TheFundedは今日(米国時間5/19)、ベンチャーキャピタリストの格付けリストを発表した。格付け評価はそのベンチャーキャピタリスト(VC)に売り込みを図ったことがある起業家(実名、匿名双方の)によるレビューに基づくものだ。
それではこのリストで上位にランクされたVCから資金を調達しようとするべきなのか? 答えはノーだ。こんな格付けには意味がない。 スタートアップの選択、育成、売却でもっとも優秀な成績を残しているVCの何人かはこのサイトで最低の評価をされている。こういったレビューの結果は良い方だろうと悪い方だろうとたいした意味はない。出資を断られた起業家は失敗を必ず誰か他人のせいにしたがる。その怒りのはけ口にちょうどいいのがThe Fundedのようなサイトだ。一方で出資を受けることに成功した起業家もTheFundedにやってきて「いかに優れたVCか」と賞めちぎる。結局、TheFundedの投稿は面白い読み物ではあるが、評価自体は互いに矛盾していて価値がない。
VCが会議に10分遅刻してきて、飲み物も出さなかったからといって、そんなことを本当に気にするのか? 逆にVCが親切にしてくれたからといってその人物から出資を仰ぐ理由になるのか?
こう考えてみるとよい。もしVCが「この続きはいずれまた」など言って会議を中座したとしたら(これは間違いなく「この案件はパスだ」という意味)、かえって起業家のためにもなるのだ。どうせダメなら時間を無駄にさせないでくれた方がいい。TheFundedでぐたぐた愚痴をこぼしていないで、〔ベンチャーキャピタルの本社が密集している〕Sand Hill Roadの別のVCを訪ねて新たに売り込みを図ったほうがずっと建設的だ。
ビジネスそのものの内容に注意を集中したまえ。運がよければ資金調達の過程でいくつかのVCの間から選ぶことができ場合もあるだろう。いちばん実績のある相手、いちばん条件の良い相手を選べばよい。オフィスに寄るとカフェラテを出してくれるなどということを基準にすべきではない。目的は会社を成功させることで、おだてられていい気になることではないのだ。
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(翻訳:Namekawa, U)




