ソーシャルパブリッシングをリードしつつあるWetpaint
Michael Arrington
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シアトルに拠点を置くwikiを利用したスタートアップであるWetpaintは、デザインとユーザビリティの点で常に一歩先を行っていた。サービス開始してから2年、実際的なサービスでユーザを引きつけ始めた。
Wetpaintのプロダクトはwikiだけでなく、ソーシャルネットワーク風の機能も持ち(プロフィール、友達、等)、フォーラムのような機能も加え、そして最近には写真のアップロード機能も加えるなど、徐々に機能を拡張している。多くの点で、純粋なwikiサイトであるWikiaよりも、利用者が簡単にソーシャルネットワークを作成できるNingに似ている。
Wetpaintは$14.8M(1480万ドル)に増資したばかり。参考までにNingは$104M(1億400万ドル)。しかし利用者の点でみると、両者ははるかに接近したところにいる。
Comscoreによれば3月にNingを訪問したユニークビジター数は380万で、Wetpaintは300万だった。Wetpaintによれば、現在900,000のwikiサイトが利用されており、月に2,000ずつ増えているとのこと。Ningのソーシャルネットワーク数は263,000に過ぎない。Wetpaintでは300万ページのコンテンツが展開されているという。
Comscoreのレポートでは、Ningのトラフィックは依然としてWetpaintを上回り、月間9000万ページ対1800万ページという状況だ。しかしWetpaintはwikiを無料で利用者の独自ドメイン下で展開することを認めている(Ningも独自ドメインでの運用ができるが、月間利用料が発生する)。Wetpaintは、同社で展開される大規模サイトのほとんどは独自ドメインで運用されており、多くのトラフィックがComscoreの集計には現れてこないと主張する。Wetpaintはページビューの観点からも、まだNingには及ばないだろう。しかし急速に拡大しているのは間違いない。
Wetpaintは現在70のスポンサーサイトを運用している。これはブランドないしイベントプロモーションのサイトで、スポンサーによって、あるいはスポンサーのために作成されたもの。一例を挙げるとHPはWetpaint上にwikiコミュニティを開いている。また、Showtimeはすべてのショーのwikiを運用している。たとえばThe Tudorsのものはこんな感じだ。
Ningが資金集めおよび同社のプラットフォームを利用するネットワークの拡大の点で成功していることは間違いなかろう。しかしWebpaintがNingに対抗して独自の地位を占めることになっても、それは驚くようなことではない。WetpaintのCEOであるBen Elowitzは、他のソーシャルネットワークサイトとWetpaintの違いの一部を次のように説明する。すなわちWetpaintの利用者はニッチなコミュニティに集い、写真や動画の共有などにとどまらず、自身が魅力的だと感じているものを中心に据えて、自らがコンテンツを作り出している。
Wetpaintでは他のプロジェクトも進行中だ。たとえば少し前に記事にしたProject Balcoだ。これは埋め込み型wikiのプロジェクトだが、まだ詳細は明らかにされていない。
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(翻訳:Maeda, H)
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2008年 5月 19日 at 3:35 pm