なのかを示してくれる人だと考えて良い。つまり彼らは炭坑のカナリアなのだ。またこの統計は地域的にも偏ったものだ。データの40%のみが米国ユーザーのものだ(全体の60%が英語を話すユーザーのもの)。また国際的な市場シェアを見れば10%に過ぎないMacユーザだが、統計データ対象の35%がマックユーザーとなっている。

さて、では利用時間に基づくトップ20アプリケーションおよびウェブサイトの分析を見てみよう。

トップ 3

リストのトップは当たり前すぎて面白くない。Outlookがコンピュータ上での全ユーザ利用時間12.4%で君臨し、MS Word(9.4%)およびGmail(6.6%)とともにトップスリーを形成する。驚くべき点はない。

チャット

チャット分野での主権争いはMSN Messangerが4.14%で断トツ。2位の倍以上となっている。Adiumが上位に入っているのは、この統計に標準より多くのMacユーザが入っていることを示すもの(Macユーザの間では断トツ首位のチャットクライアントだ)。

ウェブサイト

Wikipediaの英語サイトに3倍近くの差を付けて、Facebookの圧倒的強さが光っている。Twitter.comの利用時間も注目に値する(これはサイト自体の利用時間でAPI経由のものは含まない。API経由ではさらに10倍利用されているそうだ)。この統計対象グループではNYTimes.comよりもDiggの方が人気があり、ゲームサイトのKongregateもなかなかの成績を収めている。TechCrunchはYouPorn(NSFW)の直下に位置するが、まあ悪い成績ではないと思う。

全体的に見ると、RescueTime利用者は44.6%の時間をコミュニケーションサービスに充て、仕事関係のアプリケーションに大差を付けている。一般的な利用者を対象とすれば、この傾向はもっと顕著になるだろう。RescueTimeの利用者は、より業務に集中しようとしている(とりあえず理論上は)と考えられる。


以下に見せてもらったスプレッドシートすべてを貼っておく。コメント欄にてさらに突っ込んだ分析があればと期待している。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

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