Ztailは、あらゆる品物の査定サイトを目指す
by Jason Kincaid on 2008年5月20日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

誰でも1つは持っているだろう。90年台中頃から棚の奥で埃をかぶっているあれ。きっと何かの価値があるに違いない、と思いながらもeBayに出したら99セント(プラス送料、運が良ければ)しかつかないのが怖い。だからそのままそこにある。Ztailはこの問題に終止符を打つべく、サイトを改訂してこの世のありとあらゆる物の価格ガイドになろうとしている。

コンセプトとしてはこのサイト、Antiques Roadshow[なんでも鑑定団]と、The Price is Right[値段当てクイズ]とeBayを合わせたようなもの。品物を査定しようとするユーザーは、説明文を入力するか、Shopping.com提供の100万項目以上の商品写真と説明から選ぶ(ユーザーが修正することも可)。すると品物がZtailの「Get Worth」プールに追加され、他のユーザーに公開されて意見が求められる。売り手はZtailウィジェットを作って、ブログやSNSに貼り付けて友だちの意見を聞くこともできる。価格が決まると、Ztailが売り手に対して、あらかじめ決められたテンプレートを使ってその品物をeBayで売ることを許可する。

買い手の側は、ここのリストを熟読して商品の価値がどのくらいなのか見当をつけることができる。つまり、Ztailがあらゆる品物についてのKelley’s Blue Book[中古車価格ガイド]のような位置づけになる。

このサイトはツールであると同時に、競争力ある(かつハマるかもしれない)ゲームにもなる。メンバーが品物の価値を評価すると、価格が平均値と比較されて評判スコアが決められる。ユーザーは、過去のeBayオークションやCriglistのリストや店の価格にリンクを張って提示した価格を検証することによって、信頼度スコアを上げることができる。この機能こそが同サイトの真の可能性が秘められている部分だ。もしカテゴリー毎にプロの鑑定人による本格的なグループを形成することができれば、Ztailは手軽な価格ガイドから、信頼ある情報源になることができる。

Ztailはすばらしいアイディアだが、軌道に乗せるのは大変だろう。質、量ともにかなりのユーザー基盤が確立されるまでは、価格は変動が大きくてみんなの目的地サイトにはなれない。とはいえ市場ではガイドを「無作為データ」として使うこともできる。電子機器のようにはっきり区別のつく商品ならeBayがあるが、それ以外では売り手は市場の言いなりなのだから。

【日本語版編集部より:デモ動画は本家TechCrunchサイト記事にてご覧ください】

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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