新たな画像検索エンジンPicitupにはお遊びの整理も必要だ
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by Roi Carthy on 2008年5月13日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

画像検索および画像認識はコンシューマ向けのインターネット技術の「聖杯」のようなものだ。Picitupはパブリックベータを公開し、この冒険の世界に飛び込んできた。

Like.com(以前はRiyaという名前だった)は類似性に着目していたが、Picitupは類似画像を取得することに注力するもの。この区別は重要で、利用者に与えうる価値や最終的に生み出されるビジネスモデルの点で、両者の辿る道は完全に異なるものとなる。

Picitupの画像検索はまず、GoogleあるいはYahooに検索文字列を実際に問い合わせることで開始する。Picitupは検索結果を得るのにかかる速度および検索の質を判断し、GoogleあるいはYahooどちらかの検索結果を表示する。利用者はこの結果を見て、どの画像に基づいて類似画像の検索を行うのか、外見、製品、構図、および色(Face、Product、Landscape、Color)のいずれでフィルタリングを行うのかを決めることができる。分析はリアルタイムに行われ、独自に開発した色空間のパラメータを含む、100以上のパラメータを利用して行われる。

Erickの最近の発言

検索エンジン市場で戦っていくのは難しい。しかしひとつの方法として多くのスタートアップが採用するのは、既存の巨大サーチエンジン群を使って、検索結果やインタフェースの改良を行おうとするものだ。スポークを追加すれば済むのに、なぜ車輪の再発見までを行おうとするんだろうか?

実際的な観点で言えば、GoogleやYahooなどに頼るのは悪くない。しかし検索結果に基づいて加工することを禁じられてしまうと、Picitupが最終的に提供する結果の質が大いに低下してしまうことには着目しておいて良いだろう。

Picitupによれば、従来は画像を見つけるのに10ページ分検索しなければならなかったが、それが2ページで済むようになったとする。しかしやってみると類似性判断の信頼度は不安定なものに思える。Ford Focusを検索した結果はなかなかのものだが、Running Shoeで行った検索は似ても似つかないものが検索された(訳注:既にチューニングされ、なかなかの検索結果が表示されているようだ)。尚、類似性の比較は画像の左上方面を中心に評価されることにも注意が必要だ。

もうひとつ、やや幻滅させられたのはCelebrityMatchUpだ。ベータ版ゆえに、ちょっとしたお楽しみで付け加えた機能なのだろう。自分の写真をアップロードして、似ている人をPicitupに提示してもらうもの。これはぜんぜん機能していない。Michael Arringtonの写真をアップロードすると似ている人としてBarack ObamaとJohn McCainが表示された。それはないだろう?


Erick Schonfeldの写真でもちょっと試してみたくなる。Erickの奥様は、自分がKevin Costner似の男と結婚したと知って喜んでくれるだろう。しかし画像マッチングに強みを持つと主張する企業として、Picitupは開けてはいけないドアを開けてしまったのではなかろうか。

共同設立者でCEOのAlon Atsmonは同社の技術を、広告収入と商取引サイトに組み込んで利用するために検索エンジン部分のみを供与するライセンス収入によって利益を得ていくのに十分な競争力を持つと考えているようだ。

真実を言えば、私のPicitupに対する第一印象は必ずしもポジティブなものではない。しかしAtsmonはいくつもの企業を立ち上げてきており、この面では楽観的で、そしてPicitupに対する評価を固める前にしばらく成長を見守ってみたい。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

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