これから流行るのはクラスター・コンピューティングだ。GoogleとYahooはそれぞれ自社のウェブサイトを膨大な数のクラスター化されたサーバ群の上に分散配置している。今日(米国時間)ステルスモードから表に出てきたAster Data Systemsというスタートアップは大規模ウェブサイトに対してクラスター・コンピューティングによるウェブ統計分析サービスを提供する。大口顧客の一つ、MySpaceは100のサーバー・ノードによるクラスターを利用してどんな楽曲やビデオ、機能がバイラルに人気を得ているか、どんなコンテンツがどれくらいユーザーに利用されているかをを分析、記録するデータベースを運用している。このためには毎日1TB(テラバイト)のデータを処理しなければならないという。AsterのCEOで共同ファウンダーのMayank Bawaは次のように説明している。
GoogleとYahooはこのためのインフラを独自に開発しました。それ以外のサイトにはこの機能がありません。そこでわれわれはきわめて容易に大規模化できるデータベースを大量生産品のハードウェア上で運営することにより非常に低コストで提供することにしました。
Bawaと共同ファウンダーたちは2005年に起業したときにはスタンフォード大学の博士課程の大学院生だった。彼らは2005年の11月に$1M(100万ドル)程度のエンジェル資金を集めるのに成功した。出資者はスタンフォード大学のコンピュータ科学科の教授、David Cheriton、First Round CapitalのJosh Kopelman、(JungleeとKosmixのファウンダー)Anand Rajaraman、そしてスーパー・エンジェル投資家のRon Conwayといった面々だった。CheritonはまたGoogle創立時のエンジェル投資家の1人でもある。続いて2007年5月にSequoiaCapitalが単独でシリーズAラウンドの資金調達を引き受けた。同社は金額を明らかにしていないが、おそらく$5(500万ドル)程度だろうと噂されている。
Kopelmanは投資の理由について次のように説明している。
Aster Datahaは既存の大量生産品のハードウェアを利用して強力で、自己管理され、拡張が容易なデータベースシステムを構築し、クライアント企業の膨大な情報から深い洞察を引き出すことを可能とする高度な分析を提供します。こうした巨大なデータの分析には、従来何日もかかっていました(あるいはそもそも不可能でした)。今やこれが分、時間の単位で処理可能な日常の業務となっています。Asterは毎日何十億というイベントを処理することによってクライアント企業にすでに大きな利益をもたらしつつあります。
データがすべての世の中だが、旧来のデータベースではデータ量の爆発に追いつけなくなっているようだ。

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(翻訳:Namekawa, U)





